プリンセスと魔法のキスとは (プリンセストマホウノキスとは) [単語記事]

プリンセスと魔法のキス(The Princes and The Frog)とは、2009年のディズニー映画である。

概要

21世紀に入ると3D作品を多く出していたディズニーの、2004年の『ホーム・オン・ザ・レンジにぎやか農場を救え!』(日本未公開)以来となる2D作品。

原作はE・D・ベイカーの"The Frog Princess"。主人公のティアナは初のアフリカ系ディズニープリンセスとなる。

あらすじ

アメリカニューオーリンズ州の少女ティアナは、自分のレストランを持つという父との夢を叶えるためにウェイトレスとして働いていたが、上手くいかない現実の前にくじけそうになっていた。そんなある日、友人のシャーロットのパーティーでプリンセス風のドレスを着ていたところ、呪いでカエルになった王子ナヴィーンに「魔法を解くためにキスしてくれ」と頼まれ悩んだ末にキスすると、ティアナもカエルになってしまい・・・

登場人物

ティアナ
本作のヒロインで、9人目のディズニープリンセス。自分のレストランを持つために恋愛はおろか友人もろくに作らず頑張っていたが、仕事先の店主には馬鹿にされ、レストランとして買いたかった建物は別人に権利を取られ、うまくいかない現実に疲れていたが、カエルになってナヴィーンと冒険するうちに、自分にとって本当に大切なものを見つける。
ナヴィーン
南の国の王子だったが、享楽的でわがままな性格が災いし両親に勘当され無一文となる。街で出会ったドクター・ファシリエにホイホイついていき呪いをかけられる。カエルになってティアナと冒険するうちに、自分にとって本当に大切なものを見つける。生活力は皆無だがウクレレとみじん切りが得意。
ルイス
 トランペットを吹くジャズを愛するワニ。ワニでいるせいで人間とセッションできないことを嘆いている。ティアナとナヴィーンに協力する。
レイ
 ホタル。ティアナとナヴィーンに協力する。エヴァンジェリーンという星に恋をしている。
シャーロット
 ティアナの親友。裕福で多少わがままだが、婚約したはずのナヴィーンを目の前でティアナに奪われても許すどころか祝福する広い心を持つ。
ドクター・ファシリエ
魔術師。本作の悪役(ヴィランズ)。ローレンスを利用し街の支配者になろうと画策する。
ローレンス
ナヴィーンにこき使われる生活に嫌気がさし王子に成り代わろうとする。