M200とは、アメリカのチェイ・タック(シャイ・タック、Cheyenne Tactical)社が製造するボルトアクション式大口径狙撃銃である。
M200はその特徴を語る上で欠かせないアイテムが二つある。一つが独自の.408チェイタック弾。もう一つが弾道計算用コンピュータである。
M200のライフルそのものは、EDMアームズ社が製造するM96ウインドランナーという銃とほぼ同じ。ちなみにこのウインドランナー、アメリカ軍のトライアルでバレットM95と最後まで戦った隠れたツワモノだったりする。
このウインドランナーを、.408チェイタック弾に合わせて設計されたのがM200なのである。
.408チェイタック弾は、見ての通り.338ラプアマグナムと.50BMGの間に位置する。これが独特の設計により、低反動でありながら非常に高い直進性と.338ラプアマグナムを上回る射程距離と威力を持った弾である。
そして弾とライフルに加え、弾道計算用のコンピュータがシステムに含まれる。これは従来なら狙撃手(観測手)の知識と経験から導き出されていた計算結果を肩代わりするもので、距離や風、果ては地球の自転まで計算しなければならない長距離狙撃における照準補正の大きな助けとなる便利グッズである。なお電池切れなどの不測の事態に備えて紙ベースのデータも付いている。
この三つのアイテムによって構成される、M200を中心としたLRRS(超長距離射撃用ライフルシステム)は、2000mを超える超長距離での精確な狙撃を実現させる。
これにより、一部の愛好家には「最強の狙撃銃」と呼ばれることもある。
しかし!
.408チェイタック弾はその特異な構造故に大量生産できず、もちろん値段も高いので軍への採用は難しい。一応テストはされたらしいのだが米軍は実績あるレミントンM700系統のXM2010を採用してしまいました。残念。
チェイ・タック社も後継銃を開発しており、開発から年数も経っているM200は隅においやられつつある。
ただし民間市場では高い命中精度から人気が高いらしい。
登場作品として映画『ザ・シューター ~極大射程~』が有名。アニメ『Angel Beats!』で最初に登場した銃でもある。
日本でもPSG-1やM82と並び人気の高い狙撃銃である。
高性能ハゲ氏も絶賛
掲示板
1 ななしのよっしん
2021/10/21(木) 13:22:41 ID: wYYcrqdAAK
暗殺貴族1話に登場
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/21(土) 23:00
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