尚古集成館とは、鹿児島県鹿児島市にある博物館である。展示内容から公立博物館っぽいが、実は薩摩の元お殿様・島津家一族が経営する会社、島津興業による企業立博物館である。
元はといえば幕末、当時の薩摩藩主だった島津斉彬が日本の興業近代化を目指して工場を作ったのが始まりで、これが集成館と呼ばれる工場群となった。ここでは『開運!なんでも鑑定団』で偽物か時代が新しいと鑑定され視聴者に笑いを提供するよく出品される薩摩焼と呼ばれる焼物やガラス細工の薩摩切子などの輸出用産物、武器弾薬や蒸気船といった当時のハイテク兵器も作っていた。しかし明治維新で武器弾薬とかは国家事業となりお役御免。その建物を博物館としたのが尚古集成館である。
本館はそれ自体が重要文化財&世界遺産に指定されている旧集成館機械工場の中が展示ルームになっている。中は海洋国家薩摩と琉球のつながり、島津斉彬の集成館事業の紹介、近世薩摩藩の紹介を行っている。
仙巌園は旧薩摩藩島津家別邸の庭園を開放したもので、桜島と錦江湾を借景とした雄大な風景を堪能できる。また庭園内に集成館事業の一環として築かれた反射炉の遺構もある。
近くには集成館事業の一環である鹿児島紡績所の遺構と現存する国指定史跡・鹿児島紡績所技師館(別名異人館)や薩摩切子の製造直売所(これも島津興業の経営)がある。
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最終更新:2025/12/06(土) 01:00
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
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