ラマになった王様 単語


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ラマニナッタオウサマ

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ラマになった王様(原題:The Emperor's New Grooveとは、2000年12月に公開されたディズニー映画である。

概要

ラマになった王様
基本情報
監督 マーク・ディンダル
脚本 デヴィッド・レイノルズ
音楽 ジョン・デブニー
デヴィッド・ハートリー
製作 ランディ・フルマー
配給 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
公開 2000年12月15日(米国)
2001年7月14日(日本)
上映時間 78分
映画テンプレート

ディズニーにとって40作目となる長編アニメーション。

薬で人の言葉をしゃべるラマにされた意地悪で自分勝手な王と、彼に故郷を追われそうな農夫の最悪コンビによるドタバタ珍道中。

ブロードウェイ風ミュージカルや男女のラブ・ロマンスなど欠片もない、ややコミカルにより過ぎたグルーヴィなコメディもので、数多くあるディズニー作品の中でも異色の作品となっている。ディズニー初の「主人公がヴィラン」な映画ともいえる。

当初は"Kingdom of the Sun"というタイトルで、インカ帝国を舞台にした本格的なミュージカル叙事詩として企画されたものの、製作が難航した結果急遽方向転換がなされこういった作風になったらしい。クレジットで流れるスティングのしっとりとしたバラードなどにその名残が見られる。

2005年には続編として『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』が、2006年にはTVシリーズ『ラマだった王様 学校へ行こう!』が制作された。しかし、日本においては『千と千尋の神隠し』と公開年が被っていたこともありマイナー寄りの作品となっている。興行収入もディズニー映画としてはかなり低め。

あらすじ

自分の事しか頭にない自己中心的な若き王・クスコは、相談役として長年王宮に仕えていたイズマの怒りを買い彼女がつくった薬でラマになってしまう。

不幸中の幸いで命を失わずにすんだクスコは、クスコトピアというプール付きの別荘を建てるため退去を命じた丘の住民・パチャの手を借り、元居た場所と本来の姿を取り戻そうとする。

主なキャラクター

クスコ 
主人公。18歳になる前に手違いでラマにされた王。甘やかされて育ったため他人の痛みなど考えたこともなく、姿を変えられてなお自分を手助けしてくれるパチャに傲慢に接するが、徐々に良心が芽生えていく。クスコというと腟鏡を思い浮かべる人も多いだろうが、初期段階ではマンコという名前だった。
パチャ 
ひょんなことからクスコと旅をすることとなった生真面目でお人よしな農民。既婚者で子供が二人いる。
イズマ 
皴が深く刻まれた老婆。クスコの相談役を務めていたが、何度注意しても権限を超えた業務をやめなかったためクビになり、その恨みから彼を毒殺しようとする。手違いからクスコがラマになり、姿を消してからは王宮を自分のものとして扱う。本作のヴィランなのだがひどい目にばかりあう。
クロンク 
筋肉質なイズマの手下。ラマになったクスコを王宮から落とす直前になって自分の中の天使と悪魔が戦いを始め、巡り巡ってパチャの荷車に乗せてしまう。無能に見せかけた有能で、料理が上手く、動物と話せたりもするなど特技が多い。子供に好かれたりするなど根も善人。人気が高かったのか、続編では主役を任された。

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