東大阪市花園ラグビー場 単語

ヒガシオオサカシハナゾノラグビージョウ

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東大阪市花園ラグビー場とは東大阪市にあるラグビー場である。

概要

東大阪市園中央公園内にあるラグビー場である。
大阪電気近畿日本鉄道の前身)により1929年に建設された。世界的なラグビー聖地であるイギリスのトゥイッケナムスタジアムを参考に設計されている。長年近畿日本鉄道が管理していたが、2015年近畿日本鉄道から東大阪市に譲渡された。

日本におけるラグビー聖地のひとつであり、「東の秩父宮、西の園」と秩父ラグビー場とセットで称されることもある。全高等学校ラグビーフットボール大会の会場であることから、高校ラグビー関係者からは高校野球における甲子園のようなあこがれを持たれている。

日本が開催となったラグビーワールドカップ2019ではイタリア代表vsナミビア代表戦をはじめ4試合が花園ラグビー場にて行われた。

花園ラグビー場ミュージアムも併設されており、日本ラグビー歴史がわかる展示物が飾られている。

特徴

メインスタンドの第1グラウンド・第2グラウンド・準備グラウンドからなる。多的球技広場が第3グラウンドとも呼ばれているが厳密には園中央公園の施設である。ラグビー試合会場としての使用がメインであるが、サッカーアメリカンフットボール試合会場としての使用も可である。
ラグビーチームである「近鉄ライナーズ」の本拠地として長年利用されてきたほか、近年はプロサッカークラブである「FC大阪」もここを本拠地としている。
東花園駅から花園ラグビー場までの通りは「スクラムロード園」と呼ばれていて、ラグビー関連の店があるほかラグビーボールモチーフにしたお菓子を売るお店もある。

FC大阪の本拠地問題

詳細は「FC大阪・花園ラグビー場整備問題」参照。

花園ラグビー場がFC大阪の本拠地でもあるのは前述のとおりであり、2019年FC大阪東大阪市の間で結ばれた協定では、第2グラウンドがJ3公式戦に必要な座席数となるようFC大阪が費用を全額負担して整備を行うことになっていた。
しかし、工事が全く始まらないまま当初の整備期限の2021年を過ぎてしまったうえ、2022年FC大阪J3へ昇格を決めたため、FC大阪は第1グラウンドを本拠として登録した。その後も第2グラウンドの工事がいっこうに始まらないままFC大阪が第1グラウンドを乗っ取ってしまう形となっている。
2024年FC大阪東大阪市の間で改めて協定が結ばれ、2028年3月までに第2グラウンドを整備しに寄贈する方針となった。

アクセス

近鉄奈良線東花園駅から北に徒歩8分。
近鉄けいはんな線を利用するなら吉田駅から南に徒歩15分。

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最終更新:2025/12/16(火) 08:00

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