アトランティス 失われた帝国

アトランティス 失われた帝国とは、2001年に公開されたアニメ映画である。

概要

アトランティス 失われた帝国 Atlantis: The Lost Empire
基本情報
監督	ゲイリー・トルースデール カーク・ワイズ
脚本	タブ・マーフィ
音楽	ジェームズ・ニュートン・ハワード
製作	ドン・ハーン
配給	ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
公開	2001年6月15日(米国) 2001年12月8日(日本)
上映時間	96分
映画テンプレート

ウォルト・ディズニー生誕100周年に当たる2001年に公開された、古代ギリシアの哲学者プラトンが提唱したアトランティスの伝説とフランスの小説家ジュール・ヴェルヌの著作『海底二万里』をベースとする、41作目のディズニー長編アニメーション。

監督や脚本に『美女と野獣』や『ノートルダムの鐘』、『ターザン』などの名作に携わった面子を揃え、1億ドルを超える巨額の予算を投入したミュージカル要素皆無のSFアドベンチャーという異色の作品となっている。

絵柄はコミック版『ヘルボーイ』からの影響が大きい。

ディズニー第3の暗黒期と言われる時期に制作されただけあって日本での人気は高くないが2003年には続編として『アトランティス 帝国最後の謎』というOVA作品もリリースされている。

『ふしぎの海のナディア』との類似点を指摘する声も多いがテンプレ設定のなぞりが多いだけで言うほど似てない。

あらすじ

1914年。

博物館で働きながら亡き祖父の夢だったアトランティスを探し求めるマイロ・サッチは、突如現れた謎の女性ヘルガの案内で祖父の盟友で大富豪のプレストン・ウィットモア氏と出会い、彼に認められたことでアトランティスの探検隊に加わることに成功する。

マイロは祖父が残した日誌を手掛かりに探検隊と共にアトランティスまで辿り着くが、事態は想像もしなかった方向へと進んでいく。

主な登場人物

マイロ・ジェームス・サッチ

夢に生きるメガネをかけた言語学者。アトランティス人も読めない現地の言語を解読できる。

キーダ

滅びつつあるアトランティスを憂う王女。本名はキダーガカッシュ・ネダク。8800歳だが見た目は若い。外の世界に興味津々。

ローク

ニヒルで冷徹な探検隊の司令官。自称平和を求める科学者とのことだが……

ヘルガ・シンクレア

ロークの副官を務める元ドイツ軍人の金髪美女。

オードリー・ロシオ・ラミレス

父親の跡を継いだ若き機関士長。姉はボクサー。

プレストン・B・ウィットモア

シルクハットを被ったサッチの祖父の親友。腹部にアメリカ全38州のタトゥーを入れている。

モール

本名はガエタン・モリエール。イタズラ好きな地質学と発掘のプロ。

ヴィンチェンゾ・“ヴィニー”・サントリーニ

火薬のスペシャリスト。実家は花屋。

ドクター・スウィート

ネイティブアメリカンの血が混じる大柄な医者。

ミセス・パッカード

通信使を務めるドライなおばあさん。本名はウィルへルミナ・バーサ・パッカード。愛煙家。寝るときは裸。夢遊病を患っている。

クッキー

脂っこい料理ばかりつくるコック。本名はジェデダイア・アラダイス・ファーンズワース。

カシェキム・ネダク

現アトランティス王でキーダの父。キーダと違い排他的。

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関連リンク

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関連項目

• アニメ映画の一覧
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