虹色ドリーマーとは (ニジイロドリーマーとは) [単語記事]

虹色ドリーマーとは、『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場する荒木比奈、神谷奈緒、安部菜々の3人によるアイドルユニットである。

概要

三人とも、アニメ趣味をもっているのが特徴。イベントでもアニメの話題をしている他、プライベートでもアニメ観賞マラソンしていたり、温泉に入ればアニメの視聴者サービスシーンにありがちな「謎の光」再現ごっこしたりと、とても仲の良いユニットだ。

「仲の良いアニメオタクが集まったユニット」という点が着目されやすいが、メンバー個人個人にとってはそれぞれ異なる意味で重要なファクターを持っている。

神谷奈緒
渋谷凛、北条加蓮とともに「トライアドプリムス」というクールでかっこいいユニットを組んでおり、アニメでも同ユニットが結成された事もあり「神谷奈緒＝トライアドプリムス」というイメージが先行する事も度々ある彼女。「トライアドプリムス」が「神谷奈緒」のかっこいいクールな一面を引き出しているとするならば、「虹色ドリーマー」は「神谷奈緒」個人の「素」の魅力を引き出すユニットだと言える。
また「神谷奈緒＝照れ屋過ぎて素直になれないタイプのツンデレ」というイメージが強かったが、このユニット内では穏やかで陽気な一面が強く出ているという点も見逃せない。
安部菜々
「ウサミン星」「永遠の17歳」といった電波な設定が盛り沢山で、それを貫いてアイドル活動をする事に心血を注ぐ彼女。時には他のアイドルとユニットを組んだ際にボロが出てしまう事もあり、冷や汗をかくこともしばしば。また、生来の世話好きな一面からか、みんなの「お母さん」的な役回りになる事もあり、他のアイドルの世話をしている事も多い。そんな調子でいつも気が張り詰めている彼女にとって、「虹色ドリーマー」は気を張る必要のない安らぎの場であると言える。このユニットの他の二人は「アニメ好きに年齢は関係ない」と言い切っていて、「永遠の17歳」の真偽が追求されるシーンは殆どない。「アニメオタクの集まり」というユニットイメージは、自宅でアニメのアフレコ練習をしているという噂とも親和性が高い。
年齢的にも趣味的にも他のアイドル達と話を合わせるのに苦労しているであろう彼女にとって、このユニットは色んな意味で「楽」に満ちていると言える。
荒木比奈
「オタク」というイメージが他の二人よりもかなり強い。本人もかつてはその事を気にしていて、最初は「脱オタ」を目指してアイドル活動をしていた。このユニットに至るまでに荒木比奈は、初期N以来の「ブルーナポレオン」、メガネ繋がりで上条春菜との「サイバーグラス」、貴重なオタク仲間の大西由里子との「壁サーの花」、お絵描き仲間の成宮由愛との「夢色パレット」、漫画好き仲間の二宮飛鳥、森久保乃々との「モルフェウス・チルドレン」など、多彩なユニットで活躍をしてきた。
そういった経験を積み、自信をつけ、自分のありのままを認め、自分の趣味を隠さずアイドルをしていても良いんだと悟れるまで成長した。つまり「虹色ドリーマー」の参加は彼女の成長の証と言える。