百姓とは、現代においては農業を営む人々のことである。
元は百姓とは農民に限られず、いろいろな職業の人をさし、庶民、民衆くらいの意味であった。漢文では様々な職業の庶民の意味で使われ、農民に限られない。現代中国語でも「老百姓」は役人ではない一般人の意味。
日本でも最初は同じだったが、近世頃から農民の意味で使われるようになった。この為現在でも農業に従事する人を百姓という。
ただし、第三者が農業を営む人に対し百姓と使うことは軽蔑にあたり、放送禁止用語になることもあるので注意が必要。
日本人は武士の魂を持っていると言われたり、日本史の象徴は武士かのように言われるが、これは「刀は武士の魂」という概念と同じように、近代に拡大していった思想であると考えられる。
そもそも、武士とは乗馬戦闘に長けた専業戦士、すなわち騎兵であり、大元は朝廷につかえる下級武官(貴族)を祖とすると言われる。時代が下り、合戦が大規模化していくにつれ、戦場における騎兵の比率は減っていったり、百姓上がりの「武士」が出てきたりとややこしくなっていくが、これはまた別のお話である。
合戦の戦闘員の中には歩兵もいたが、基本的に歩兵は武士ではなく、武士のように自前の武力を持ち帯刀してはいるが、あくまで百姓の一形態に過ぎなかったとされ、郷士や地侍、足軽と呼ばれる存在がこれに当たる(彼らの一部は江戸時代に下級武士の身分や待遇を与えられている)。
掲示板
22 ななしのよっしん
2018/08/23(木) 11:17:53 ID: w2Zsa1BzZI
23 ななしのよっしん
2018/08/29(水) 21:08:55 ID: TRv+7W5sRD
明治維新で百姓が定義され(平民苗字許可令~平民苗字必称義務令)、武士が消えた。
そして太平洋戦争で公家と大名が消え、百姓が残った。
24 ななしのよっしん
2022/09/01(木) 15:15:55 ID: 5J03qohxHR
百姓が待ち望んでGHQが農地改革で与えた自前の農地も今の時代では価値のないただの負動産
地主と言えば農地をたくさん持って百姓を小作人として搾取する存在だったのが都市部で土地を持ってビルやらを転がす人の意味になってるし
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最終更新:2025/01/19(日) 23:00
最終更新:2025/01/19(日) 23:00
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