鳳来寺山 単語

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鳳来寺山とは、愛知県新城市にある山である。

概要

鳳来寺山
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三河公園の名所の一つ。新城市の中央部にそびえる標高695m、麓からの高差約475mある高山。標高450m地点には、山の名称の由来でもある「来寺(本堂)」や「来山東照宮」がある。

1400万年前に起こった火山噴火とその後の侵食作用によって現在のような険しい地形となった。そのため、火山活動によって溶けて冷え固まった岩石や火山で成り立った地質が特徴の山である。

植物が豊富で、モミ・ツガを体とした温帯種とシイ・カシ類などの暖帯系の植物が混生する。また、日本一の高さを誇るとされていたの木「すぎ」が見られることで有名。

岩に代表される切り立った岩などの特異な観が神秘的なものとして古くから人々を惹きつけ、大宝3年(703年)に「来寺」が開かれた。麓から延びる本堂への石段は1425段と全有数の規模を有している。

昭和6年1931年7月31日に「文化財」に定された。

鳳来寺

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寺本

天皇の大宝3年(703年)に利修仙人によって開かれた真言宗五智教団寺院。本尊は開山の利修作とされる薬師如来。

平安時代、ここは仏教の教えを会得したい人々にとっての聖地となった。江戸時代には、寺本尊の薬師如来へ病気癒や災除などを願って、武士や多くの一般の人々もこの地を信仰するようになり、最盛期を迎えた。

愛知県の県である「コノハズク仏法僧)」の寺としても有名。

鳳来山東照宮

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来山東照宮殿

慶安4年(1651年)に建立した神社。正式名称は「東照宮」。日本の三大東照宮の1つ。

慶安元年(1648年)に徳川家光日光東照宮へ参拝された時に見た「東照社縁起」で、家康来寺との関係を知り、深く感銘を受けたことで建立が決まったと言われている。

御神体である家康像は、江戸城紅葉山御殿から遷座したと伝えられている。

ギャラリー


来山東照宮の石階段

鳳来寺山から望むハート山

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