アナと雪の女王(原題:Frozen)とは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作のアニメーション映画(ディズニー映画)である。通称・略称は「アナ雪」である。
概要
2014年3月14日公開(日本劇場公開日、なお厳密にはゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて3月2日に初公開された)。米国では2013年11月27日公開。
上映時間は102分。2Dのほか、3D上映もなされた。
日本ではウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが配給した。
監督はクリス・バックとジェニファー・リー。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作としては53作品目であり、ディズニー創立90周年記念作品にして初のダブルヒロイン作品。勿論、これまでのディズニー映画のようにファンタジーの要素を持ったミュージカルアニメ映画である。
原作は童話『雪の女王(The Snow Queen)』である。デンマーク人童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805〜1875)が1845年に発表した。ただし本作独自の要素や演出追加により、当作と原作は非常にかけ離れた作品となっている。実際に完成されるまで企画~製作においてかなりの時間を要したという。第71回ゴールデングローブ賞においてアニメ映画賞、第86回アカデミー賞において長編アニメ映画賞、歌曲賞(『Let it Go』)を受賞。アニメ界のアカデミー賞とも言われるアニー賞においても音楽賞(『Let it Go』)含む5部門で受賞している(対抗馬が日本アニメの名匠、宮崎駿監督の引退作『風立ちぬ』だったが、こちらは各種賞レースではカスリもしなかった)。また2015年の第38回日本アカデミー賞において優秀外国作品賞 金賞を受賞した。[1]
原題は上記の通り、日本語では『凍りつく』という意味の『Frozen』で、原題にはQueenどころかAnnaすら登場しない。原題をどんなに意訳しても「氷の世界」位にしかならないが、 国内上映にあたって、ディズニー・ジャパンのプロデューサー廣村織香が『ディズニー映画初のダブルヒロイン作品である』という点と『原題のままでは日本人にイメージし辛くアナ、エルサの両キャラクターに関心を持ってもらいたい』という意図から、『アナと雪の女王』という邦題での公開となった運びである。近年洋画は直訳、若しくはカタカナ表記が定着している中、今となっては大変珍しい日本独自邦題となっている。(私の考察であるが、アンデルセンの原作邦題「雪の女王(The Snow Queen)」を元に採用したタイトルであると考えられる。)
米国ディズニー社が「Frozen」としたのは、単に女の子向け映画という印象を付加したくなかった(男子も客層したい意図)意向がある。「Rapunzel」を「Tangled」とした理由も同じである。
王女アナ役は『ヴェロニカ・マーズ』、『HEROES』などのクリスティン・ベル。雪の女王エルサ役は舞台女優として有名でミュージカルドラマ『glee』にも出演しているイディナ・メンゼル。
主題歌『Let it Go』はメンゼル演じるエルサが劇中にて氷の城を建てる際に歌う曲。オリジナルとは別に公開される国の歌手により吹替されており、20ヶ国以上のバージョンが存在する。この楽曲はかなりの高評価を受けており、上記の賞にはおいては全て受賞かノミネート(ゴールデングローブ賞)されているほど。
このシーン自体の評価も高く、本映画の予告編はこの『Let it Goを歌いながら魔法で氷の城を創り上げるシーン』がそっくりそのまま使用されているほどである。
日本語吹替版ではアナ役を神田沙也加、エルサ役を松たか子がそれぞれ演じており、劇中歌も歌っている(両者共に舞台女優であるという点も原語版と共通している)。
公開後の動き
2014年3月20日、ディズニー社制作のゲーム「ディズニーインフィニティ」に、追加キャラクター及びフィギュアとしてアナ・エルサが登場。
2014年7月16日、DVD・Blu-ray販売が開始される。発売元はMovieNEX。[2]
2014年9月28日、米国でディズニー制作のドラマ「Once Upon A Time」4期目が放送開始。実写版のエルサ・アナ達が放送された。日本では約2年遅れで放送されている。この点から推測すると、2016年9月より日本放送開始の可能性がある。放送局はNHKBSプレミアム、またはDlife(BS)。
2014年12月31日の第65回NHK紅白歌合戦において、May J.・神田沙也加・イディナ・メンゼルの3人が出演した。松たか子は妊娠中のため出演せず。May J.は「Let It Go(日本語エンディング版)」、神田とイデゥナは合同で「生まれてはじめて」、そしてイディナが「Let It Go(英語)」を単独歌唱した。
2015年1月13日より、東京ディズニーランドにて「アナとエルサのフローズンファンタジー」と銘打ったスペシャルイベントを開催。仮装パレードやシンデレラ城へのプロジェクションマッピングを行う[3]。当初は同年3月30日までの予定とされていたが、7月へと期間延長した。
2015年5月2日及び3日、WOWOWにて日本国内テレビ初放送。
2015年5月13日、ディズニー・オン・アイス(ディズニーのアイスショー)30周年公演において、アナ雪が採用されることが発表された。公演は2015年7月より全国10都市で開催される。当公演のLet It Goは華原朋美のカバーバージョンが採用される。またスペシャルサポーターとして関根麻里と織田信成が起用される。[4][5]
2015年5月30日、”IDINA MENZEL WORLD TOUR 2015”の一環でイディナが来日。1日に大阪城ホール、2日愛知県芸術劇場大ホール、4・5日に東京都の日本武道館で公演を行う。4日の公演では、神田沙也加と共演した。イディナはLet It Goのサビ部分を日本語で歌唱した。[6]
