リリーナとは、
本稿では1について解説する。
封印の剣のヒロインで、リキア同盟の盟主オスティア侯爵ヘクトルの娘。主人公であるロイとは同い年の幼馴染。魔乳魔道軍将セシリアさん曰く「天が与えた(魔道の)素質」を持ち、ゲーム性能からもそれはうかがえる。
封印の剣には所謂専用グラフィックは無いが、魔道士の時は青っぽかった服が、賢者になると白いローブを纏ったような姿になりかなり大きくイメージチェンジする。
第1章から登場するが敵に捕らえられてしまい、実際に仲間になるのは第8章「再会」となる。牢屋に囚われた状態で登場し初めから味方ユニット状態だが、開始時点で丸腰のまま敵アーチャーに狙われており、放っておくと無抵抗に倒されてしまう。そのため死角に逃がしてやる必要がある。
気丈な性格で、父の訃報を聞かされても「取り乱さないよう」言いつけを守ろうとした。クリア後は父に代わりオスティア領主を継ぐことになるが、本編中は父の溺愛の影響か世間知らずで天然に近い一面を見せる。
封印の剣のキャラクターは紋章の謎のキャラクターに性質が似ている(似せている)とよく言われるが、彼女にも紋章の謎のヒロインであるシーダに似ている点が散見され、シーダほどではないが彼女で説得できるユニットが何人かおり、ゴンザレスやガレットなど荒くれ者が多い。
続編の烈火の剣では、条件を満たすとクリア後に幼少期のロイとリリーナが少しだけ登場する。母親はヘクトルと支援Aになる誰か(リンorフロリーナorファリナ)。小説版ではフロリーナが設定されていた。
ユニットとしては典型的な魔道士タイプで、幸運・魔防がやや高く、HP・速さ・守備は魔道士としては並み程度だが、技がかなり低い。
と聞くと普通の魔道士だが、リリーナ最大の特徴はその絶大な魔力成長率にある。
75%と他のユニットのHP成長率並みの凄まじい成長率を誇り、上位クラスである賢者は全ユニット中最大の魔力上限値を持っているにもかかわらず、適当に育てても普通にカンストする。
武器である理魔法が「低威力だが高い命中率を持ち、非常に軽く攻撃速度が下がりにくい」ため体格や技の低さはあまり気にならず、大半のユニットが守備>魔防であるため終始超強力な殲滅力を発揮する。
特に、強敵であるドラゴンナイトやマムクートは守備は高いものの魔防や速さは低いため、それらに対して非常に有効である。
速さが微妙に足りず2回攻撃が出ない時があるのが難点だが、本作最強の火力と安定した命中を両立できるという点は他のユニットでは代替が効かないため、いくらかの成長吟味や「はやての羽」による補強も純戦略的な観点から十分検討に値する。
上級職の賢者になると杖が使用できるようになる。初めはライブの杖しか使えないが、その壮絶な魔力ゆえにそれ1本だけでほぼすべての味方ユニットを全回復でき、魔力が射程に関わるリブローを使えるようになれば、
おおよそマップの半分先まで届くぐらいの味方も全回復出来るようになるなど、回復役としても非常に頼りになる。
勿論バサークやスリープなどの状態異常杖も異常な程の広範囲で確実に当てる命中率を叩き出してくれるので隙がない。
この異常な魔力成長率は初代FEのヒロイン、シーダのオマージュだと思われるが(あっちは技と速さが異常に伸びる)、技や速さは命中・回避など確率面にしか影響しないため超高くても有難味が薄いのに対し、魔力は高ければ高いだけそのまま攻撃力が上がっていくためにおぞましい火力になる。
守備が低いという欠点についても、封印の剣には「救出」というシステムがあるので危険になったら
他のユニットに抱えてもらって逃げるなり、守ってもらえばいいので殆ど気にならない。
支援相手はフェレ侯爵家のロイやマーカス、オスティア臣下であるボールス・アストール・ウェンディ・バース・オージェ、魔道の師セシリア、説得相手のゴンザレスやガレット。
メインヒロインらしく支援レベルはロイが最も上がりやすくなっており、他者との支援会話でもロイに関する話を聞くことができる。ロイと支援Aにしたキャラはエンディングの後日談が変わるが、彼女がAの場合、ロイとの結婚によってリキア同盟が一つの国となり、やがて統一国家「リキア王国」へと発展していく。さらにエンディングの一部展開(ギネヴィア即位式のやり取り)が変化する優遇ぶり。
