新世紀エヴァンゲリオン～魂の軌跡～とは (シンセイキエヴァンゲリオンタマシイノキセキとは) [単語記事]

新世紀エヴァンゲリオン～魂の軌跡～とは、株式会社ビスティが2010年 3月に発売した5号機のパチスロ機である。

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのタイアップ機。型式名は「新世紀エヴァンゲリオン・魂の軌跡A」。

概要

パチスロ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの第4弾。前作「新世紀エヴァンゲリオン～約束の時～」の後継機である。

「新世紀エヴァンゲリオン」となってはいるが、基本的にグラフィックや演出は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」である。今回は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序」に加えて「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」の演出も多少使用されている。それにともない、新キャラクターである「真希波・マリ・イラストリアス」も登場する。

筐体は特殊な専用筐体であり、下パネル内部には綾波フィギュアが飾られている。また、演出の幅を広げるためにネルフボタンが搭載された。液晶のグラフィックは最近のパチンコ台に迫るくらいの美しさであり、以前のパチスロエヴァシリーズとは比較にならない位である。

本作も次回ボーナス成立まで続く無限 RTを搭載しているが、基本的には枚数の違う2種類のBIG BONUSとREGULAR BONUSで出玉を増やしていくノーマルタイプである事に変わりは無い。前作・前々作に比べると小役(ボーナス中も含む)だけでの設定判別は若干し辛くなったが、S-BIGが成立している時にBARを揃えた場合に流れる3種類あるムービーのうち、どれが選ばれるかに結構な設定差がある。コイン持ちがいいところは相変わらずである。

天井救済機能も同じく搭載されておりBIG後1000G、REG後800Gで前作とは違いほぼ即時無限 RTに突入する。ただし増加速度は前作に比べて緩やかである。無限 RTは3種類あり「暴走モード」「覚醒モード」に加えて「カヲル覚醒モード」が追加された。天井後はまず暴走モードに入り、その後覚醒モード→カヲル覚醒モードへと格上げされる。なお、カヲル覚醒モードは演出が違うだけで性能は覚醒モードと同じ。前作と違い覚醒リプレイしか無いため、通常時から無限 RTに突入する場合は必ず覚醒モードである。

また、新しくショートフリーズ機能が搭載された。
同じショートフリーズでもAT フラッシュの色によって期待度が異なり、虹(BIG確定)＞水玉＞赤＞白の順となっている。ロングフリーズも前作同様搭載されてはいるが1G連時ではなく、1/8192で成立する1枚役(S-BIG確定)を引いた場合に専用ムービーと共に発生する。

滅多に無いことではあるが、覚醒リプレイ重複ボーナスが青7BIGだった場合は設定5以上が確定する。よって覚醒リプレイ重複ボーナスは設定状況なども考慮すると青7BIG以外が濃厚である。前作と同じくREGは無い。

ボーナスの種類にも変更があり、黄7BIGは赤7BIG・青7BIGと同じ払出枚数のS-BIGに格上げされた。
N-BIGは橙7・黄7・青7に変更。REGは青7・青7・赤7と変更無し。

BIG中には若干ではあるが技術介入要素があり、アスカの「チャンスよ！」のボイスが発生した場合は1度だけチェリー・赤７・赤７(通常時は1枚役、BIG中のみ14枚役)を揃える。1度成功すると「チャンスよ！」ボイスはもう発生しない。ボイス発生時に失敗するとスイカが揃う、またはスイカこぼしとなる。なお、今回はチェリーも15枚の払出になったので獲得する。

前作はボーナス終了後1G 目にS-BIGが成立するとロングフリーズ(おめでとう演出)が発生したが、本作にはそれが無くなった。代わりにプレミアム次回予告が発生するが、ショートフリーズ制御と重なってしまった場合はそちらが優先され、プレミアム次回予告は拝むことは出来ない。当然ロングフリーズと重なってしまった場合も同様。