東野峻 単語

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東野峻(とうの しゅん1986年7月11日-)とは、茨城県出身の元プロ野球選手投手)である。

概要

田第一高等学校を経て2004年ドラフト7位で読売ジャイアンツ(以下巨人)に入団した。背番号93。

プロ入り後

2007年からファームでセットアッパーとして活躍し、9月13日に一軍昇格を果たす。18日にはベンチから外されるが、原辰徳から「お前は将来巨人を引っっていくピッチャーだ。」と言われ、その言葉は実現し、2008年中継ぎとして活躍する。背番号を17に変更し、2009年から先発ローテーション入りを果たした。防御率は3点台前半であったが援護がなく8勝止まり。投球リズムの悪さに課題を残した。

2010年は開幕から絶好調で4月MVPを獲得するなど前半だけで11勝をマークし、監督推薦オールスターにも出場。後半戦は調子を落とし2勝しかできなかったが、チームトップの13勝を挙げ飛躍のシーズンとなった。

2011年開幕投手に抜されるが、ムエンゴ調子の波もあり、8勝11敗と負け越し、期待に応えきれなかった。

2012年杉内俊哉D.J.ホールトンの加入、宮國椋丞の台頭などに加え、二軍でも全く結果を残せず一軍では1試合の登板のみに終わり、自らのトレード志願もあってオフ香月良太阿南とのトレードで山本和作とともにオリックス・バファローズに移籍することになった。トレード後、その直前に追突事故を起こしていたことが発覚した。

2013年は6試合の登板でわずか1勝。

2014年は一軍登板なしに終わり、オフ戦力外通告を受け、11月15日横浜DeNAベイスターズが獲得を発表した。

2015年は3試合に終わり戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後

2016年からはDeNA打撃投手を務める。

プレースタイル

切れ味抜群のスライダーと常時140km/h中盤は出るストレートが投球の中心。縦のカーブフォークも時折投げる。四球が多かったりテンポが悪いと原辰徳監督遊びしているといわれていた。

人物・その他

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2007年 巨人 1 0 0 0 0 0 0 0 .--- 0.2 1 0 0 0 0.00
2008年 28 2 1 0 2 0 0 2 1.000 54.0 16 53 17 17 2.83
2009年 27 26 1 1 8 8 0 0 .500 153.1 57 133 61 54 3.17
2010年 27 26 1 1 13 8 0 0 .619 157.0 55 140 64 57 3.27
2011年 31 26 2 0 8 11 2 0 .421 161.0 55 115 72 62 3.47
2012年 1 1 0 0 0 0 0 0 .--- 5.0 0 2 2 2 3.60
2013年 オリックス 6 5 0 0 1 3 0 0 .250 21.1 15 15 17 17 7.17
2015年 DeNA 3 0 0 0 0 0 0 0 .--- 4.0 4 0 3 3 6.75
NPB:8年 124 86 5 2 32 30 2 2 .516 554.1 203 458 236 212 3.43

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