彼女のすごいところは、単独EDの場合でもリキア同盟を纏め上げるという偉業をやってしまう点で、その性格に似合わぬ意外なまでの実力のほどが伺える。単独の場合、彼女の功績は後年「リキア王国」が誕生する礎を築いた…となる。ペアエンドの時もさぞや頼りになったことだろう。
初期から実装。これまでに神装英雄も含めると計7人実装されている。CV:小澤亜李。
なお、リリーナに関しては1年に1回は必ず何かしらの新規実装がされている有数のユニットとなる。
海外未発売・リメイクもまだされていないにも関わらずサイファに続いてここまで優遇されているのはヒロインたるやといったところ。
赤魔法歩兵。武器はファイアー系列が割り当てられ、初期の最終武器は原作にはない「ボルガノン」。
ステータスとしては原作同様攻撃に全振りし、魔防はやや高め、速さと守備に難ありといった性能。能力傾向としてはサナキとほぼ同一。
奥義「砕火」「爆火」は戦闘前に敵とその周囲にダメージを与えるというもので、リリーナの極めて高い火力で使用するとシャレにならない威力となる。
補助スキルは自身の攻撃を上げる「攻撃+」と周囲の味方の攻撃を上げる「攻撃の紋章」で徹底した火力の再現と、攻撃面ばかりが上昇する光属性の支援効果を再現している。
重騎士やマムクート、あるいは魔法同士の撃ち合いならばある程度有利に運べるものの、素早いユニットに切り込まれるとかなり脆い。この辺も原作通りである。
当初からきっとフォルブレイズが使えるようになるはずとの声が上がっていたが、後に本人専用武器として追加実装された。
初期の効果は「ターン開始時、敵軍内で最も魔防が高い敵の魔防-7(魔防の封印)」、特殊効果付与の武器錬成で「自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+6(鬼神の一撃)」の効果をつけることができる。ちなみに追加効果はAスキルの「鬼神の一撃」と重複できるため継承させれば生半可な敵は灰燼にできる。Bスキルが空いているため、「〇〇殺し」などで追撃を取れる相手を増やしたり「攻め立て」+聖印「差し違え」のコンボで反撃できる相手に対して問答無用の2回攻撃で消し飛ばすというふうにしても面白いかもしれない。
原作のフォルブレイズは神将器で最低威力のかわりに最軽量なのが売りなのだが、神将器の性能というよりは「封印の剣は敵味方とも魔防が低め」というほうを再現し原作同様何でも燃やせるようにしたようだ。
現在は星3-4で登場するため安価で限界突破がしやすく、少しスキルを継承するだけでも十分にアビサル攻略や飛空城でも活躍が可能。
ほかに同じレア度で専用武器を持つ赤歩行魔法はサーリャやマーク、ヘンリーがいるが何れとも競合しない性能な為、
リミテッド英雄戦における封印の剣出展の戦力が足りている場合でも育成する価値は高いといえる。
2021年4月には神装英雄として新たな衣装が登場。フェーパスに加入した状態で個別購入を行うと衣装替えが出来る。
神装衣装としては父親と同じく炎の国ムスペルを基調としたものになっており、
普段と違って黒い衣装・少々の鎧とまた違った新鮮な印象を受けることだろう。
また、先に出ていたロイの神装衣装は氷の国ニフルのものとなっているため、
通常衣装で髪色が赤と青、服装は青と赤で対比表現になっていたものが、
神装衣装によって髪色が赤と青、服装は白と黒でさらに新しい色調の対比が生まれることとなった。
父ヘクトル、ロイ・エリウッド親子、リンディスと共に実装。兵種は緑魔法騎兵。
相変わらず鬼のように高い攻撃力を発揮する上、騎兵のため高い機動力を発揮する。ステータスは通常版の速さと魔防を入れ替えたような能力。
武器は弓・魔法など射程2の敵ユニットのバフを戦闘中無効化する「緑のプレゼント箱」、奥義は「砕火」と同一範囲だが当たるダメージが増幅している「烈火」、スキルには自身のHPと攻撃を強化する「HP攻撃+」、ターン開始時周囲2マス以内の味方(同移動タイプ2人未満の種類に限る)の攻撃を増幅する「攻撃の指揮」。
