相馬市

相馬市とは、福島県浜どおり北部にある市である。

概要

福島県の北東部にある市である。相馬藩6万石の城下町だった。

東日本大震災において沿岸部に甚大な被害を受けた。

なお、南相馬市は南に隣接する別の都市であり注意が必要である。震災時、総合病院の院長出身である立谷秀清氏が市長であったため極めて適切且つ、迅速な対応が出来た。福島県相馬市役所で行われた対策会議には麻生太郎元総理が一度訪れている。

現在、福島沿岸部の北の拠点都市として動作している。

その他

• 室町時代より続く戦国武将・相馬氏の本拠地。当主は現在東京都内に在住。
• 毎年7月23日に相馬中村神社で出陣式が行われ三日間続く相馬野馬追は重要無形民俗文化財に指定されている。
• 松川浦という潟湖があり、松川浦漁港はホッキ貝の水揚げ日本一、ノリの養殖も行われていた。
• 資金難のため上半身のままで未完成状態の百尺観音という磨崖仏がある。
• 仙台市に近いため、宮城県内の地上波放送を受信可能。また電車で1時間、自動車でも2時間程度のため、経済的な結びつきが強い。
• 福島市に電車で移動しようとした場合、仙台市まで常磐線で移動してから新幹線移動が最短であった。
• 中通りの福島市や郡山市はカーブの多い阿武隈高地を通過しなければならないため、仙台とは対照的にあまり縁が無い。
• 上記のような状況から仙台経済圏とされる。事実上の仙台の衛星都市である。
• 農業と漁業が主な産業だったが、市長が代替わりして借金返済のため工場を誘致したが失敗。
• 相馬市長となった医師、立谷秀清氏の政策により借金返済と人口の過半以上を占める老齢人口対策、老齢福祉や介護、医療などが中心となっている。
• イチゴ狩りや稲作なども行われているが福島県全体にかかる風評によって販売は芳しくない。
• 原町とは市民の気質が違い、また相馬市全体が仙台志向が強いため南相馬市原町区民とのソリはあまり合わない。
• ＩＨＩと共同でそうまＩグリッド合同会社を設立。太陽光発電した電力を相馬市の公共施設へ小売りしている。

関連動画

関連項目

• 福島県
• 東日本大震災
• 常磐線
• 立谷秀清
• 麻生太郎