砂の塔とは (スナノトウとは) [単語記事]

砂の塔とは、

本記事では上記1.の楽曲について説明する。

概要

ラストシングルとなっていた『プライマル。』以来15年9ヶ月ぶり、2012年にバンドのメジャーデビュー20周年企画の一環としてイベントシングル『Roman tist Taste 2012』が発売されてから数えても4年ぶりとなるシングル。

販売元、発売元は『SPARK』以来となるトライアドレーベルとなっているが、復活の2年前となる2014年に吉井はソロでトライアドへと再移籍を済ませていた。

タイトル作品の『砂の塔』はバンドとしては『BURN』以来となるテレビドラマ主題歌で、B面の「ALRIGHT」とは対照的にシングル発売公表まで完全に存在が公にされなかった。
イベント形式ではないシングル作品としては初めて初回仕様が存在し、初回盤には当時の最新ライブであったSUPER JAPAN TOUR 2016のライブ音源が12曲収録。値段は何れも変わらない。なお、これ以前にファンクラブ公式サイトでは不定期にランダムで同ツアーの音源が一部解禁されていた。

これとは別にTHE YELLOW MONKEYとしては初めてファンクラブ限定盤が制作された。内容はファンクラブ通販限定の4曲入ライブ DVDと通常盤のセット(ファンクラブ版で初回仕様+DVDのものは無し)。

また、シングル発売発表後、検索サイト Yahoo! Japanとの提携も行われ、ドラマ関連語句を検索すると、メンバーのスペシャルコメントと発売前の楽曲を一部試聴できる特別映像が表示されるサービスがあった。

さらに、発売が近づくにつれてプロモーション映像が一つずつ解禁されていく形式が取られ、最初に解禁された映像はツアーでの「解散しない宣言」をメインとしたもの、その後『帰ってきたウルトラマン』とのコラボレーション版、発売直前には「イエモンアンケート」と銘打ったお茶orバンドのどちらを思い浮かべるか?というアンケート結果を公表したものが発表され、母子をモデルに「イエモンを知る世代」と「イエモンを知らない世代」でのCMも製作されている。

同名のドラマ『砂の塔～知りすぎた隣人』主題歌。復活ツアー中に製作されていた楽曲で、当時の吉井は「現時点の集大成」と語ったロックバラード作品。再集結発表後に公表された楽曲としては2作品目にあたり、公開は次曲「ALRIGHT」より半年以上遅い。

再集結発表時に最初に存在が公にされた楽曲で、再集結後吉井が最初に作曲した作品。
一部に『Love Communication』のフレーズが登場する。
当初は1月のツアー開催告知ビデオにイントロ部分だけが公開され、これがTHE YELLOW MONKEYの新曲か否かは明らかにされていなかった。

2016年 2月より新ファンクラブ公式サイトで無料ストリーミング配信されたほか、ミュージックビデオ全編がYouTubeを通して全世界に無料公開され、現在も視聴可能。詞の内容はオーソドックスな男女の出逢いと別れ、再生を描いたものだが、途中の大サビ部分に吉井は再結成に込めた思いがそのまま反映されていることを認めている。これにはメンバーも感涙したという。