騎馬兵であるため「騎刃の鼓舞」などでの大幅強化がしやすく、魔法であるためにブレード武器を持てるのも強み。
最近ではセシリアやフリーズ、忍者カムイ&エリーゼといった専用武器持ちの緑魔法騎馬も増えてはきたが、
持ち前の攻撃性能は元々あるので併用しても構わないだろう。出展作品が被っているセシリア先生は受け型なので
リミテッド英雄戦でも役割が完全に被ることはない。なお、サイファにもマージナイトとして登場している。
2020年にて母親候補のリンディス、幼馴染の乳兄弟であるウォルトと共に水着姿で参戦。
彼女の普段の衣装と同じ赤い色のビキニである。15歳の少女が着るにしては、少々派手な気もするが…。
ナンパしにいくと間違いなくロイやヘクトルにぶった斬られるので遠目で眺めよう。
今回は打って変わって赤暗器騎馬。なんとここにきて初の物理である。
それでいて攻撃の値はまったく変わりなく高い水準である。父親の遺伝は間違っていなかった。
ステータスの振り方は攻撃魔防型であり、他にいる赤暗器騎馬としては温泉エリーゼより攻撃が高く、
正月ファフニールは速さ型のため比較対象にならない。独自の立ち位置をやはり確保し続けているといえる。
武器は「葉の扇+」、これは相手のステータスに弱化が入っている場合、その弱化の値を合算して自身の攻撃の値に加える。
例えば相手が「攻撃-7、速さ-7」だった場合、リリーナの攻撃は14上昇する。
更に武器が暗器ということで「暗器効果(7)」が内蔵されている。
攻撃すれば周囲2マス以内の敵の守備と魔防が-7されるため、「攻撃の紫煙3」や「速さの紫煙3」と組み合わせることで
デバフ係がいなくとも単独で攻撃+28を叩き出すことができる。
非常にロマンが溢れる話ながら実用的でもある。また、前述のバレンタイン共々サイファにも収録された。
前述の水着衣装からわずか3か月後、ハロウィンのシーズンにも続けて登場。
ほかに多数出ているユニットを見てもここまで短期間での連続実装がされるのは覚醒以降の作品に留まっていたのでかなり珍しいことである。
しかし一番大事なのはなんと父親であるヘクトルと二人一組の「初の比翼英雄」であり、
さらにその姿は封印の剣における15歳の姿ではなく、烈火の剣における後日談での姿である。即ちロリリーナ。
収穫祭ということでヘクトルは魔法使い、リリーナは使い魔の猫ちゃんに扮している。非常に可愛いらしい。
猫の仮装からか担当絵師は「リリーニャ」と呼んでいる。
名義上はあくまで父親のヘクトルであり、実際に戦闘を行うのもヘクトル。リリーナは後ろで見守っている。
特徴的なのは被弾絵だろう。ヘクトルが全力でかばっているためか、リリーナの服は一切破れていない。
現在比翼英雄や双界英雄は多数出ているものの、全てのユニットを見渡した際に被弾絵で被弾していないのはこのリリーナただ一人である。
性能としては烈火の剣時代を反映しているためか剣重装であり、ゼルギウスやアーダンと同じ兵種となる。
専用武器の「魔月の祭器」は重装特攻を持つ神器なため、ジェネラル対決では優位に立ちやすく、
ヘクトルお馴染みの「遠距離反撃」もAスキルに搭載している為、様々な場面で出番があるだろう。
また比翼スキルを所持しており、1マップにつき1回だけ自身を中心とした横3マスの縦列にいる敵全てに20ダメージを与えることができる。
ユーザー間ではオスティアビームなどとも呼ばれており、非常に腐りにくく扱いやすいものである。
なお公式4コマ漫画ではリリーナが「食べちゃいますよ!がおーっ!!」と猫の真似をしたところ
あまりの可愛さからロイ(とエクラ)が99999ダメージを食らって倒れた。これが比翼スキルの正体なのだろうか。
比翼英雄の会話では、烈火の剣での後日談のシーンの直後らしく、ロイとは「お勉強を教えてあげる」約束をしている。
また、「お父様と私、二人で盟主ね」といったところで、ヘクトルが「盟主は一人がなるものだ。だから、もしこの父に何かあったときは、頼んだぞ」と言われ、
盟主になりたくないと慌ててしまう。15年前の烈火の剣劇中において狂戦士テュルバンが遺した言葉は