2015年6月11日、香港ディズニーランドで夏イベント"Frozen Village"が開始。同年8月30日まで。[7]
2016年初頭、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(WDW)に、乗船型アトラクション"Frozen Ever After"が開設される。ノルウェーをモデルにしたエプコット・センター(Epcot Center)内に設置され、最も人気の場所となる予定である。スノーギースを含む人気キャラクターを間近に、そしてお馴染みの場面を目撃することができる。エルサが「夏の冬」を祝う様子や、彼女の魔法の力でアレンデールを極寒の冬にする様子を体験出来るという。
クリエイティブディレクターのKathy Mangumによると、初めにオラフ・スヴェンが出迎えてくれる。中間で生き谷の村でアナ・クリストフの場面「愛さえあれば」に入る。そして次に最大の見所である、かの有名な雪の女王エルサがLet It Goを絶唱する場面となる。擬似的な雪が部屋中に舞う。その後はマシュマロウに乗り、最終シーンに向かうという。
なおQライン(アトラクション乗船前の待つ列)にはオーケンの店が、アトラクション内には、アレンデール王国、氷の宮殿、生き谷の村などが再現される予定である。[8][9][10][11][12]
2017年以降、「アナと雪の女王」エリアが東京ディズニーシーに開設される予定。2015年4月29日、TDLを運営するオリエンタルランドが発表した。北欧をイメージし、広さは3万平方メートル、投資額は約100億円[13]。[14]
後続作品について
2015年4月25日、続編短編「エルサのサプライズ(原題:Frozen Fever)」が公開された。ディズニー映画「シンデレラ(実写版)」と同時上映。米国では2015年3月公開。
(あらすじ等の詳細は、ニコニコ大百科・エルサのサプライズへ)
2014年3月、長編の続編「Frozen 2」が製作中である旨が公式ブログ・株主総会にて発表された[15]。前作と同じ製作陣が起用される。ただし公開日と日本語版タイトルは確定していない。
あらすじ
アレンデール王国の王女エルサは生まれつき、雪を降らせたり凍らせたりする魔法の力を持っていた。
しかしその魔力が誰かを傷つける事、特に仲良しな妹アナを傷つける事を恐れた彼女は幼少の頃から隔絶され育てられる。
やがて美しい女性へと成長したエルサは女王になるべく戴冠式へ臨む。姉のエルサは自分で制御できない「魔法の力」に悩み、人と接することを避け、部屋に閉じこもる。そして妹のアナは「真実の愛」を夢見ていた。しかしふとしたことから魔法の力を抑えきることができなくなる。追われた彼女は逃げ出し、さらに暴走した彼女の魔法の影響により夏であったアレンデール王国は極寒の雪と氷に閉ざされてしまう。
そして大切な妹のため自分自身を抑え続けてきたエルサは自身の心を解放し、その自由に喜ぶ。彼女は『雪の女王』として生きることを選んだのだ。
妹アナは隔絶こそされども愛し慕っている姉を探すため、そして雪と氷に閉ざされた祖国のため山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、雪だるまのオラフとともに『雪の女王』が住む北の雪山へと旅に出る。
冷たく凍る氷を溶かすという『真実の愛』とは?アナはそれが何か分からないまま・・・。
キャスト
()内は日本語版吹替キャスト。
- アナ:クリスティン・ベル(神田沙也加)
- エルサ:イディナ・メンゼル(松たか子)
- クリストフ:ジョナサン・フロフ(原慎一郎)
- オラフ:ジョシュ・ギャッド(ピエール瀧)
- ハンス:サンティノ・フォンタナ(津田英佑)
- ウェーゼルトン公爵:アラン・テュディック(多田野曜平)
- パビー:キーラン・ハインズ(安崎求)
- オーケン:クリス・ウィリアムズ(北川勝博)
- カイ:スティーブン・アンダーソン(飯島肇)
- ゲルダ:エディ・マックラーグ(増岡裕子)
- アグナル国王:モーリス・ラマルシェ(根本泰彦)
- イデゥナ王妃:ジェニファー・リー(最所美咲)
- 司教:ロバート・パイン(竹本和正)
- パルダ:マイア・ウィルソン(杉村理加)
- マシュマロウ:ポール・ブリッグス(藤原貴弘)
- 5歳のアナ:リビー・スタベンラッチ(稲葉菜月)
(英語歌唱はケイティー・ロペス、日本語は同一人物)
- 9歳のアナ:アガサ・リー・モン(諸星すみれ)
- 8歳のエルサ:エヴァ・ベラ(佐々木りお)
- 12歳と18歳のエルサ:スペンサー・レイシー・ガーナス(小林柚葉)
スタッフ
- 監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
- 製作総指揮:ジョン・ラセター
- 脚本:ジェニファー・リー
- 音楽:クリストフ・ベック
- 製作:ピーター・デル・ヴェッチョ
- アート・ディレクター:マイケル・ジャイモ
- 劇中歌作詞作曲:ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス
- 劇中歌日本語翻訳:高橋知伽江
- 劇中台詞日本語翻訳:松浦美奈
キャラクター
年齢は戴冠式時点。役職は戴冠式後。
※ネタバレを含みます。 また映画場面以外でのディズニー公式見解及び小説版の情報を引用しています。
主要人物
- アナ(Anna:Princess Anna of Arendelle)
アレンデール王国の王女。18歳。誕生日は夏至(6月22日[17])。 おてんば恋娘。
髪は赤毛[18]であり、編み込みを半分ずつ両肩から垂らしている。
5歳の時にエルサの魔法により前頭部の額を負傷し、生き岩の谷へ搬送される。瀕死の状態だったが、トロールの長・パビーの魔法で回復。完治したものの髪の一部分が白色化している。(但しトロールにより”エルサの魔法に関する記憶”が消去され、アナは自分の白髪がエルサの魔法に起因することを知らない。)
