対人とは (タイジンとは) [単語記事]

対人とは、人を相手に何かを行うことである。

対人（一般）

対人関係 - 主に顔を突き合わせて行われる人間関係のこと。職場など、毎日顔を突き合わせる相手とは良い関係を維持しておきたい。
対人恐怖症 - 人前で話したり、注目を浴びたりすることに対して不安を覚える心の障害。

対人（ゲーム）

ゲームなどで自分自身以外の人と対すること。対人戦。

対戦相手が人の場合に用いられる。英語ではPVP(player vs player)と表記される。ニコニコ動画などでは対人ではなく対戦などと表記されることもある。対義語は対CPU、PvE(player vs environme nt)など。アナログゲームは人同士で行うことが前提であるため、この言葉が主に使われるのはテレビゲームやPCゲームなどである。

インターネット普及前はゲーム実機の前に2人以上が揃って行うものだったが、2024年現在ではオンライン環境で行われることのほうが多いと思われる。

対人(DARK SOULS) - 攻略を妨害するのではなく、道場と呼ばれる概念のもとに行われる対人戦。配信時のルールなどについては対人(生放送記事)にて記述。

対人（軍事）

対人地雷、対人狙撃銃などが存在する。

主に人を殺傷するのを目的とした火器であり、火力はそれ相応となる。対人地雷などはあえて即死させない程度に火力を抑えられている。一方、戦車などの強固な防御力を持つ対象にはより強力な火力を持つ対物ライフルや対戦車地雷などが用いられる。

対人（創作）

人類に敵対するモンスターなどが登場するファンタジー作品においては、人対モンスターの戦いがメインとなりがちである。しかし、そのような世界観の中でも人対人を想定して訓練を行ったり、装備を調整したりすることがある。

対人を想定したキャラクターや部隊は、モンスターなどに対して圧倒的な強さを誇る主人公などに対するアンチ的存在となることがあり、物語のアクセントとなる。

また、SFなどの現代から未来を舞台にした創作作品では、『機動戦士ガンダム』など現実の軍事の延長として超兵器同士の戦いがメインとなることがあるが、この超兵器が対人兵器として使われることがある。

対人に特化したアイテムやキャラクターなど

対人立体機動装置 - 漫画『進撃の巨人』に登場した対人を想定して作られた立体機動装置。対巨人を想定して作られた通常の立体機動装置とは様々な点が異なっており、メインウェポンは散弾銃となっている。弱点を突かなければ倒せない巨人には無力だが、立体機動装置を付けただけの生身の人間に対しては非常に有効である。
カブルー - 漫画『ダンジョン飯』に登場するキャラクター。人間観察にたけているため、ドワーフやエルフなどの異種族も含めて人と見なせる相手に対してはうまく付き合えるし、敵対したときには弱点を突いて無力化することもできる。その反面、ダンジョン探索時のメイン戦闘となる対モンスターは苦手となっており、攻略には苦戦している。
対人宝具 - ゲーム『Fate』シリーズにおけるサーヴァントが持つ様々な宝具のうちでも、効果範囲が狭かったり、人1人を対象にして効果を発揮したりするもの。攻撃範囲が狭い分、燃費がよかったり、通常の攻撃の他にえげつない副次効果を与えたりするなどの特長を持つことが多い。
バグ（機動戦士ガンダムF91） - 人を殺すことに特化した自立式の無人兵器。モビルスーツと呼ばれる人型機動兵器同士の戦いがメインとなる『ガンダム』シリーズにおいて、明確に生身の人を殺すことを目的に開発された兵器。