上海紅鯨団が行く

上海紅鯨団が行くとは、テレビのバラエティ番組である。

概要

1986年10月11日から1987年9月26日までフジテレビ系列で放送された番組で、放送枠は毎週土曜23:00–23:30であった。制作は関西テレビとIVSテレビの共同製作、提供はミズノの一社提供であった。

司会（団長）を務めたのは俳優・片岡鶴太郎である。演出は伊藤輝夫（現 テリー伊藤）が担当し、サスペンス風のナレーションが特色であった。

番組内容

• 番組は「秘蔵ショップ“上海紅鯨”」と称する場面からスタートし、テレショップ風の演出を交えて視聴者リクエストに応える形式で進行した。

• また、東京・白金台に設けられた民家風ショップでは、番組連動の実店舗が期間限定で開店され、桃饅頭や肉まんなども販売された。

• 1987年以降には「上海バス」を舞台にした体験企画（上海豚ロデオ、卓球大会、紅鯨団に聞けなど）が実施され、一般視聴者参加型企画が中心となった。

• 参加者が勝ち抜くと上海旅行や賞金（女相撲では20万円）が贈られたが、盛り上がりの前に番組は終了し、団も解散された。

放送終了と影響

• 番組終了後、タイトルやコンセプトは『ねるとん紅鯨団』へと受け継がれたため、本番組はその前史として位置づけられる。

• 番組とショップを連動させた演出は、当時としては斬新であり、後続番組にも影響を与えたと言われている。

関連項目

• フジテレビ
• テレビ番組の一覧
• バラエティ