頬の雀斑が特徴的。直感的に行動し、お転婆で元気一杯。時に勇敢さも発揮する性格の少女。
好物はサンドイッチ[19]。
魔法抑制能力や次期女王としての厳格な教育を受けるエルサを異なり、両親はアナを甘やかした。物静かなエルサと異なり、アナは何にでも反抗した[20]。その為か、18歳時点の行儀が従来のお姫様らしくない場面[21]も描かれている。なお多数の従来プリンセスのように、動物との意思疎通は可能であるようだ[22]。そして理由も分からず最愛の姉から遠ざけられ、門を閉じた城で対人交流も減少し、次第に「真実の愛」を所望していく。孤独な子供時代を過ごした彼女はそれほど、愛に飢えていた。
小説版及び未収録曲では、多才な姉と違うこと[23]やスペアであること[24]にを嘆く場面も見られる。
戴冠式の日、初対面の王子ハンスと出会い、当日中に婚約する。その報告をエルサに行い、口論となる。その結果エルサを激昂させる。姉が王国を氷結させた責任を感じ、エルサ捜索と説得の旅に出る。
- エルサ(Elsa:Queen Elsa of Arendelle,Elsa the Snow Queen)
アレンデール王国の女王で、アナの姉。21歳。誕生日は冬至(12月22日[25])。
生まれつき「触れるものを凍らせる」「雪や氷を創出する」魔法[26]を持つ。
感情が昂ると魔法の自己制御が不可能となり暴走する。
なお彼女の感情により創出される氷雪の形状が変化する。
髪は白金髪(プラチナブロンド)であり、編み込みを一つにまとめ左肩から垂らしている。
顔は蒼白。繊細な性格だが、教養を持ち気品高く心優しい性格。生真面目で勤勉家でもある[27]。
好物は、ニシンの酢漬け[28]。
学童期の姉妹は、エルサの魔法を使用し遊びを興じていた。しかし8歳のとき、誤ってアナの前頭部に魔法を直撃させて負傷させる。幸いにも一命を取り留め完治したが、アナの頭部を治療したトロールの長・パビーにより「この魔法は美しいが危険でもある。抑制しなければ将来危険なものとなる」と警告される。
それ以降、エルサは最愛のアナを負傷させたことをトラウマに感じている。また愛する妹を傷つけないようにするために、戴冠式まで事実上の引きこもり生活を送る。また両親より、魔法抑制の訓練と次期女王の素質を身につけるための厳格な教育を受ける。両親から魔法を封印する手袋を与えられ、常に戒律(マントラ)を唱和するように、と教育される。しかしさほど効果は現れず、成長に従い魔力は日増しに強まっていく。
21歳で成人した彼女に戴冠式が執り行なわれ、アレンデール王国女王に任命される。自身の戴冠式後のパーティーの最中、アナの唐突無稽な婚約発表とハンスの兄12人との同居計画に憤慨。エルサは感情的になり魔法を暴発させてしまう。望まぬ形で周囲の目に魔法を晒す。取り乱したエルサは、城から逃走する。
なお逃走の最中、夏のアレンデールを永遠の冬へ変えてしまう。その後「もういいんだ(Let It Go)」と吹っ切れる。ノースマウンテンに氷の宮殿を建設し、本格的な隠遁生活を開始する。ひとり孤独だが、ここなら誰も傷つけずに済む。素の自分のまま魔法を抑制せずに「雪の女王」として自由に生きることを決意する。
制作当初、Let It Goの作曲前は悪役に設定されていた[29]。この初期エルサのモデルは、イギリス人シンガーソングライターのAmy Winehouseである。 ディズニー初の20代プリンセス[30]と表現される場合が多々あるが、戴冠式後の役職はQueenでありPrincessではない。
- クリストフ(Kristoff)
氷の収穫人(アイス・ハーベスター)として、氷を売り生計を立てている青年。21歳。
山上の湖から採取した氷を城下町へ輸送する仕事している山男。
人間関係が苦手でシャイ。「氷は俺の人生だ」と豪語する[31]ほど氷への想いは強い。
少し体臭がくさい[32]。また普段はシャワーを浴びないらしい[33]。
乳児期に親に捨てられたが、運良くアイス・ハーベスター集団に発見され命を助かる。
オーケンの雑貨屋でアナと出会い、ノースマウンテンへの案内をすることになる。
北欧の少数民族・サーミ族がモデルとされる。
のちにアレンデール王国公認アイスハーベスターに任命される。
- オラフ(Olaf)
エルサの「魔法の力」で生み出された雪だるま。
常に笑顔を絶やさない明るく愉快な性格。暖かいハグが大好きであり、暑い夏を過ごすことを夢見る。
出っ歯。髪の毛・まつげ・腕は木の枝で、黒い石をボタンに見立てて付けている。
人参の鼻はアナによって取り付けられた。なお頭蓋骨を始めとする体内の骨はない。
繁盛に身体が分解する。
幼少期のエルサに「普通の雪だるま」として創作されたが、アナを負傷させた後の魔力暴走のために崩壊。
その後21歳の吹っ切れたエルサにより、オラフは再び生み出された。今度は「魂を持つ雪だるま」として、どの構造物よりも真っ先に制作された。
雪山道中、通りかかったアナ一行に加わる。
名称の由来は「Oh,Laugh!」から採用された。綴りが極似している歴代ノルウェー王に見られる”オーラヴ”(古ノルド語でÓlafr,ノルウェー語でOlav)との関係性は不明である。
- スヴェン(Sven)
クリストフの相棒であるトナカイ。幼子の時、群れと逸れ衰弱していたところをクリストフに拾われた。
人参が好物。
- ハンス・ウィスターガード(Hans Westergård:Prince Hans Westergård of the Southern Isles)
サザン・アイルズ(南諸島) の王位継承権13位の王子(末っ子)。23歳。
好物はサンドイッチ(アナと同様)。もみあげが長い。
12人の兄のうち長男・次男・三男からは「いない者扱い」されていた。
氷結後のアレンデールを一時的に統治する。これはアナ王女の命による。
アナと婚約を行う。しかし真の目的は「自分の地位向上」。王位継承権13位の王子が、自国では出世見込みが乏しい。当初はアナと政略結婚を行う予定だった。アレンデール氷結後は、アナを見殺し、エルサを暗殺する方針に切り替えた。その後、自らアレンデール国王となり支配することを目論んでいた。