ヘクトルも忘れてはいなかった為に零れた言葉だろう。事実、数年後の封印の剣での結末は…
2020年12月末に登場、一昨年の伝承アクア、昨年の伝承セリカと続いて、12月のヒロイン伝承を飾った。
属性は父であるヘクトルや、幼馴染のロイからと同じ火属性。
二人からはかなり遅れた形での伝承英雄実装となったが、その実力は原作さながら。
兵種はそれなりに少ない赤魔法騎馬で、ステータス振りは今までと同じく攻撃・魔防に厚いが専用武器と専用奥義が凄まじい火力を生み出している。
まず専用武器は「業炎フォルブレイズ」、原作におけるフォルブレイズの二つ名が「業火の理」なのでそれになぞらえた形である。
性能としては以下のものとなっている。
2と3の効果は聖印の「奥義の鼓動」と「不動の姿勢3」を内蔵したものとなっており、非常にレアな効果を持っている。相変わらず神将器なのに竜特攻がないが
そして専用奥義は「天与の魔道」。師であるセシリアが言った「天が与えた魔道の素質」からとられたもの。
これがフォルブレイズと非常にかみ合った性能をしている。
フォルブレイズの効果により、1の処理で奥義カウントがまず「1」になり、
そして2の処理によって1ターン目が始まった瞬間にこの奥義カウントが「0」になって即発動可能になる。
似たようなマップ奥義使いとしては青歩行魔法のオフェリアがいるが、あちらは魔法の仲間のサポートなどが必要に対し、
こちらはたった一人で準備が整う。その上で元々カウントが1になるため、
自分から攻撃した際に「奥義発動(1カウントに戻る)」→「攻撃してとどめ(0カウントになる)」
ということでスキルを変えずともマップ奥義の無限ループが可能。
一見0.8倍という数値から「意外と威力補正が低い?」と思われるかもしれないが
汎用奥義で同じく2カウントの「凶星」はダメージ1.5倍を上乗せであることを考えると実はこれよりも倍率は高い。
そのうえで、戦闘前にダメージを与えるマップ奥義である関係上、「相手の戦闘中魔防+6」や「自分の戦闘中攻撃-6」といった戦闘中の紋章バフ・デバフや、
「相手が青属性の場合3すくみ不利による戦闘中の攻撃0.8倍補正」といったものの影響を受けることなく先にダメージを与えることが出来る。
よって魔防が少しでも足りていないと青属性だろうが簡単に焼かれる。
仮にダメージが足りてなくても、マップ奥義なので「一回隣にいる別の敵を軸にマップ奥義を当てて削っておいて、後から倒す」といった戦法も可能。
スキル構成としても非常に人によって幅が出ており、Aスキルではマップ奥義の火力を足すために「死線4」で攻撃の値を高くしたり、
敵の「キャンセルの剣+」や「奥義隊形3」などによる奥義カウント-1効果を打ち消すために「剛剣4」を所持するのも手。
実際「死線4」に加えて限界突破+10や神竜の花+10、攻撃大得意、ダブル伝承英雄ボーナスや召喚士との絆、攻撃の鼓舞バフなどと組み合わせれば
前代未聞の攻撃90超えもまったくもって夢ではない。それがマップ奥義として最大限発揮される。
Bスキルでは相手の魔防鼓舞バフを無効化できる「速さ魔防の凪3」や、攻撃後に余った歩数だけ再移動ができる「攻撃魔防の遠影3」が人気。
ここまで見ていると攻撃性能ばかりに目が行くがそもそも原作ばりに魔防が高いので魔法を受けることも可能。
出来ることが非常に多く、味方としても敵としても強いために火属性シーズンでなくとも警戒がいるだろう。
英雄決闘や闘技場、飛空城の攻撃・防衛、PVPでなくとも英雄の試練における削り役やアビサルの攻略など、向いているコンテンツばかり。
ロイと同じく「リキアから出ずる炎の子」を体現したかのような性能になっている。
欠点としては伝承英雄なので引ける時期が限られてなおかつ、地獄の同色3人ピックアップは避けられないというところか。
2022年5月に登場、なんといっても2年連続となる封印花嫁花婿ガチャにおける目玉の一人として登場。
勿論もう一人の目玉はロイ(封印)&エリウッド(烈火)の双界親子である。
ヒーロー&ヒロインここに極まれり、というべきか。
