SCP-3000-EX 単語

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カイゾウサレタイリョウヨウベッド

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SCP-3000-EXとは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。

名は『Modified Hospital Beds (改造された医療用ベッド)』。

概要

SCP-3000-EX
基本情報
OC Explained
収容場所 なし
著者 psul
作成日 2017年4月11日
タグ 人工
強制
リンク SCP-3000-EXexit
SCPテンプレート

SCP-3000-EXは、当初精すと思われていた、4台の病院ベッドとその他物品群。具体的には、

である。見るもおぞましいリストだが、これを発見したのはテキサス州のタラン警察の通信傍受における、トリガーフレーズの頻出より。「殺人」「儀式」「子供」「」「舌を這わせるような話し方」「カルト的」が含まれたことで、サイト-73のエージェントがテキサス州アーリントン郊外カールフレイザーさんの自宅に急行し、上記のオブジェクトを回収したのである。

遺体ステーキナイフで切られたものと見られ、いずれも少年右手に握られている。そしてさらなる調で少なく見積もっても10人の身元不明者の身体部位を封入したガレージ下部に彫られていることも明らかになった。動物血液の使用・見たところ自傷となる傷から、これはSCP-3000-EXが強制をもたらしたと見るのが自然であり、財団は逮捕されているカールフレイザーさんを拘留下におき、地元警察には記憶処理を施した。

しかし……結論から言えば、カールフレイザーさんはいわゆる常組織の類とは縁であり、個としてもそういったアノマリーやパラテックを知らない人であったカールフレイザーさんは単にサイコパス猟奇殺人鬼であり、魔法のひとつさえ信じていなかった。彼は、ただ少年美しい状態にキープした状態で置いておきたかった。最初の少年こそビールで酔っ払っていた間に殺してしまったが、その後は殺さないようにしたかった。しかしどうやって美を損なわないようにすれば良いんだろうと考え、ひねり出した結論が「彼ら自身のを食べさせればいいんじゃないか」というものであった。動物血液も意図したものではなく、彼ら自身のの上で、冷凍庫で凍らせたステーキをおき、食べてもいいとことわったうえでステーキナイフを握らせた。当然滑って自分自身を切りつけてしまうわけだが、冷凍ステーキの冷たさで感覚が麻痺しているから気付かないという寸法だ。で、結果的に少年たちは死んだ。

さまざまなポリグラフ(発見器)でもをついてないことは明らかであり、ただの殺人鬼殺人をしただけと結論付けた財団は彼を再び警察に返した。同時に、異常がなかったとして、Explainedクラスに再割当てを行った。これで一件落着……とはならない。諸は憶えているだろうか。そう、カールフレイザーさんを財団に連れてくる時、警察記憶処理を施したことを。"アーリントンの人食い"カールフレイザーさんの裁判で、カールフレイザーさんを逮捕した巡査弁護士から反対尋問を受けた。逮捕当時の状況、そして拠品の押収に至るまでの空白期間について問われた巡査は回答することができなかった。記憶処理されてしまっていたからである。そして、拠品に何らかの竄があった可性を否定できないとして、カールフレイザーさんは無罪放免になってしまった。世間を騒がせた人食いは、何の罪に問われることもなく世に舞い戻ってしまったのである。

教訓。世には異常よりも異常な非異常が存在する。

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