エルサが夏を取り戻した後、捕らえられる[34]。
続編エルサのサプライズでは、馬小屋で馬の排泄物を処理する仕事に従事させられている。またベイマックス劇中で顔写真が指名手配書に掲載されていたり、銅像が破壊される描写がみられる[35]。
15〜16世紀にかけてハンスという名前のデンマーク王が実在したが関連は不明[36]。
その他
- ウェーゼルトン公爵(Duke:Duke of the Weselton)
戴冠式に招待されたウェーゼルトンの公爵。 かつらを被る。
「ウィールスタウン[37]」と英語読みされることを嫌がる。
アレンデール王国の財産を搾取することを企む。
王国が永遠の冬に包まれた後は、エルサの暗殺を画策し、部下に命令する。
- アグナル国王・イデゥナ王妃(Agdar・Idun)
国王及び王妃。 アナとエルサの両親。
エルサの魔法を秘匿するために手袋を渡し、マントラを唱えさせた。またアナや召使い、国民などにエルサの魔法能力を周囲の目から隠すために、召使いを削減し、城門・対人交流を閉ざすよう指示した。
エルサ18歳・アナ15歳のとき、船舶使用の外遊に赴く。2週間で帰国する予定であったが、航海中に嵐に遭遇する。結果船が難破する。この際2人は死亡したと推測されている。[38]。
Agdar(Agðar)・Idun(Iðunn)は、共にノルウェーにおいてポピュラーな名前である。日本の苗字では、太郎・花子に該当する。
映画中のモニュメントに刻まれたルーン文字では、Adgarを「ᛅᚴᚦᚬᚱ」,Idunを「ᛁᚦᚢᚾ」と表記している。
- カイとゲルダ(Kai and Gerda)
アレンデール王国の召使い(侍従・侍女)の中年男性と女性。同名の男女が原作「雪の女王」に登場する。
- マシュマロウ(Marshmallow)
エルサが氷の宮殿から、アナ・クリストフ・オラフを追い出すために作り出した巨大な雪の生き物。
オラフからは弟と呼ばれている。
-
トロールたち(Trools)
石の精霊。人類誕生よりも遥か昔から存在していた生き岩。
首にかけた水晶を使用し、天上のオーロラからパワーを引き出す技を持つ。
普段は岩の形をしている。
人類よりも長く存在し深い叡智を持つため、クリストフからは「愛のエキスパート」と呼ばれる。
アグナル国王がアナ搬送前に閲覧した地図には「ᛏᚱᚢᛚ」と表記されている。
- パビー
トロールの長。
生き谷の村へ搬送されてきたアナを治療した。
頭部は容易に治療できるものの、凍った心の治療は非常に困難だという。
- パルダ
女性のトロール。アナの搬送を追跡し生き谷の村へとたどり着いた幼少期のクリストフとスヴェンと出会い、彼らの母的存在となる。
- オーケン(Oaken)
山小屋「オーケンの店(WANDERING OAKEN'S TRADING POST)」で雑貨・トラベル用品店(サウナ付き)を経営する店主。巨体の持ち主。普段は優しい性格。しかし怒らせると怖く、腕っ節が強い。
日焼けオイルの製造[39]、医薬品の調合[40]の技術も持つ。
彼には家族がおり、劇中ではサウナに入室していた。
なお彼の英語は北欧訛りである。
- スノーギース(Snowgies)
続編短編「アナと雪のサプライズ」で初登場。
風邪を罹患したエルサがくしゃみをすると発生する小型の雪だるま。
いたずら好きで、アナの誕生日ケーキを食そうとしつこく狙う。
個々のスノーギースたちはオラフにより名付けられている。
地名等
ここでは物語上の地名を要約して記述する。詳細情報と解釈は→ニコニコ大百科・アレンデール王国へ。
- アレンデール王国(Kingdom of Arendelle)
豊かな資源に恵まれた小国。「フィヨルドの結晶」と謳われる。
司教から任命を受けた、王位継承者により統治される君主制国家。
北欧の王国。フィヨルド(氷河の侵食により成型された入り江)の近くに位置する港町であり、周囲にはノースマウンテンがそびえる。
エルサの魔法を秘匿するために、召使いを削減し、13年間門を閉ざしていた。
- 氷の宮殿(Elsa's Ice Palace)
エルサの魔法の力でノースマウンテンに建設された氷造宮殿。エルサの感情で宮殿の色が変化する。
- 生き岩の谷(Valley of the Living Rock)
トロールたちが暮らす谷。パビーが長である。搬送された幼少期のアナがパビーの治療で全快した場所。
- サザン・アイルズ(Southen Isles)
ハンスの出身国。小説版では「南諸島」と表記される。
アレンデール王国と海峡を挟んで、南方に位置する。デンマークの国家をモデルとしている。
- ウェーゼルトン(Weselton)
ウェーゼルトン公爵の出身国。
アレンデールの重要な交易相手国であり、深い関係を築いていた。
しかし物語の終盤エルサの命令により、無期限の国交断絶が行われる。
小説版では「いたちのまち」とも表記されている。
ドイツの国家をモデルとしている。
時系列
エルサの年齢を基準とする。なお数え年ではなく満年齢を使用する。
- 誕生2年前:ハンス誕生
- 0歳:エルサ・クリストフ誕生
- 3歳:アナ誕生
- 8歳:エルサがアナ(5歳)の頭部を負傷させる
- 18歳:アナ・エルサの両親が海難事故に遭遇。行方不明だがアレンデール王国は認定死亡とする。
- 21歳:エルサの戴冠式。エルサがアレンデール王国女王に任命される。(当作)
- 22歳:エルサ達がアナ(19歳)の誕生日を祝う。(Frozen Fever)
劇中歌
主要曲を劇中登場順に示す。
| 開始時点 |
曲名(日本語) |
英語曲名 |
備考 |
| 0:00 |
Vuelie (ヴェリィ) |
Vuelie |
賛歌。原曲名は
"Eatnemen Vuelie" |
| 1:45 |
氷の心 |
Frozen Heart |
|
| 8:18 |
雪だるまつくろう |
Do You Want to Build a Snowman? |
|
| 13:22 |
生まれてはじめて |
For the First Time in Forever |
|
| 23:40 |
とびら開けて |
