アトランティスとは、かつて存在し、今では海の底に沈んだといわれる大陸である。
初出は古代ギリシアの哲学者プラトンの著書『クリティアス』と『ティマイオス』。
プラトンはこの書の中で先祖から語り継がれていた伝説の大陸アトランティスとそこで繁栄した同名の国家のことを記述している。
強大な軍事力を持ち、大いに繁栄した王国は、しかしやがて堕落していき、最後は神の怒りによって一晩の間に海に沈んだといわれている。
近代になってアメリカでこのアトランティス伝説が再生産され、海に沈んだ大陸の伝説は広く世界に知られることになった。その結果、様々な創作の世界においてアトランティスという名前が使われることになる。また、アトランティスという名前が直接でなくとも、そこで利用されていたとされる伝説の金属「オリハルコン」の名前が登場する作品も多く、国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズもそのひとつである。
海に沈んだ大陸という物語はアトランティスの他に太平洋のムー大陸、インド洋のレムリア大陸がある。レムリアに関しては太平洋にあったとも言われる。
どちらも古代に繁栄したが海に沈んでしまったという点はアトランティスと共通しているが、これらの出典はここ200年程度のものであり、また、その根拠も現代ではすでに否定されてしまったものであり、いわゆるオカルトの域を出ていない。
掲示板
23 ななしのよっしん
2024/01/07(日) 00:55:14 ID: 4wXbSMKSEm
プラトンの話で割と忘れられやすいのが、
1:アトランティスが地中海西部を支配していたが、東部の方にも手を伸ばしてきた。
2:エジプトやアテネなどの地中海東部の国はこれを果敢に戦って撃退した。
という説明があるので、アトランティスを超文明として強国にすると、これを撃退したアテネなどの強さもどんどんヤバくなっていくという罠w
プラトンの書物にも「当時のアテネは今よりずっと強くて2万人も兵士がいた」とあるが、アトランティス軍は総勢120万人いたらしいので全員来たわけじゃないかもしれない&エジプトなどの同盟軍もいたのかもしれんが、アテネ軍は聖闘士みたいなのが無双状態でないと追いつかんぞ。
24 ななしのよっしん
2024/01/07(日) 10:24:20 ID: Ii3hw6UVl5
>>23
そう書くと『ふしぎの海のナディア』辺りのような
・実はアトランティス大陸そのものが地球外文明など「異世界の超巨大移民船」
・アトランティス大陸人の起源は超文明を築いた異世界からの移民だが、代を重ねるにつれ超文明の遺産は喪われ技術も喪われてしまった
辺りが「超古代文明アトランティス」としてはいい感じになるわけか……。
『バーティミアス』だと(少なくとも西洋世界は)俗に「悪魔」と呼ばれるような異世界の住民「妖霊」を従える術を密かに受け継ぐ「魔術師」達が支配してきたという世界観で、主人公格の妖霊バーティミアスにより「アトランティスは適切な制御手段を用意しないまま強大な妖霊の召喚を試みた結果大陸そのものごと滅亡してしまった」ことが示唆されていたけど。
25 23
2024/01/07(日) 10:39:29 ID: 4wXbSMKSEm
ちなみに「アテネに撃退される」設定はなぜか『秘密戦隊ゴレンジャー』で採用されていて、劇中考古学者が大陸が沈んだ真相について、
「アテネに敗れたアトランティスの王は国を奪われるぐらいならと飛行船に乗り込んで国土中央の火山帯に水爆を投下、これによって起きた地殻変動で大陸沈没。」って説明。
・・・飛行船と水爆を保有するアトランティスを負かすアテネの戦力が気になるが、そこは完全スルーされたw
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最終更新:2024/04/16(火) 15:00
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