SCP-3275とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『Excuse me, this is the wrong pizza. (すいません、ピザ間違ってます。)』
| SCP-3275 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Euclid |
| 収容場所 | █████████ピザ |
| 著者 | Zyn Scented_Shadow (共著) |
| 作成日 | 2017年5月27日 |
| タグ | 共著 変容 外部エントロピー 食物 |
| リンク | SCP-3275![]() |
| SCPテンプレート | |
SCP-3275は、ピザ屋で働くとある人(SCP-3725-2)が配達したピザが、顧客の注文からかけ離れたピザ実例群(SCP-3725-1)になるという異常事象。間違っているというのはそういうことなのだが、単にピザの種類がズレているに留まらず、顧客の要求していないトッピングまでされており、しかもそれが不快感を伴う異臭を放ったり、そもそも食べ物としては認められない何かが混入しているというのだから恐ろしい話である。
SCP-3725-2は異常性のない一般男性で、寝不足であったり服装がだらしないという我々的な意味での異常はあっても(ピザデリバリーとして寝不足やだらしない服装はいかがなものであろうか?)、財団的にはまあ普通のだらしない男性である。そして、彼は勤務しているピザ屋のキッチンスタッフからしっかりと顧客の注文通りのピザを受け取っていることが判明している。つまり、普通の男性と普通のピザであるのだが、どういうわけか配達している間にピザが変質してしまうのだ。この現象は同じピザ屋で勤務している他の配達スタッフには起きていない。
肝心のピザ実例だが、例えば「トマトソース以外なにもトッピングしていないピザ」をオーダーしたとする。すると、何故か「トマトソース抜き、卵とミートボール、そして裁断されたゴム手袋がトッピングされたピザ」になる。ピザであること以外なにも合ってねえじゃねえか!というか裁断されたゴム手袋ってなんだよ。
なおピザのトッピングの酷さは彼の生活様式の程度に比例するらしく、彼が自身のアパートを清掃し、滞納していた公共料金を支払う余裕ができてくると注文通りのピザになる一方で、衣類は選択せず、ゴミ屋敷と化した状態で窓にカビだらけになってくると液体ジフェナジオン(人体に有害な殺鼠剤)が乗るなどもはや食べ物でもなんでもないものになる。重篤な咳をしていた際には昆虫病原性真菌・タイワンアリタケの放射性変異体に感染したオオアリに覆われたピザが出てきてしまった。財団も本来であればオブジェクトに関係する個人にそこまで介入しないのだが、真面目に危険すぎるためSCP-3725-2に対する治療とアパート清掃サービスが提供された。
なお、彼の母親(彼がピザ屋に勤務する直前に亡くなっている)は彼がピザ屋に勤務することに反対していたらしく、もっと高度な仕事をするべきだと言っていた模様。またかなり生活態度に対して厳しかったようである。親の心子知らず、というべきか。
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最終更新:2025/12/20(土) 21:00
最終更新:2025/12/20(土) 20:00
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