Love Is an Open Door |
|
| 31:09 |
ありのままで |
Let It Go |
|
| 38:45 |
トナカイのほうがずっといい |
Reindeer(s) Are Better Than People |
|
| 47:35 |
あこがれの夏 |
In Summer |
|
| 55:42 |
生まれてはじめて(リプライズ) |
For the First Time in Forever(Reprise) |
|
| 1:05:43 |
愛さえあれば |
Fixer Upper |
|
| 1:32:34 |
ありのままで(エンディング版) |
Let It Go |
日本版はMay J. |
短編「エルサのサプライズ」
- Making Today a Perfect Day(パーフェクト・デイ 〜特別な一日〜[41])
未採用曲(Outtake)
英語版アルバムのDELUXE版に収録されている未採用曲。日本語版はない。
- We Know Better
- More Than Just the Spare
- Spring pageant
- Life's Too Short
- Life's Too Short(Reprise)
- You're you
特記事項・考察
- 「恐れ」と「(真実の)愛」が主題である。アナは「真実の愛」とは何かを学ぶ、エルサは「恐れの心」にどう対処するかをテーマに描いている。[42]
- 美女と野獣・塔の上のラプンツェルのスタッフが制作に関与している。
- 2014年公開映画の興収ランキングで1位、また歴代3位を記録した。(何れも日本)
- 最終的に日本の興行収入は250億円を突破した。この記録は13年振りの快挙である。
- 「ありのままで」が、2014ユーキャン新語・流行語大賞においてトップテン入りを果たす。
- 劇中版のLet It Goを担当した松たか子が比較的高評価なのに対し、ED版を歌うMay J.は酷いバッシングを受けた[43]。
- 日本が世界で一番遅い公開国とされているが、実際はイラン・イスラム共和国(ペルシア語版)が最終公開国。日本公開約8ヶ月後の2014年11月25日公開[44](イラン暦1393年9月4日)[45]。なおイラン宗教界から「悪魔の詩事件以降最も危険」などとするファトワー(宗教的見解)が発令され、映画界と対立し紆余曲折を得た模様[46]。アルバニアでの公開は2014年4月3日とされており[47]、これが事実であれば日本は世界で3番目に遅く公開された国となる。
- 「LGBT暗示」などの噂がある。しかし総制作指揮担当のジョン・ラセターは「この映画は、現代を生きる皆さんのために作りました。特定の誰かのためではなく、全ての人に向けて作ったものです[48]。」としている。
- イベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」の効果で、2014年度のTDL入園者数は過去最高を記録した[49]。
- アニメーターは氷の結晶構造を専門家を招き勉強した。またLet It Goにおける氷の宮殿建造シーンには50人の手によって政策された。
風説
当項目はネットやファン同士で囁かれている噂を集めたものです。信憑性の判断は各位に委任します。
- 当映画は「LGBT[50]」を暗示している、とする指摘がある。幼少期エルサへの両親の対処方法や態度が、LGBTの子どもが保護者から受ける理解の無い行為を表現している。また「Let It Go」前後の衣装はLGBTへ世間的抑圧・解放を意味している、などと理由が挙げられている[51]。
転じて「Let It Go」はLGBTカミングアウトソングであり、また作中に於ける登場人物の行動が「キリスト教的自己犠牲」を表現しているという指摘や「5歳の子供を同性愛に誘惑するものだ」とする批判も寄せられた。[52]
オラフがタブー視されることが多い障がい者の性(オラフが知的障がい者の象徴だとする者もいる)を表現しているとする意見もある。
なお本国版クリストフ声優担当のジョナサン・フロフは同性愛者、原作者のアルゼンセンは両性愛者であることは事実である。
- どちらにせよ家族愛・姉妹愛を描いている作品である。ただこの「姉妹愛」が転じて「百合」だと捉えられる場合もある。Pixivや海外の投稿サイトには、姉妹愛を描いた作品で溢れている。アナ・エルサを描写した作品はエルアナ(Elsanna)と呼称される。
- 女性の地位向上・社会進出をテーマにしている、とも指摘された。これは本作品が、ラプンツェル、メリダ、ムーランなど同等に、従来のディズニープリンセスシリーズで女性が受け身的存在と描かれていない。ディズニープリンセスシリーズ初のダブルヒロインという設定(しかも一方はプリンセスではなく女王である)である。またエルサに異性の恋人がおらず、アナも明確に男子と結ばれていない点(ただし最終シーン付近でクリストフとのキスシーンあり)を理由としている。
- エルサを引きこもり[53]・発達障がい[54][55][56][57]・精神疾患[58](うつ病・双極性障害[59]やパニック障害・社会不安障害・対人恐怖症(侮蔑語ではメンヘラ、コミュ障、ぼっち)などと、またアナを尻軽だと捉えるものが現れる。特にアナ雪を引きこもり(ニート)の物語と捉えた痴音ミクや弟の姉などは替え歌を製作している。ただし生まれながらにして王女、戴冠式後は女王という役職を得ている。
- エルサは解放、アナは抑制という人間的成長を得て真実の愛へと辿り着いたとする論説がある。Let It Go以降のアナ・エルサの服装(肌の露出度)が反転しているためである(エルサは薄着、アナは厚着に変化している)
- 「塔の上のラプンツェル」のラプンツェルはアナ・エルサの従兄弟、とする説がある。これは場面「生まれてはじめて」でユージーンと共に一瞬だけ登場することから。「リトルマーメイド」に登場する沈没船が前国王夫妻外遊に使用された船舶であり、彼らはラプンツェルらの挙式に赴く最中だったとする説もある。
