ペンギン(遊戯王)

ペンギン(遊戯王)とは、遊戯王OCGのカテゴリーである。

概要

アニメ遊戯王において大瀧修三が使用したカード群。またゼアルで神代璃緒もガード・ペンギンを使用。

1999年に発売された当初はテーマではなく、ただのモンスターの名前でしかなかったのだが、その12年後の2011年に登場した「大皇帝ペンギン」の登場により、カテゴリーと化した。
ペンギンの名前のついたモンスターは全部で10枚。アニメではペンギン・ソードというサポートカードがあったが、OCGでは今のところサポート魔法・罠は存在しない。
モンスターの内訳は、通常が2枚で効果が8枚、上級が1枚あり他は下級、エクストラデッキのカードは存在せず。属性は全て水属性で、種族は大半が水族である。

水族としては「ガエル」の方が優秀。水属性としては「水精鱗」「リチュア」の方が圧倒的に強力であろう。まだまだ下位デッキのレベルではあるが、これからもカードが増える可能性はある。

カード説明

以下、遊戯王カードwikiより。

ボルト・ペンギン/Bolt Penguin
通常モンスター/星３/水属性/雷族/攻1100/守 800
両腕の電撃ムチで相手をマヒさせ、首を絞めて攻撃する。

1999年5月25日発売”BOOSTER2”。元ネタはフンボルトペンギン。
はじめて登場したペンギン。ペンギン内では唯一の雷族で組み合わせが悪い。
水属性雷族の組み合わせは他に三枚ある。（雷ウナギ、ボルト・エスカルゴ、同族感電ウィルス）。

トビペンギン/Flying Penguin
通常モンスター/星４/水属性/水族/攻1200/守1000
耳のように見える頭についた羽で空を飛ぶ、珍しいペンギン。

1999年6月の週刊少年ジャンプ20号～25号で実施された応募者全員サービスパック”LIMITED EDITION 1”。元ネタはイワトビペンギン。
攻撃名は「アイス・ボルト」。ペンギン内では大皇帝ペンギン、否定ペンギンに次ぐ攻撃力であり、下級ペンギンの中では攻撃力が高いほう。しかし、下級モンスター全体でみるなら、頼りない攻撃力である。

ペンギン・ソルジャー/Penguin Soldier
効果モンスター/星２/水属性/水族/攻 750/守 500
リバース：フィールド上のモンスターを２体まで選択して持ち主の手札に戻す事ができる。

1999年12月1日発売”BOOSTER6”。
攻撃名は「スピニング・ソード・スラッシュ」。過去には三積みが推奨されるほど、強力なバウンス効果を誇る。星・攻守ともに低いがゆえに、墓地回収の「サルベージ」や全体強化の「湿地草原」に対応している。
相手ターンに発動しやすいリバース効果であるため、効果の発動が受動的であり自分のタイミングで行えない欠点があり、現在はさほど見掛けない。それでも1:2交換が狙える点はかなり優秀。

ペンギン・ナイト/Penguin Knight
効果モンスター/星３/水属性/水族/攻 900/守 800
このカードが相手のカードの効果によってデッキから墓地へ送られた時、 自分の墓地に存在するカードを全てデッキに戻してシャッフルする。

2000年4月20日発売”Magic Ruler －魔法の支配者－”。
デッキ戻し効果は相手がこのカードを送らないといけないため狙って行えず、墓地にカードがあるのは遊戯王においてはアドバンテージであり、失うのはほとんどのデッキで不利である。
稀に骨の塔を相手に送り付けて、強引にこのカードの効果を発動させるデッキなどがニコニコでみられる。

ペンギン・ナイトメア/Nightmare Penguin
効果モンスター/星４/水属性/水族/攻 900/守1800
このカードがリバースした時、 相手フィールド上のカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上の水属性モンスターの攻撃力は２００ポイントアップする。

