トミー・パリスとは、トミー(現タカラトミー)より販売されていた玩具シリーズ『ZOIDS』に搭乗する架空の人物である。
いくつかのゾイドゲームにも登場しており、『ゾイドタクティクス』での声優は河本邦弘。
ヘリック共和国軍高速戦闘隊に所属する大尉。
かつて西方大陸オリンポス山において、デスザウラー復活計画を阻止した独立第2高速戦闘大隊唯一の生き残り。
共和国にオーガノイドシステムのデータを持ち帰った彼は本国で英雄扱いされたものの、仲間の犠牲と引き換えに得た名声など、彼には何の意味を持つものではなかった。(公式ファンブック1)
その後、彼は暗黒大陸で極秘裏に行われたロブ・ハーマンとカール・リヒテン・シュバルツの会談の護衛を任される。
が、突如として襲ってきた新型ゾイドのライガーゼロイクスの前に為す術もなく敗北。
イクス自体はハーマンが駆るケーニッヒウルフが撃破したものの、その過程でシュバルツは大怪我を負い、パリスの心には大きな傷が残ることとなる。
その時の戦いで受けた傷の治療と静養のため一度中央大陸へと帰還するが、更に時が経ち、ネオゼネバス帝国の鉄竜騎兵団が共和国首都に攻め入った頃、パリスは新たに共和国大統領ルイーズ・エレナ・キャムフォード大統領を脱出される任務を帯びる。
新型ゾイドセイバリオン乗り、追手のゼロイクスやガンタイガーの追撃も振り切って任務は一応成功したかに見えたが、パリスが気づいた時には脱出の時に何らかの理由でハッチが開いてしまったのか、セイバリオンの隠しスペースにいた筈の大統領の姿はなかった。
またしても守ることが出来ず、ただ涙を流すことしかできないパリスだったが、彼はまだ知らなかった。
脱出前、彼が大統領から受け取ったディスクの3枚のうち1つが、後に共和国の希望の光となるゾイドの設計図だという事を。
そして3年後、とある共和国軍の秘密基地。
そこには急ピッチで組み立てられていく希望の光――ゴジュラスギガの姿があった。
パリスはそれを、新たなる戦いに思いを馳せながら静かに見つめていた。
恐らく共和国における最大級の功労者。
彼がオーガノイドシステムやゴジュラスギガの設計図をもたらさなければ、共和国の命運は尽きていただろう。
・・・その一方で、彼が本当に守りたかった者(高速大隊の仲間、シュバルツ、大統領)は尽く死亡、あるいは大怪我をしていることから、一部ファンからは死神呼ばわりされているとか、いないとか。
(つーか大統領の護送失敗なんて軍法会議もんではなかろうか)
ミュール地方防衛隊所属。
階級は中尉で、愛機はディバイソンのガンホー。
一応漫画にも登場している。
この漫画には他にも一部のバトストキャラ(上山道郎氏がイラストを担当したもの)がさり気なく出ていたりするので、
興味があったら調べてみるのも面白いかも。
『ゾイドバトルカードゲーム 西方大陸戦記』や『ゾイドタクティクス』でも登場。
どのゲームにおいてもコマンドウルフが愛機であることが多い。
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最終更新:2024/05/06(月) 07:00
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