福元大輔 単語


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フクモトダイスケ

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福元大輔(ふくもと だいすけ)とは、カナダ拠点に活動する競馬騎手である。

概要

1997年福岡県で生まれ、3歳の頃に鹿児島県揖宿町(現:南九州市)に移る。

町のでは飼育している牧場ということもあり、幼い頃から騎乗していたという。

小学校の頃にディープインパクト武豊コンビに憧れ、「ディープインパクトみたいなに乗ってみたい」と考えるようになり本格的に騎手を志すようになった。

競馬学校不合格~カナダ挑戦

ポニー競馬の「ジョッキーベイビーズ」に参戦したり競馬などで着実に経験を積み、JRA競馬学校受験。しかし2年連続で不合格となってしまう。

その後は乗クラブで住み込みで働きながら騎乗技術を磨いていった。地方競馬への誘いもあったが「海外競馬で挑戦したい」「高いレベルで戦いたい」と一念発起し、17歳カナダへと渡った。

コネもツテも全くなく英語も全くしゃべれない状態で、騎手になりたい」というフレーズのみ覚えての挑戦、本人も当時を振り返る際に「流石にあれは謀な挑戦だった」と振り返る事が多い。

様々な厩舎をめぐり手当り次第にアピールを続け、リード・ベイカ調教師に巡り合い、厩舎スタッフとして働き始める。英語勉強をしながら騎乗のサポート調教を続け、その姿勢が徐々に認められていった。

2017年騎手試験に合格し騎手免許を取得。

デビュー後~躍進

初騎乗は免許取得のわずか6日後の7月26日、7頭立ての5着に終わる。初勝利10月13日海外から挑戦しに来た若者勝利ということもあり、現地の新聞などでも大きく取り上げられた。初年度は139戦4勝。

翌年は400戦で36勝。優秀見習騎手賞を受賞した。ちなみに同じようにカナダ競馬に挑戦しに来た後輩木村和士が104勝を挙げ最優秀見習騎手賞を受賞していた。

2019年479戦52勝で2年連続で優秀見習騎手賞を受賞(最優秀見習騎手賞は2年連続で木村和士)。

2020年カナダにおけるダービー相当のレースであるクイーンプレートステークスにて、マイティーハートに騎乗し逃げ切り勝ち。日本人初の「カナダダービージョッキー」に。続くプリンスオブウェールズSでも勝利を収め、2冠ジョッキーとなった。三冠の期待のかかるブリーダーズステークスでは、単勝2倍の1番人気に推されたものの、7着に敗れ三冠達成とはならなかった。

このマイティハートというは不慮の事故で片を失った隻眼であり、見えないブリカーで覆ってレースに挑んでいる。

2021年にはウッドバイマイルタウンクルーズに騎乗し、2馬身4分の1差をつけ逃げ切り勝ち。この勝利初のGⅠ競走勝利を挙げ、同コンビBCマイルに出走することも決まった。

人物・エピソード

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