福岡ドームとは、(ネーミングライツにより現在は福岡Yahoo! JAPANドーム)福岡県福岡市中央区地行浜にある多目的ドーム型球場である。福岡ソフトバンクホークスの本拠地。
| 外野フェンス | 両翼100m、中堅122m、高さ5.84m |
| 収容人数 | 37,025人 |
| グラウンド | 13,500m2 |
| 屋根 | 開閉式、高さ68m |
| ホーム球団 | 福岡ソフトバンクホークス |
福岡ダイエーホークスが平和台球場を4年間使用した後、東京ドーム(1988年)に次ぎ、1993年4月2日に全国で2番目にオープンしたドーム球場で、札幌・西武・東京・ナゴヤ・大阪・福岡の6ドームの中で最も西に所在し、外野フェンスの高さ(最大で5.84mある)・面積(1万3500 m²)日本一のドーム球場である。また、国内唯一の開閉式屋根を持つドームである(主にホークスが勝利した際に開く)。
人工芝は短めの固いものだったため選手には不評だったが、2009年開幕前にロングパイルで自然芝に近い「フィールドターフ」に張り替えられた。外野フェンスも現在はクッション性の高い素材を使用しており、ぶつかっても安全なように改良されている。ただし、ボールが外野フェンスに当たると低反発でそのまま落ちてくるように落下するため、打球処理が大幅に変わった。以前のフェンスは青がかった緑色をしていたが、現在は主に深緑色(外野フェンスは上に行くに連れて白くなる)の塗装がほどこされている。
先述の通り、主に福岡ソフトバンクホークスの本拠地球場であり、主催試合が数多く行われる他、読売ジャイアンツ主催試合も2~3試合行われる。それ以外はイベント会場やコンサート会場として使われる事が多く、Kinki KidsやSMAPなど有名人のドームツアーに使用される程で、マイケル・ジャクソンも使用した実績がある。
因みにスコアボードはホークスビジョンと呼ばれる大型映像表示装置が用いられている。2005年まではSONY製ジャンボトロン、2006年からはパナソニックのアストロビジョンが用いられており、720pの高画質表示が可能。
日本一大きい球場だけあって外野フェンスも高い(5.84m)事でホームランが出難い事から、メジャーリーグのボストンレッドソックスの本拠地であるボストンのフェンウェイ・パークのグリーン・モンスターを捩った日本のグリーン・モンスターの異名を持つ。
座席構造としては、内野席、外野席の他に、フィールドシートであるコカコーラ・シートが設けられている。
さらに法人向けの個室としてスーパーボックスが設置されている。これは、通常の内野・外野より高い階層にある個室型観戦室で、ソファー、ハイビジョンテレビの他、シート付きバルコニーが設置されており、プライバシー重視で野球観戦が出来る部屋である。191室あり、入り口は関係者入り口(いわなれば選手エントランス兼用口)から入るようになっている。普段は年間契約の法人向け(年間900万~1900万)で一般販売していないのであるが、ファミリー向けに限定で販売(5万~6万前後)している事もある。余談であるが、1室だけバルコニーに革張りシートがあるVIP室が存在する。野球以外では開放していない。
なお、2001年シーズンからは、炎の中継ぎとして1999年の優勝に貢献し2000年10月13日に肺癌で31歳の若さで逝去した藤井将雄を称え、藤井の背番号であった15番に因んで15番通路は藤井ゲートと呼ばれ、プレートが掲げられている。
周辺にはヒルトン福岡シーホーク(旧シーホークホテル&リゾート、ダイエー時代に計画され1995年4月にオープンしたもの。高さ143mと福岡のビルでは一番高い)、ホークスタウン(2000年開業)が存在する。
年間の球場使用料が48億円と非常に高額で球団経営を圧迫している(他球場の例としては東京ドームは20億円程度、大阪ドームは10億円、札幌ドームは5億円、甲子園球場は親会社の所有なので無料)。
かつて、屋根の開閉が可能なことからギャオスを捕まえるために使用され、その後ガメラに小突かれた。
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最終更新:2025/12/12(金) 13:00
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