♪ 松本美冬
しっかりしてみえるが、実は傷つきやすい。
- けいおん!!BD第3巻特典「3年2組クラスメイト紹介」より抜粋 -
松本美冬とは、けいおん2期に登場するモブキャラである。主人公たち軽音部メンバーの3年2組のクラスメイトの一人。CVは杉浦奈保子。
原作4巻18ページの学園祭演劇投票で名前のみだが確認が出来る数少ないモブキャラの一人でもある。
黒髪ロングヘアのワンレンが特徴。手芸を趣味としている。野島ちかと仲が良く、お互いに交換日記をしているらしい。某所では、ムギの中の人である寿美菜子に似ているとも。学園祭演劇(下記で詳述)の主役選出選挙ではロミオ候補として2票を獲得しており、容姿についてクラスメイトから一定の評価をされていたものと推察できる。
最初の台詞は2期8話。唯がクラスメイトに将来の進路を聞いて回った際に、外語大に進学して中国留学を目指していると答えた。現実における中国の経済成長のめざましさなどからこのような進路を想定しているのだとすれば、自分の具体的な未来像がはっきりと見えるだけでなく、将来に対する計画性の高い堅実なタイプの人物であると推測される。公式設定でも「しっかり者」とされているが、その一方では傷つきやすい繊細な一面も持つとされている。
しっかり者という側面を裏付けるかのように、19話「ロミジュリ!」の学園祭演劇「ロミオとジュリエット」では優れたリーダーシップをいかんなく発揮した。ここで美冬は舞台監督もしくは総合演出に相当する要職を務めたと考えられる。クライマックスで使用する大道具の墓が紛失した際には、墓なしで劇を進行する案を提示した律に対し、演出指揮として「中途半端にはしたくない」と妥協案を拒否し、物事に対する実直なこだわりを持つ一面を見せた。ちなみにこのアクシデントは、木下しずかの機転を利かせた代替策で無事解決した。
その一方、木Hの代役を任されてパニックに陥る唯に対し、「大丈夫、台詞は無いから」と優しく落ち着かせる一幕もあり、妥協を許さない実直性と併せて他者に対する優しさをも備える、美冬の優れた人格が見て取れる。こうした他者への配慮は、自身の繊細な感性から会得したものかもしれない。傷つきやすいという短所を、逆にそれだけ他人の痛みがわかり、思いやりの心を持てる長所に変えることが出来たのも実に素晴らしい。ロ澪とジュ律エットの劇中劇では、けいおん!モブキャラの中でも木下しずかの大活躍が目を引くため、それに比べるとやや印象は薄くなってしまうものの、個性豊かな3年2組の仲間達をまとめあげ、劇を成功へと導いた美冬は真鍋和に勝るとも劣らぬリーダーシップを持った、クラスの大黒柱と言っても過言ではないだろう。
上記の通り、モブの中ではそれなりの存在感を示してきた美冬だが、シリーズ終盤まで名前しか判明しておらず、長きにわたって姓が不明とされてきた。しかしながら、ついに22話でバレンタインチョコを渡そうとしていた梓・純と教室で遭遇した際に、デジタル放送字幕において氏名が確定するに至った。
最終話の卒業式では、山中さわ子への寄せ書きに下記のメッセージを寄せた。
1年間お世話になりました!
松本美冬
姓名のモデルとしてははっぴいえんどの松本隆やB'zの松本孝弘などが推測されている。また、下の名前は坂本冬美をもじったのではないかとも考えられる。
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最終更新:2024/11/26(火) 18:00
最終更新:2024/11/26(火) 17:00
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