- このラプンツェルのウェディング(Tangled Ever Aftar)は ラプンツェル救出2年後に執り行われている。[60]結婚式と船沈没が同年かつ、それより3年後にエルサの戴冠式が執り行われたと仮定するなら、戴冠式に招待されたラプンツェルは既に23歳であり、アナ・エルサよりも年上である。
- 日本のマンガ・アニメ作品「聖闘士星矢」との類似点を指摘された[61]。なおディズニーは、以前にも1994年公開映画「ライオンキング」が手塚治虫「ジャングル大帝」のパクリ・オマージュと指摘された過去が持つ[62]。
- 多数の言語版(Let it Goが40ヶ国語以上)が作成された背景には、海賊版対策があるとされる。
- クリストフ・ハンスの誕生日を、それぞれ春分・秋分の日であるとする説が一部ファンによって囁かれている。(アナ・エルサの誕生日は、前記の通りジェニファー・リーのTwitterにて明言されている。)
- アレンデール王国の資産とクリストフの年収を予想・算出したサイト[63]がある。なおクリストフはローン立でソリを購入している。生計を立て、ローンを毎月返済する程度の収入はあると思われる
- カナダの大学教授が「アナ雪に於ける冷凍に要した熱エネルギー[64] 」と称する大真面目な論文を発表し、科学雑誌に掲載された。なお核兵器換算で、広島型原爆(リトルボーイ)で115個以上の威力があると考察している。この教授は「ディズニーはアニメ世界内の幻想で終わることを良いことに、過小評価し過ぎている」と釘を刺している。(「寒さなんか全然気にならない」とエルサが軽い台詞を言うのみでは済まされない、ということを言いたいらしい。)
- 空想科学読本の柳田理科雄も上記と同様のことを述べている。氷の城の重量は2万トンであり、270億Kcalの熱エネルギーを要する推測した。氷製造に使用した冷却エネルギーは、体内から放出しなければ焼け死んでしまう。その熱エネルギーが大阪に破棄されたと仮定すると、灼熱地獄と化す、と述べている。[65]
- 戴冠式の日付は、1844年7月29日。またエルサの生年月日を1822年12月22日、アナを1826年6月22日とする説がある。これはオーケンが「7月」と発言しており、また実在のノルウェー王・オーラヴ2世が死去した日付が7月29日[66]であること。そして1840年代で7月29日に満月が昇る[67]年は、1844年であることを根拠としている[68]。アナ・エルサの生年は戴冠式日付より逆算された[69]。
- 登場人物のハンス・クリストフ・アナ・エルサ・スヴェンは、原作者の名前「ハンス・クリストフ・アルゼンセン」から取られたとする説がある。Hans Christian Andersen(Andersen)=Hans Kristoff Anna Elsa(Sven)
- それぞれの顔がアナは父親似、エルサが母親似だとする噂がある。またアグナル国王はウォルト・ディズニーに似ているとする言及もある。
劇中の小知識
- 楽曲「愛さえあれば」の前にアナとハンスが食べているのは、クルムカカという食べ物。ノルウェーの焼き菓子(小麦粉を材料に作られるクッキーのような菓子)である。
- アナ一行が氷の宮殿に到着した際(0:53:30付近)、アナはオラフに対して「1分間待ってて」と指示を出す。この時点からオラフは時間を数えており、実際に60秒後オラフが氷の宮殿に入城してきた。
- オーケンの店で、アナが魚の瓶詰め(a quart of lutefisk)をオマケとして提供されている。ただしこのルーテフィスクはタラを灰汁に漬けた料理である。エルサの大好物とされるニシンの酢漬け(マリネ、スーシル"sursild")とは異なる。
- エルサがウィーゼルトン公爵の部下に暗殺されかける直前(1:11:58付近)でハンスが宮殿の天井を一瞥している。その後ハンスはこの部下からクロスボウ(洋弓銃)の砲口を直角に逸らさせる。そしてエルサの身体からシャンデリアへと照準が変更され、シャンデリアが落下したがエルサは間一髪で気絶のみで済み、救出される。ただしこの矢が発射される直前に、ハンスは砲口の照準をと意図的に変更した疑惑がある。
騒動
- 中森明夫の「アナと雪の女王」独自解釈論文が中央公論より掲載拒否される。松たか子、小保方晴子、長谷川三千子、さらには皇太子妃雅子がエルサと類似している可能性があるとする中森自身の独自見解を述べている。後にインターネット上で掲載拒否された全文を掲載している。[70]。これは後述する週刊文春のバッシング記事に対する擁護文章である。なお中央公論は1960年に掲載した小説「風流夢譚」が原因で、翌1961年に右翼団体構成員の少年を刺激させ、社長宅における殺傷事件を誘発した。この小説が皇室を侮辱したものと捉えられたため。この事件以降、中央公論は皇室関係の記事を掲載することに慎重であるとみられる。
- 週刊文春の皇太子妃雅子バッシング記事[71]と高橋源一郎のアナ雪と天皇制の関係を問う時評[72]は問題なく掲載された。
- 1ドル札のワシントン肖像部分にアナ・エルサの特製シールを貼り、インターネットオークションで販売した名古屋市在住の28歳男性が著作権法違反容疑で逮捕された[73]
ネタ
- エルサが大寒波を発生させた首謀者として「指名手配」された。アメリカ合衆国ケンタッキー州にあるハーラン市警察がネタとして発表。「容疑者は女性で金髪。"Let It Go"という曲を突然歌い出すことが分かっている」「天候に関して容疑者は非常に危険。一人で取り押さえようとしないこと」と指名手配書に記載された。[74]
- アメリカ合衆国サウスカロライナ州のハナハン市警察は、噴水を凍らせようとしたエルサを逮捕した。その後釈放され、社会奉仕活動を言い渡された。[75]
- アナと雪の女王の登場人物をモチーフにしたと思われる”かかし”が多数製作されている。
関連動画
日本語版予告編
※予告版では本編と声優が異なるキャラクターが存在する。
公式による主題歌『Let it Go』クリップ映像
(左:イディナ・メンゼル英語版)
(右:松たか子日本語版)
『Let it Go』25ヶ国語Ver.
