浅野駅とは (アサノエキとは) [単語記事]

浅野駅（あさのえき）

※現存する浅野駅 - 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目に所在する東日本旅客鉄道（JR東日本）鶴見線の鉄道駅で、駅番号はJI 05。無人駅でもある。
※現存しない浅野駅(1) - 愛知県一宮市にかつてあった名古屋鉄道一宮線の駅で、1965年 4月25日に一宮線廃止に伴い廃駅となった。
※現存しない浅野駅(2) - 香川県浅野村（現在の高松市の一部）にかつて戦前時代にあった琴平電鉄塩江線の駅で、1941年 5月10日に廃止となった。駅の廃止から80年以上経っている。

当記事は現存するJR 鶴見線「浅野駅」について記述とする。

概要

駅名の由来は、鶴見臨港鉄道（鶴見線の前身）の設立者で、浅野財閥を築いた人物、浅野総一郎（1848～1930）に因んで名づけられたという。

駅構造は3面4線の複雑なホームで、扇町駅方面と海芝浦駅方面の線路が駅の手前で分岐している。扇町駅方面は島式ホーム1面2線、海芝浦駅方面は相対式ホーム2面2線の地上駅。鶴見行きの列車は扇町方面発列車と海芝浦発列車で発車番線が異なるので要注意だという。扇町方面のホームはそれほど広くはないが、海芝浦方面のホーム、特に下りホームは非常に広い。弁天橋寄りには本線に隣接して非電化の側線があり、不定期に運行される新芝浦発着の貨物列車がここで機回し作業を実施する。