全人間失格
HUMAN LOST 人間失格とは、オリジナル劇場アニメーションである。
2019年11月29日に公開された、太宰治の『人間失格』を原作としたオリジナル劇場アニメーション。
と書いたがその実、近未来を舞台にしたSFダークヒーローものであり、あらすじからして『人間失格』のアニメ化だと思って見ると面食らう単語が目白押しである。
「恥の多い生涯を送ってきました」
昭和111年――医療革命により死を克服し、環境に配慮しない経済活動と19時間労働政策の末、GDP世界1位、年金支給額1億円を実現した無病長寿大国・日本、東京。
大気汚染と貧困の広がる環状16号線外〝アウトサイド〟で薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる〝大庭葉藏〟は、ある日、暴走集団とともに特権階級が住まう環状7号線内〝インサイド〟へ突貫し、激しい闘争に巻き込まれる。そこで〝ロスト体〟と呼ばれる異形体に遭遇した葉藏は、不思議な力をもった女性〝柊美子〟に命を救われ、自分もまた人とは違う力をもつことを知る。
暴走集団に薬をばらまき、ロスト体を生み出していたのは、葉藏や美子と同じ力をもつ男〝堀木正雄〟。正雄はいう。進み過ぎた社会システムにすべての人間は「失格」した、と。
文明崩壊にむけ自らのために行動する堀木正雄、文明再生にむけ誰かのために行動する柊美子。平均寿命120歳を祝う人類初のイベント〝人間合格式〟を100日後にひかえ、死への逃避を奪われ、人ならざる者となった大庭葉藏が、その果てに選択するものとは――
掲示板
9 ななしのよっしん
2020/04/28(火) 23:44:42 ID: b4JZ4Xmu3m
お金がもったいないよ
10 削除しました
削除しました ID: aRtsWNyOP4
削除しました
11 ななしのよっしん
2020/06/20(土) 04:31:10 ID: eklVM0GhOM
うーん
作画班は流石ポリピクだと感じた
3DCGのセルルック、表情に関しても今までの作品より一歩踏み込んだ、感情を読み取れる出来になってたのはすごかった
問題は製作
尺が圧倒的に足りてない
溜めがないせいでストーリーの起伏に感じ入る暇がない
インタビュー参照するに、人間失格を下敷きにしたSFってことで企画がスタートしたみたいだけど
それは企画者がやりたかっただけ、というのに帰結してしまう
悪くいえばエゴ
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最終更新:2024/05/10(金) 07:00
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