関連商品

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上段が英語版小説。下段は日本語版である。
上段左右は両方共に同じ内容である。ただし右のSpecial Edition版は文庫本(ハードカバー)であるのに対し、左はペーパーブック(ソフトカバー)である。耐久性は右が優れている。
下段左は竹書房版の中高生〜成人向け、右は偕成社版の小学生低学年以上向けである。
竹書房版の描写は偕成社版より格段に詳しい。また劇中で省略された設定や背景を事細かに盛り込んでいる。
関連リンク
関連項目
- 塔の上のラプンツェル -本作の場面「生まれてはじめて」で、ラプンツェル(断髪後)とフリンが一瞬登場。
- ベイマックス - 次作。本映画のスタッフが制作参加。アナ雪とは反対に、日本で世界初公開された。
- エルサのサプライズ - 続編短編。2015年3月公開
- ディズニー
- ディズニー映画
- ディズニー関連の記事一覧
- ディズニーインフィニティ
- アニメ作品の一覧
- アニメ映画の一覧
- 2014年のアニメ作品一覧
脚注
- *第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!(日本アカデミー賞協会)
- *『アナと雪の女王』7月16日にDVD、ブルーレイ発売&レンタル開始(ORICON STYLE・2014年5月30日)
- *スペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」が本日よりスタート。松たか子さんらのサプライズ登場で大歓声が!(Tokyo Disney Resort Blog・2015年1月13日投稿)
- *華原朋美歌う「レリゴー」を記念歌採用 ディズニー・オン・アイス(スポニチ・2015年3月6日)
- *華原朋美、アナ雪「レット・イット・ゴー」を歌唱 ディズニー・オン・アイスとタッグに「夢のようです」(モデルプレス・2015年3月6日19時10分)
- *『アナ雪』本家エルサが初武道館(朝日新聞・2015年6月4日)
- *Visit the Enchanting “Frozen” Village Welcome the Coolest Summer at Hong Kong Disneyland(香港ディズニーランド・2015年3月15日・英語)
- *First Look: ‘Frozen Ever After’ at Epcot(公式Disney Parks Blog・2015年6月9日・英語)
- *‘Frozen Ever After:’ An Exclusive Look at Disney’s Upcoming Attraction(The Wall Streat Journal・2015年6月9日・英語)
- *佛州迪士尼明年增《魔雪奇緣》遊船旅(星島日報・2015年6月10日・繁体中国語)
- *ディズニーの「アナ雪」アトラクション、16年オープンへ(CNN Japan・2015年6月10日)
- *「アナ雪」の新アトラクションが米パークにオープン 詳細が明らかに(モデルプレス・2015年6月10日)
- *「アナ雪」遊戯施設は東京ディズニーシーに 17年度以降(2015年4月29日・日本経済新聞)
- *アトラクションやレストランも設置される見込みである。東京ディズニーランド、東京ディズニーシー今後の開発構想 大規模開発エリアのテーマ方針を一部決定(東京ディズニーリゾート公式ブログ・2015年4月28日)
- *Frozen 2 is Officially Announced And We Are Crying Icy Tears of Joy(2014年3月投稿・英語)[16]
- *ディズニー「アナと雪の女王」パート2公開へ(J-CASTニュース・2015年3月13日)
- *当映画の監督兼脚本担当者ジェニファー・リーのTwitterより。日本時間2014年9月2日17時7分投稿分
- *正確には"Strawberry Blonde"(赤み掛かった金髪)。Anatomy of a Disney Character’s Style: Frozen Editionより。
- *日本語版の「とびら開けて」の歌詞より。原曲英語版では「サンドイッチ好き」とは断言していない。→解説サイト Frozen Feverでは、バゲッドのサンドイッチらしき食べ物をエルサからプレゼントされているため、可能性は高い。
- *竹書房版小説37頁
- *例として、自転車のサドルに立ち城内を走り回る・起床時のボサボサな髪とよだれ(恐らくディズニープリンセス初)・甲冑の右腕を破壊・銅像をトールケーキに投げ込む・チョコレートのつまみ食い・外窓及び外壁清掃用のブランコに乗り、危険を顧みずに高所まで登る・クリストフのソリのボンネットに足を置く・エルサからプレゼントされたサンドウィッチをかじる(Frozen Fever)、など。
- *楽曲「生まれてはじめて」より
- *エルサと異なり、魔法が使えない・勉強ができない・上品でないこと。竹書房版小説未収録曲”More Than Just The Spare”より。
- *「次女として生まれたことは、次期王位継承予定者(エルサ)に大事が起きた際の”予備”の人間である」という意味。日本語竹書房版小説75頁など
- *脚注3と同じ。アナとは丁度2歳半上の姉である。
- *ただし自らが氷雪を製造しているのではなく、空気中の水分を収集・冷却して皮膚表面から放出しているらしい。竹書房版33頁
- *未収録曲「More than just the spare」や絵本「A Sister More Like Me」、ランダムハウスの続編小説などの描写。
- *続編児童向け小説版のみ言及。ラウンドハウス社版"Anna & Elsa #2: Memory and Magic"と日本語訳角川つばさ文庫版「失われたアナの記憶」より。それぞれRH社版6頁に"Pickled Herring",角川つばさ文庫版14頁に「ニシンの酢漬け」と表記。逆にアナはこの食べ物の匂いが苦手なため、幼少期より嫌いである。但しノベライズ"Anna & Elsa"シリーズがDisney公式見解であるかどうか不明。なおノルウェーの冠婚葬祭に於ける料理・スモーガスボード(Smorgasbord,ノルウェー語でコルトボール(Kodtbord=冷たい食事)の重要な惣菜であり、ポピュラーな食べ物とされている→引用サイト。
- *『アナ雪』 女王は悪役だった?(ライブドアニュース・2014年5月18日7時配信)
- *『アナと雪の女王』のエルサはディズニープリンセス初の20代!(ギズモードジャパン・2014年5月4日配信)
- *本編の0:53:30付近
