セシリアさんとは (セシリアサンジュウナナサイとは) [単語記事]

セシリアさんとは、普通はセシリアという女性への敬語であるが、
この項ではファイアーエムブレム封印の剣に登場する架空の人物であるセシリアについて記す。

セシリアさんという呼称は主に主人公ロイによる呼び方であり、ファンの間でも一般的。

概要

ゲーム『ファイアーエムブレム封印の剣』に登場する。
いわゆる『隣の親しいお姉さん』ポジション。（正確には隣の国の、だが。）
エトルリア王国の３将軍の『魔導軍将』のポストに就いており、かなりの名門貴族の出である。が、女性が三軍将になるには並々ならぬ苦労や周囲の反対も大きかったとの事で、権力を鼻にかけるような振る舞いは見られない。
同国の士官学校の戦術訓練講師でもあり、ゲ－ム内のチュートリアルでいつでも授業が受けられる。

リキア同盟のオスティアに赴任していた際、同国に留学中だったロイや、オスティア候の一人娘であるリリーナ等の師となる。人を見る目は確かなようで、上の二人は後にリキアにとって重要な人物へと成長する。
二人を見出し、教育しただけでも彼女は歴史に貢献しているといえよう。
さらに、リキアがベルンに占領されかけた時にナイスタイミングでエトルリアから増援をおくってくれたり、
自軍が西方三島に遠征中の際にギネヴィア姫を保護したりとストーリー上での活躍はかなりのものがある。

年齢は２０代。
どこぞの１巻と最終巻で体型変わりすぎだろ主人公が「おばさん」と発言してても公式見解は２０代。

主人公のロイが口説き落とせる女性の一人でもあるので酔狂なプレイヤーは狙ってみるのも一興である。
しかし支援会話にはさっぱりラブい会話がないのにあっさりエンディングでくっついている辺り、最初から狙っていたんじゃないかと言うショタ疑惑もあるとかないとか。

セシリアおばさん

序盤からちょくちょく顔を見せているがユニットとして加入するのは中盤の１３章。

ステータスは上級職のＬｖ１にしては非常に貧弱で、ベルン国王ゼフィールの相手どころか敵の名無しヴァルキュリアに負ける始末。
あまりの弱さに「軍将の地位はその熟れた肉体を生かして寝取ったんじゃねえの？」と言われる事も多々ある。
加えて『加入マップが騎兵が不要な砂漠』＋『同職の下級叩き上げが強すぎる』ことや、『同僚のパーシバルが強い(特にハード)』こともネタキャラとしての扱いに拍車をかけている。
さすがのISも見かねたのか、続編の烈火の剣で登場するパント(先代魔導軍将)は大幅に強化された。
しかし「初期ステータスですでに完成している」と多くのプレイヤーに言わしめる程の強さであったため、返ってセシリアさんの弱さが際だつ結果になってしまった。
よってこれらのネタ要素から2chの封印の剣関連のスレではセシリアさんと呼ばずに『魔乳軍将』と呼ぶ人が多い。
また、初期装備であるエイルカリバーは戦闘デモでも使われる彼女の代名詞的存在であり、なおかつ対空攻撃に優れる強力な魔法であるため、こっちを魔道軍将と呼ぶ向きもある。

一応ヴァルキュリアなのでクラス的には極めて恵まれており、高機動力で回復の杖を使用できることからステータスが低くても補助用と割り切れば使えなくもない。
特に、上級縛りをすると自軍最初の回復役という重要な立場になるため、確実にお世話になるものと思われる。
尚、封印の剣では資金の限りドーピングが可能なので、その気になればゼフィールにリベンジすることも一応可能。

ちなみにゼフィールとの戦闘は漫画である「覇者の剣」でも描かれているのだが、こちらだとエイルカリバーはギネヴィアに渡していたためエルファイアーを使っている。「止まりなさい、これ以上進んだらあなたは…死にます」とか「受けなさい！我が浄罪の焔！！」などと決めているが、結果は本気を出していないゼフィールに一撃で敗北。封印の剣以上に悲惨である。