鳥飼(マイライフ)

鳥飼（とりかい 1986年6月3日- ）は、ゲーム『実況パワフルプロ野球2011』のマイライフの登場人物。架空選手。

経歴(※要注意！ネタバレ含！)

社会人ナンバーワン右腕と称され、2010年ドラフト1位で横浜ベイスターズに入団する。

開幕一軍こそ逃したものの、二軍で結果を残し4月には一軍に昇格、4月14日の中日戦でデビュー、5月12日の巨人戦では、1点ビハインドの7回に登板、1点を失うもその直後に逆転し、幸運なプロ初勝利を手にする。その後も中継ぎ起用を経て、6月14日のオリックス戦でプロ初先発、26日のヤクルト戦で7回途中1失点で先発で初勝利、その後もコンスタントに勝ちを重ねる。結局、1年目から連敗ストッパーとして活躍し、巨人の澤村との新人王争いが注目された。9勝4敗、2.48の鳥飼に対して澤村は防御率こそ2点台だったものの勝利数が8にとどまり、鳥飼が2011年度セントラル・リーグ新人王を獲得することとなった。

 2年目は加賀の先発転向に伴い、再び中継ぎに転向。牛田とダブルセットアッパーを期待されたものの、チームは開幕から16連敗、鳥飼も春先はなかなか調子が上がらなかったものの、ルーキー時代の投球スタイルに戻してからは成績が良化。7月に成績を落としたもののオールスターにファン投票で初選出。結局チームは104敗という散々な成績だったものの、鳥飼自身は防御率2点台と、中継ぎとしての適性も見せる一年だった。

3年目となる2013年は、チームのストッパー不足を補うために抑えを任される。チームの勝利なら1点差までになっても抑えて勝つことをモットーに投球した結果、周囲からは劇場型ストッパーと呼ばれるようになった。しかしながらチームはここ近年にないくらいの好成績も手伝って、鳥飼自身2年連続2度目のオールスター選出を、両リーグダントツトップの数字(約87万票)で果たした。抑え投手としてチームの2005年以来のAクラス入り、そして初のクライマックスシリーズ進出に貢献。セーブ王のタイトルも獲得し、1億円プレーヤー入りを果たした。

2014年はルーキーイヤー以来の先発転向。チームの中心選手として先発で起用され、年間通して安定した数字を遺した。リーグ制覇はならなかったが、首位広島相手には6戦5勝とキラーぶりを発揮。最優秀防御率の山口と共にチームを支えた結果、13勝で最多勝利賞を獲得。クライマックス・シリーズでも1st, 2ndそれぞれに投げ、エースとしての実力を存分に発揮するとチームは勢いに乗り日本シリーズへとコマを進めた。日本シリーズも初戦を投げ勝ち投手になるとチームは4連勝で1998年以来の日本一に輝いた。この年のオフにタレントの八代麻耶と交際6ヶ月でのスピード婚、年俸も1億4千万から倍増の2億8千万とセ・リーグを代表するエースになった。村田と奥居にいじめられながら鳥飼にとっては最高のシーズンとなった。

「投手三冠（勝利数・防御率・勝率）」を目標に掲げた2015年であったが、毎回安定したピッチングを続ける一方でなかなか思うように打線の援護が貰えない苦しい一年になった。25試合の先発で22回のQSを達成するものの、無援護に阻まれて勝ち星を思うように伸ばすことができなかった。それでも昨年と同じ13勝4敗、防御率は格段に良くなった1.69で見事目標通り投手三冠を達成した。チームとしては中継ぎ・抑えの不調が響きレギュラーシーズンは3位に終わったもののクライマックス・シリーズで巨人、広島を撃破し、2年連続の日本シリーズ出場、そしてオリックスを4勝1分で下し2年連続の日本一（連続の日本一は1990-1992年の西武ライオンズ以来となる）を達成した。1億3千万アップの3億9千万で契約を更新し、2016年シーズンへと向かう。

プレースタイル・人物

ストレートの最速は151km/hを計測する一方で、110km/h台ほどで縦方向に大きく曲がるドロップカーブ、縦スライダー、カットボールの4種類を武器とした、緩急を生かした幅の広い投球が持ち味。入団当初よりもストレートのスピードが上がり、2014年には150キロを超える速球を持つまでになった。

プロ入り直後はカーブとスライダーのコンビネーションでゴロを量産し、その後カットボールを覚え投球の幅が広がった。

詳細情報

年度別投手成績

年 度	球 団	登 板	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ 丨 ブ	ホ 丨 ル ド	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	暴 投	失 点	自 責 点	防 御 率	W H I P
2011	横浜	38	0	0	9	4	0	5	.692	112.2	103	6	20	0	50	8	31	31	2.48	1.09
2012		60	0	0	6	7	3	27	.462	76.0	77	4	14	1	31	3	23	23	2.72	1.20
2013		52	0	0	2	1	42	5	.667	50.0	50	5	10	0	25	1	15	15	2.70	1.20
2014		25	5	1	13	4	0	0	.765	174.2	184	11	9	1	79	7	52	50	2.58	1.10
2015		25	7	3	13	4	0	0	.765	186.1	171	9	5	0	70	5	38	35	1.69	0.94
通算：5年		200	12	4	43	20	45	37	.683	599.2	585	35	58	2	255	24	159	154	2.31	1.07

• 2015年度シーズン終了時
• 各年度の太字はリーグ最高(主要部門のみ)
• 各年度の赤字は日本一

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