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『週刊フジテレビ批評 特別版 旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題と“メディアの沈黙”』とは、テレビ局「フジテレビ」が2023年10月21日に放映した25分間のテレビ番組である。
テレビ番組『週刊フジテレビ批評』は通常土曜日朝5:30から放映されている、フジテレビの番組を自己検証/自己批評するテレビ番組。だがこの『旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題と“メディアの沈黙”』の回は、「特別版」と銘打っている通り、2023年10月21日土曜日の14:00~14:25という、通常とは異なる時間帯に放映された。
ただし地方によって放映日時はばらついており、上記の2023年10月21日土曜日の14時ではない日時の放映となった地方もあった。例えば石川テレビでは翌日日曜朝の4:29~4:54、新潟総合テレビでは翌日日曜深夜(月曜未明)の26:55~27:20(2:55~3:20)。
キャスターはフジテレビアナウンサーの渡辺和洋と新美有加が、コメンテーターはメディア論や情報社会論を専門とする上智大学文学部教授で、放送批評懇談会の理事長でもある「音好宏」氏が務めた。
フジテレビの中でも編成制作局、報道局、情報制作局など、様々な部署に在籍していたことがある社員・元社員77名にジャニーズ事務所について(特に故ジャニー喜多川氏による性加害の問題について)の内部調査を行い、その結果を伝えていくものであった。番組では、これらフジテレビ社員から寄せられた証言や意見を紹介しつつ、現在の幹部ら、フジテレビ報道局長「渡邉奈都子」氏、フジテレビ情報制作局長「大野貢」氏、フジテレビ編成制作局長「立松嗣章」氏などから、そして音好宏教授がコメントを述べるという形式で進められた。
詳細な内容については、テレビ放送以外にインターネットでも閲覧可能とされており、YouTube、TVerなどで配信されているため、そちらで確認されたい。「圧力」が無くても性加害に関する話題を報道していなかった理由、「圧力」を実際に受けたエピソード、性加害について実際に耳にしていたという証言、制作側なりの言い分、などが語られている。
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https://twitter.com/FUJICC_staff2/status/1715600257541972457
この番組の放映は以前から告知されたものではなく、前日の夕方ごろに急遽一部のニュースサイトに掲載されたもので、番組公式X(旧Twitter)アカウントで正式にアナウンスされたのも当日の朝6:14であった。「あまり告知をせず「こっそり」と放送した」という印象は与えたかもしれない。
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なお、また別の問題となるが、ジャニーズ事務所に所属していたタレント「中居正広」によるフジテレビ社員への性暴力事案に関して、2025年3月31日に第三者委員会による調査報告書が公表されている。
その調査報告書の中では、その性暴力事案が2023年6月2日に発生し、その月のうちにフジテレビ関係者らがこの事案を被害者から聴取して把握していたにもかかわらず、この『旧ジャニーズ事務所創業者による性加害問題と“メディアの沈黙”』の放映日である2023年10月21日でもまだ中居正広の番組出演の継続させていたことを指摘。本番組で語られた反省の弁を引用しつつも、その言葉に疑念を呈するような記述となっている。
ジャニーズ事務所に関する自己検証番組を制作・放映したのはNHK[1]、日本テレビ[2]、TBS[3]に続いて、大手テレビ局4社目(民放では3社目)となった。
その後、テレビ東京[4]およびテレビ朝日[5]も同様の自己検証番組を放映した。
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最終更新:2025/12/12(金) 20:00
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