今回の兵種はここに来てリリーナ初となる青魔法騎馬で、やはりステータスの傾向は今までと同じ攻撃・魔防。
上述した伝承英雄と同じ専用奥義を所持しており、今回も専用武器と噛み合って伝承以上の破壊力を生み出した。
専用奥義は「天与の魔道」なのでこちらの説明は省くとして、問題となるのは専用武器の「一途な想いの薔薇」。
その効果を以下のように列挙する。
まず1ターン目から「天与の魔道」をチャージし、最大奥義カウントが1なのでキャンセルさえされなければ
永遠に専用奥義を撃ち続けられるという特性は伝承と一切変わらない。
今回最大のキーポイントは3番にあげた性質である。
「自身の魔防の10%の値だけダメージ加算」という効果が伝承以上の攻撃力を叩き出す一番の要因である。
どういうことなのかというともしもリリーナの魔防が「50」であれば、その10%なので確実に「5ダメージ」増加する。
そしてこれは範囲奥義にも適用されるため、「天与の魔道」の時点でこのダメージ加算が行われる。
あくまでも範囲奥義の計算は戦闘前のステータスで計算されるため、戦闘中の魔防上昇は意味がないが、それならばAスキルや鼓舞バフで魔防を上げてしまえばいい。
なお、伝承版と比較した際に「待ち伏せ無効」の効果が代わりになくなっているため、花嫁リリーナ一人で待ち伏せ対策をするなら
聖印に「不動の姿勢3」が必要になる点には注意。もっとも「不動の姿勢3」をつけてもなお伝承より攻撃力は高いが。
何より今回魔防が飛びぬけて高い都合上、伝承版が少々苦手としていた「竜鱗障壁」という魔防の差により
範囲奥義を含めたダメージをカットするスキルに対して滅法強くなった。
後述する聖印の「生命の護符3」と合わせればマムクートは軽く完封出来る。
スキル構成については伝承版と異なり、ほぼ初期スキルで問題がないレベルとなっている。
順に説明すると以下の3つである。
A.止水4
B.攻撃魔防の遠影3
C.遠距離相互警戒
Aスキルの「止水4」は「攻撃魔防+7、守備-5」という単純ながら超強力な効果。「死線」と比べて速さが上がらないが逆に魔防が上がる。
元々物理攻撃については受ける立ち回りなどしないのが前提なのでデメリットは一切気にならず、
このスキルのおかげでただでさえ高いリリーナの魔防が更に高まり、極まれば魔防60をゆうに超える。
鼓舞バフや紋章バフを使いこなせば範囲奥義で固定+6ダメージ→通常攻撃の時に武器効果などで魔防が70を超えたら固定+7ダメージで合計13ダメージ加算ということもよくあり得る。
状況によってはそれどころかもっとダメージが増える可能性も…
攻撃面で役に立つのは当たり前なのだが、そもそも魔防が60を超えるということは魔法や杖相手は花嫁リリーナが突破出来ない可能性が高いということになる。
3すくみで有利はなずの忍者カムイ&エリーゼでも魔防が高すぎるが故にむしろ返り討ちにされる可能性が非常に高く、
天与の魔道を撃った後に削れて弱体化した魔法相手を反撃で倒すといった立ち回りも可能。
Bスキルの「攻撃魔防の遠影3」は伝承英雄の欄で説明した通り攻撃後に余った数だけ再移動が出来るスキル。
戦闘中に相手の攻撃と魔防も下げられるので立ち回りとしては非常に最適なスキル。
これといって移動の必要がないなら「速さ魔防の凪3」などに変えるのも手か。
Cスキルの「遠距離相互警戒」は周囲2マス以内に味方がいれば、その味方と自分は遠距離攻撃を受けた際に守備と魔防を+4するスキル。
ただ戦闘中に魔防を上げられる貴重な火力スキルになるとはいえ、若干発動条件としては受け気味になるのでここを変更する召喚士は非常に多い。
お勧めなのはターン開始時に4マス以内に敵がいればその敵の攻撃魔防を鼓舞デバフで-6、自分の攻撃魔防は鼓舞バフで+6する「攻撃魔防の脅嚇」。
いずれにせよ味方のサポートなど構築で差が出るところなので編成によって変えるべきだろう。
聖印については2022年6月時点で「止水3」は未登場なので以下のような聖印から選ぶことが多い。
また、同じく登場したロイ&エリウッドとの相性は最高で、彼らの双界スキルの「強化ダメージ+」を使えば
