ビアンカの大冒険(原題:The Rescuers)とは、アメリカで1977年6月22日に、日本では1981年12月19日に公開されたアニメ映画である。
マージェリー・シャープの小説『The Rescuers』(邦題『くらやみ城の冒険』[1])と『Miss Bianca』(邦題『ダイヤの館の冒険』[2])の二作を原作としたオリジナル作品。ウォルト・ディズニー・プロダクション創立50周年記念として制作された長編アニメーション。
悪い大人に捕まった少女を、ネズミのレスキュー隊が助けに行くお話。この手の小動物レスキュー系作品は後の『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』にも引き継がれる。
日本公開が4年後と1970年代後半のディズニー映画での知名度は低くTDRでのショーでもキャラクターを見かけないが、ディズニーファンからは隠れた名作として知られる。Disney+での配信やツムツムなどのゲームアプリなどで初めて知った最近のユーザーも多いのでは。
13年後の1990年には続編の『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』が公開された。下手すると初代よりもこちらの方が有名かもしれない。
各国のネズミたちが集まる救助救援協会ニューヨーク本部に、孤児院から攫われた少女ペニーが瓶に入れて流したSОSの手紙が届く。
救助メンバーに選ばれたビアンカとバーナードは、アホウドリのオービルを始めとする多彩な動物の力を借りて、ついに沼に浮かぶ船の中で軟禁されているペニーを発見する。
彼女はマダム・メデューサによって強制的に伝説のダイヤモンド捜索に駆り出されていたのだった。
ビアンカ
主人公。上品でお洒落な白ネズミ。救助救援協会のメンバーでハンガリー代表。
バーナード
誠実だが頼りない、救助救援協会で下働きをしているネズミ。ビアンカに指名され彼女とコンビを組む。ゲンを担ぐ性分で13の数字を嫌う。飛行機は苦手。
ペニー
7歳の少女。孤児院で養子縁組を待つ身だったがメデューサにさらわれ、悪魔の沼という地図に記されていない沼地で児童労働をさせられている。親友はクマのぬいぐるみのテディ。
マダム・メデューサ
本作のヴィラン。質屋を営む、燃えるような赤毛の強欲な女性。海賊が隠した悪魔の目という世界一大きなダイヤモンドを欲し、ペニーをさらう。ブルータスとネロという二匹の巨大なワニを飼いならしているが、ネズミは苦手な模様。
スヌープス
メデューサに従事する太った小悪党。ヘマが多いためしょっちゅうメデューサに怒られている。
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最終更新:2025/12/10(水) 10:00
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