2004年8月5日発売”RISE OF DESTINY”。
詳しくは「ペンギン・ナイトメア」の記事で。

大皇帝ペンギン/The Great Emperor Penguin
効果モンスター/星５/水属性/水族/攻1800/守1500
このカードをリリースして発動する。 自分のデッキから「大皇帝ペンギン」以外の 「ペンギン」と名のついたモンスターを２体まで特殊召喚する。

2011年4月16日発売”GENERATION FORCE”。元ネタはコウテイペンギン。これが登場したことによってペンギンカテゴリーが生まれた。
二体のモンスターを連れてこられるのは、エクシーズ等の点から使える効果ではある。しかし、これが上級モンスターである事から通常召喚にリリースが必要な点。また上級にしては低いステータスが問題。さらに書いてないのでわかりづらいが、表側表示でださなければならないため「ペンギン・ソルジャー」「ペンギン・ナイトメア」「子型ペンギン」のリバース効果が使えない。「伝説の都　アトランティス」があれば、星も下がって優れた効果になる。

子型ペンギン/Puny Penguin
効果モンスター/星１/水属性/水族/攻 400/守 200
リバースしたこのカードが墓地へ送られた時、 自分の墓地から「子型ペンギン」以外の「ペンギン」と名のついたモンスター１体を選択し、 表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。

2012年7月21日発売”ABYSS RISING”。元ネタはコガタペンギン。
ペンギンを蘇生する効果をもったモンスター。ちなみにこれはリバースしてすぐ効果が発動するわけではなく、リバースした後に、何ターン後でもいいので墓地に落ちれば効果が発動する。

ガード・ペンギン
効果モンスター/星４/水属性/鳥獣族/攻 0/守1200
カードの効果によって自分がダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、 受けたダメージの数値分だけ自分のライフポイントを回復する。

2013年10月19日発売”デュエリストパック－神代兄妹編－”。鳥獣族。
手札から特殊召喚し、相手や自分のカードが与えてきた効果ダメージだけ回復する。手札にあってこそ意味のある効果なので、上記二枚のカードで特殊召喚してもうまみはない。しかし、クラウンブレードなどでそれなりに活用された実績もある。
大皇帝ペンギンのアドバンス召喚素材や、「バースト・リバース」などのコストの大きいサポートカードの補助にはなれるため、ペンギン主体デッキでも、ある程度は使える。

否定ペンギン
効果モンスター/星３/水属性/水族/攻1600/守 100
「ペンギン」と名のついたモンスターの効果が発動した時に発動する。 このカードを墓地から特殊召喚する。
「否定ペンギン」のこの効果は１ターンに１度しか使用できない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 「ペンギン」と名のついたカードの効果によって フィールド上から手札に戻るカードは手札に戻らずゲームから除外される。

2014年2月15日発売"PRIMAL ORIGIN"。
場のペンギンの効果を発動した時に蘇生する効果と、ペンギンによって手札に戻るカードを除外する効果。
蘇生効果はエクシーズやシンクロに役立つ、攻撃力もそこそこなので追撃も良い。手札に戻す効果のあるペンギンは、ソルジャーとナイトメア。

ファーニマル・ペンギン
効果モンスター/星4/水属性/天使族/攻1600/守1100
「ファーニマル・ペンギン」の②の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードがフィールドに表側表示で存在する限り１度だけ、自分メインフェイズに発動できる。手札から「ファーニマル・ペンギン」以外の「ファーニマル」モンスター１体を特殊召喚する。
②：このカードが「デストーイ」融合モンスターの融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。自分はデッキから２枚ドローし、その後手札を１枚選んで捨てる。

2016年発売。
ファーニマルとペンギンのサポートの対象になれるモンスターだが、天使族。詳細を知りたい方は、「ファーニマル」の記事も参照。
他カテゴリーとの連携に長けたファーニマルにより、融合要素追加…と、いきたいが、このカードはあくまでファーニマルへのサポートに特化している。ただ、否定ペンギンと互角の攻撃力を持っている。

関連動画

関連静画

関連商品

 

関連項目

• ペンギン
• 遊戯王
• 遊戯王OCGカードリスト
• ペンギン・ナイトメア
• BIG5