- *楽曲「愛さえあれば」より
- *続編短編「エルサのサプライズ」の描写
- *Wikipediaでは「逮捕」と表現。但し映画ではサザンアイルズ船籍と思われる船舶内の牢屋にぶち込まれるシーンのみ描写されており、小説版において"Arrest"や「逮捕」といった言葉は使用されていない。南諸島の役人による拘束or逮捕(仮に南諸島の治外法権が及ぶ場合)、或いはアレンデール王国による逮捕からの強制送還の何方かである。
- *ディズニー初!? ハンス王子は『アナと雪の女王』短編でも絶賛お仕置き中!(CinemaCafe.net・2015年5月27日)
- *Wikipedia:ハンス (デンマーク王)
- *映画版の名称。英語版青年向け小説28頁では、”Weaseltown”。日本語竹書房版小説64頁では「ウィーゼルタウン」と各表記されている。
- *小説版では「二度とアレンデールの地を踏まないと宣言」「亡骸のない墓が設置され葬儀が行われた」と表記。アレンデール王国は「国王夫妻は死亡した」とする見解を述べる(認定死亡)。ただし映画・小説版共に「外遊船が難破し沈没する」、小説版では「雷に打たれたらしい船の残骸を発見」としか描写されていない。遺体が発見されていないため、生存している可能性(行方不明)も考えられる。
- *本編でアナが入店した際に、購入を勧められた。
- *Frozen Feverでの描写
- *ディズニー公式サウンドトラック販売サイトより。
- *アナと雪の女王:2人の監督に聞く「アナにとっては愛、エルサは恐れる心とどう向き合うかの物語」(MANTAN WEB・2014年03月19日)
- *「MayJ.、「アナ雪」主題歌でのバッシングを振り返る 「人前で歌うのが怖くなることもありました」(Jcastテレビニュース・2015年4月4日13時28分配信)
- *DisneyWikiでは2014年10月とされている。
- *吹替を担当したテヘラン青年声優協会(Glory Entertainment)のリリース公式発表ページ(ペルシャ語)を英語に機械翻訳。公開日日付はイラン暦で記載されていたため、その後西暦2014年版イラン暦カレンダーにて西暦日付を算出。なおAzarは9月である。
- *イスラエルのネットメディア記事より。“Frozen” out in Iran(The Israel Daily・2014年11月投稿・英語)
- *日付はDisneyWikiを参照した。投稿者"Disney Albania"がYoutubeに予告編動画を投稿している。ただし公式であるかは不明。
- *原文ママ。アナと雪の女王 ビジュアルガイド(角川書店)1頁より。
- *【ディズニー】パーク入園者数が過去最高記録! 『アナ雪』効果で閑散期なくなる。(CinemaCafe.net・2015年4月8日)
- *同性愛者・両性愛者・性転換者・異性装者などの性的少数者(性的マイノリティー)を示す総称
- *アナと雪の女王を同性愛映画だと見られる8つの理由(2014年2月11日投稿)
- *アナと雪の女王、世界的大ヒット 「同性愛を示唆している」との指摘も(産経ニュース・2014年4月8日10時48分配信)
- *アンサイクロペディアや日本国内のブログ等。
- *自閉症スペクトラム障がいとも。日本国内のブログに多数。生まれ持ったエルサの魔法を、発達障がいに於ける先天的な脳内の器質的偏重であると捉えた、と思われる。
- *エルサの特性 〜アナと雪の女王を発達障害という視点から(HatenaBlog・2014年10月15日)
- *アナ雪と発達障害(アメブロ・2015年2月3日)
- *【アナと雪の女王】そして特殊な能力 発達障害との関連(アメブロ・2014年5月26日)
- *Frozen: A Lesson on Mental Illness?(MOVIEPILOR・3月25日5時16分配信・英語)
- *Becoming Elsa From 'Frozen' Saved This Woman From Depression — Is She On To Something?(Yahoo!HEALTH・2015年2月2日・英語)
- *塔の上のラプンツェルの最終シーン付近、ユージーンが"Did Rapunzel and I ever get married? Well I am pleased to tell you that after years and years of asking, and asking, and asking, I finally said yes."と発言した。
- *「アナと雪の女王、聖闘士星矢に酷似点 海外で「似すぎ」と話題に」(もぐもぐニュース・2014年5月1日配信)
- *ただし手塚治虫自身がディズニーファンであり、彼の作品にもディズニー映画から影響を受けたものが存在する可能性がある。
- *「アナと雪の女王」の年収を考えてみました(平均年収.jp)
- *Powering Disney’s Frozen with a Carnot Refrigertor(JIST・英語)
- *これは面白い!【アナ雪のエルサは街を灼熱地獄に・・・】『マンガ・映画の疑問』(NAVERまとめ・ 2015年04月16日投稿)
- *Wikipedia:オーラヴ2世(ノルウェー王)、なお現実のノルウェーでは祝日であり、ノルウェー王室で7月29日に戴冠式が執り行われた史実がある
- *「とびら開けて」の楽曲中に、満月の描写がみられる
- *Regarding the date of Coronation Day(Btclush.com・2015年5月5日投稿・英語)
- *[補強/結論】戴冠式の日を基準にしてエル誕祭とアン誕祭を調べてみた。(Tistory.com・原文は韓国語)
- *「中央公論」掲載拒否! 中森明夫の『アナと雪の女王』独自解釈(全文掲載・RealJapan.org・2014年6月17日)
- *雅子さまは「雪の女王」か(全文掲載・JPEG・週刊文春6月19日号(6月12日発売)に掲載されたもの)
- *(論壇時評)「アナ雪」と天皇制 ありのままではダメですか 作家・高橋源一郎(全文・朝日新聞・2014年6月26日)
- *♪偽ドルも作ろう、シール貼って…「アナ雪」紙幣ネット競売、4300円で落札者(産経新聞・2014年11月18日)
- *米東部を襲った寒波 警察が「アナ雪」のエルサを指名手配!(ハザードラボ・2015年2月21日)
- *【!?】「少しも悪くないわ」 噴水を凍らせようとしていた“アナ雪”女王・エルサが逮捕される(カルラボ・2015年2月24日)
- *インターネット上のクラウドを利用し、パソコンやスマートフォンでのストリーム視聴を可能にするサービス。ディスク再生が不要。