なんと鼓舞バフの合計値が範囲奥義と通常攻撃にそのまま足される。
ロイ&エリウッドの専用Cスキルと双界効果・盾の効果で攻撃・速さ・守備・魔防はどれも+6されるので、
範囲奥義で+24ダメージ、通常攻撃で+24ダメージと、合計で48ダメージも増加する。
流石にここまで行くと範囲奥義に巻き込まれたユニットは誰であろうとただでは済まない。
弱化では意味がないので、敵にする際は「パニック」の状態異常で強化を反転させたほうが良いだろう。
何気ないが、原作においてロイとリリーナの支援効果としてはロイが炎属性なので、お互いに攻撃力が上がるものであった。
原作再現を目指すロイリリ推しの方も、それ以外でも封印や烈火でパーティを強化したい方は両方とも引くことをお勧めする。
総じて伝承以上に活躍の幅は広く、祝福も自由につけ放題なので飛空城や縛鎖の闘技場はどのシーズンでも高スコアが出せたり、
他の伝承英雄や神階英雄からステータス補正を受けることも出来る。
唯一の難点は伝承と異なり、「死闘効果」は存在しないため闘技場で高い査定を出すなら「青の死闘・騎馬4」が必要なことか。
所持しているブーケについては青と白の薔薇で、その花言葉や白色の花というとバレンタイン同様にリリーナを象徴するようなものばかりとなる。
「一途」という部分も、幼い頃からロイのことがどの女の子よりも一番好きだという彼女自身にピッタリな武器名だろう。
なお、公式4コマの209話においては「冗談じゃないまだ早い!(まぁ天使のように可愛いだろうが)」という
ハロウィン衣装のヘクトルとリリーニャが「自分のお子さん&妹に花嫁衣装実装反対の会」話に登場しており、
それから数か月後にこうして今回の実装で見事に愛娘のリリーナが花嫁となった。
しかし本当の式はまだとはいえ、ウエディング衣装を着た天使のような愛娘の綺麗さと可愛さの中で、
あれだけ渡したくないと言っているロイ(と親友のエリウッド)が揃ってウエディング衣装を着て隣にいる状況、
果たしてそれを見守る若きヘクトルパパの明日はどっちだ。
本編の台詞だけから純粋に判断すれば、主人公にべた惚れしている幼馴染キャラであり、シーダより多少気さくで元気な感じかな?というぐらいの無難な性格である。
しかし、周囲にアーマーナイトや山賊のようなごっつい男どもが集まってくることや、何より本人の性能があまりにもパワフルすぎるため、それらの台詞が「万物を一瞬で消し炭にする破壊力を持つ戦略兵器が喋っている」ことになってしまいか弱いイメージがイマイチ湧かないという、所謂『怪力ヒロイン』に近いネタキャラという側面がある。
プレイヤーから畏敬を込めて「魔砲少女」とか「魔王」とか「今のはフォルブレイズではない。ファイアーだ」等好き勝手に言われまくっており、二次創作等では味方(主にロイ)からも怖がられたり、父ヘクトルのような豪快な性格や肝の据わった性格にされてしまうことが度々ある。
_........._
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114 ななしのよっしん
2023/12/10(日) 18:46:19 ID: HSnHuzhBY0
ヒーローズのリリーナ、神装とかスキル構成とかで守備50超えられるの本当にオスティアってる
115 ななしのよっしん
2024/10/03(木) 20:01:18 ID: z+z/n7xVGG
師匠があれだから技術クソカスながら才能オンリーでクソ強賢者やってるお方
独学もしくはパント様じゃなくともエルクが師匠なら恐らくFEシリーズ最強賢者だったと思われる
116 ななしのよっしん
2024/11/03(日) 09:10:15 ID: 4tCxjRSZt8
獄炎の魔王
ファイアーで戦闘竜を軽く屠りさるリキア同盟のリーサルウェポン
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/01(日) 13:00
最終更新:2024/12/01(日) 13:00
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