灼眼のシャナⅡとは (シャクガンノシャナセカンドとは) [単語記事]

『灼眼のシャナⅡ』とは、電撃文庫から刊行されている高橋弥七郎の執筆したライトノベル「灼眼のシャナ」のアニメ第二期シリーズである。

概要

灼眼のシャナⅡはTBS系列各局で2007年 10月4日から2008年 3月28日（MBSの場合）にて放映された灼眼のシャナの第二期シリーズである。製作は前回に引き続きJ.C.STAFFが手がけている。

二期は主に原作や外伝、ゲーム等に沿って物語が作られた。

ニコニコ動画内では第8話「過去への扉」まで主人公「坂井悠二」と新キャラクター「近衛史菜」を中心に贄殿遮那のフレイムヘイズ、『炎髪灼眼の討ち手』「シャナ」、クラスメイト「吉田一美」の恋模様を描いた学園コメディのようになっており、戦闘シーンが1話の紅世の徒、“戯睡郷”（ぎすいきょう）「メア」と“駆掠の礫”（くりゃくのれき）「カシャ」以外にほぼなかったため、「まだ二期は始まっていない」、「戦闘がないシャナはシャナではない」、「シャナ、ラブコメ路線変更のお知らせ」とまで言われていた。そのため、アニメの前半である近衛史菜に関するストーリーに力を入れすぎたとの批判もあるが、三角関係は原作にもなく新鮮という声もあった。
（第7話、池速人、栄光の日では普段焦点があたらない池が中心となるなどストーリー性に賛否両論だった）

シャナによる本格的な戦闘は第12話「清秋祭始まる」に登場する紅世の王、“彩飄”（さいひょう）フィレスとの戦いから本格的に物語が動き出す。

ちなみにシャナの口癖である「うるさいうるさいうるさい」は第二期では第1話「再びの刻」の後半、第21話「合わさる力」の後半で悠二に向けて言った、たった2度しか言われていない。
よく間違われるが、灼眼のシャナⅡの読みは「しゃくがんのしゃな　せかんど」であり、「Ⅱ」は「ツー」とは発音しない。

前期エンディングテーマ曲にも「JOINT」とカップリング曲「triangle」が採用されている。

ニコニコ動画では「JOINT」はあまりにも有名であり、盛んにMAD（又はAMV）や「歌ってみた」、「演奏してみた」でも使用され、多くの反響を呼んだ。かっこいいというのが多くの意見にある。ニコニコ動画流星群にも約10秒ほどだがJOINTが使用されている。

第16話〜第24話からは後期オープニングテーマ曲は同じI've所属のKOTOKOの11枚目のシングル「BLAZE」が採用された。JOINTの続きとなるOP曲だったために期待されていたが変更当初はKOTOKOの独特な歌い出しにより賛否両論だった。

最終話の第24話のエンディングテーマ曲には川田まみのセカンドアルバム SA VIA（さびあ）に収録されている「sense」が採用されている。

毎週水曜日更新。第1話は無料、以降は配信開始後1週間無料だった。