紲星あかりとは (キズナアカリとは) [単語記事]

紲星あかり（キズナアカリ）とは、VOCALOMAKETSによるイメージキャラクターである。

声を担当するのは声優の米澤円。

概要

2017年 11月30日
 結月ゆかりの生みの親であるVOCALOMAKETSのTwitterにてキャラクターの概要が公開された。

・名前：紲星あかり（漢字：紲星灯）
・読み：きずなあかり
・ローマ字：KIZUNA AKARI
・名前の意味・由来：”縁で結ばれた人達（星）との紲を灯で照らす”
・英訳：She ill umi nates you all with her voice.
・誕生日：12月22日
・年齢：15歳
・身長：151 cm
・キャラクターイラスト：文倉十
・キャラクターボイス：米澤円

2018年06月03日のVOCALOMAKETS 公式生放送にて米澤円氏がキャラクターボイスを担当していることが公開された。

昨年の「結月ゆかり誕生祭記念・公式生放送 2016」より製作中であることが知らされていたが、次の誕生祭も間近に迫ったタイミングでの公開、結月ゆかりと同じ誕生日である事などで大きな話題を呼び、発表当日には「紲星あかり」でツイッターのトレンド入りも果たした。

同日は本製品の販売元である株式会社AHSの公式生放送の日でもあり、第127回となる放送内にはVOCALOMAKETSのメンバーであるBumpyうるし氏らも出演し、紲星あかりについて様々なトークが展開された。

販売開始直前の12月17日に公式生放送が行われた。
放送内では紲星あかりのサンプル版を使ったパフォーマンスも行われた。

簡易年表
年	月日	出来事
2017	12月22日	「VOICEROID2 紲星あかり」が発売。
2018	4月26日	「VOCALOID4 紲星あかり」が発売。
2020	12月16日	「Void ol」用のボイスモデル「紲星あかり(CV:米澤円) Void ol用ボイスモデル」の発売。
2021	12月24日	「A.I.VOICE 紲星あかり」発売。別バージョンにあたる「紲星あかり蕾」も収録。
2022	6月24日	「Seiren Voice 紲星あかり」発売。AI技術を用いた高品質な音声変換ソフトウェア。
2022	12月16日	A.I.VOICEのアペンド版「A.I.VOICE 紲星あかり萌」発売。^※1
2023	12月22日	「A.I.VOICE2 紲星あかり」発売。「蕾」と「萌」をボイススタイルとして収録。
2025	6月13日	「VOCALOID6 AI 紲星あかり」発売。
2025	10月31日	「A.I.VOICE 紲星あかり囁」発売。^※2

※1　「A.I.VOICE 紲星あかり」を別途またはセットで購入する必要がある。
※2　A.I.VOICE(無印)のため、A.I.VOICE(無印), A.I.VOICE2のいずれのエディターでも使用可能。

特徴

ゆかりの大人っぽい艶やかな声に対し、あかりはお小遣いをあげたくなっちゃうような元気な可愛らしい声をイメージして創られている。

VOCALOMAKETSのキャラクター作成方針として、

声(中の人)のオーディション
その声を元にキャラクターデザインの案を出す(この時点でマケッツメンバーに加え、中の人も参加)
完成した声と容姿から名前を決定する

というステップが踏まれており、ゆかりの時と同じく、あかりの開発もこのような形で行われたらしい。

なおVOICEROID2でこそあるが、スタイル(いわゆる感情表現)の実装はまだされていないようだ(スタイルの数だけ開発作業が倍以上に増えるため、その負担を考慮してのことと思われる)。後に、A.I.VOICE化に際して3種類のスタイル(喜・怒・悲)が実装された。

余談だが『紲星』と書いて『キズナ』と読むのは少々苦しいようにも思えるが、Bumpyうるし氏曰く「星つけちゃえ!」「キラキラネームです(星だけに)」などと話している。

カップリングの際

あるキャラクターが別のキャラクターとカップリングされる際、一般的には下の名前から2文字を取りCP名とされる(結月ゆかりであれば『ゆか』、東北きりたんであれば『きり』など)が、紲星あかりに関しては『あか』を取ってきてしまうと琴葉茜と被ってしまうことから、下の名前ではなく、名字から『きず』が取られているのが特徴のひとつとしてある。(ゆづきず、マキきず、きりきずなど) ただし、その琴葉茜とのカップリングについては、区別する必要もないため「あかあか」とも呼ばれる。

公式に他のキャラとの人間関係が明記されている事はないが、結月ゆかりと同じくVOCALOMAKETS出身で装飾品等にも類似性が見られる事から、この2人が絡む動画では結月ゆかりが姉貴分として扱われる作品が比較的多い傾向にある。