サイバトロン破壊大帝とは、トランスフォーマーシリーズの登場人物に対する一種の称号である。
私にいい概要がある!
本来、破壊大帝の称号はデストロンのリーダーが持つはずなのだが・・・・・・
ニコニコ動画においてトランスフォーマーZの総司令官ダイアトラスに、その圧倒的な戦闘力と悪に対しての容赦の無さ、加えてユニクロン似の風貌からジョークと畏敬の念を込めて与えられた呼び名である。
もともとはダイアトラスを指す言葉であるが、広義やネタとして他のサイバトロン戦士がそう呼ばれる場合もある。
G1初代
該当者が何故かことごとく赤いボディであるのが特徴。
初代については赤いサイバトロンの項目の方が詳しいため、そちらも参照されたし。
正義と平和を愛するサイバトロンの司令官。諸般の事情により3話がめちゃくちゃ短気。温厚かつ冷静な性格で、何事も基本的に平和的な解決を望むが、本気で怒らせた場合はデストロンより恐ろしい。特に仲間や友人に対して何かした奴には徹底的にお仕置きなどいろいろな伝説を残している。
「もういい!もうたくさんだ!ダイノボットを破壊する!」
「ははは、それではデストロンたちの仲間割れの、高みの見物としゃれ込むか」
ハウンドの偵察任務への同行を志願した直後に「デストロンの奴らを2,3人血祭りにあげてきます」などと発言。なにかと喧嘩っ早い性格だが、自分の非を潔く認める事もできる素直な一面も持つ。
過激な発言の多さは随一。クズ鉄やらスクラップ発言多し。ただしこれも仲間思いな彼の性格から来るものである。デストロンに占拠された球場に駆けつけた際に、武器にするために球場備え付けの照明器具を引っこ抜いたりしていた。
「もう我慢できん!」
「引きずり降ろして細切れにしてやる!!」
「いつになったらデストロンのクソッタレ共に総攻撃を仕掛けるのですか!!」
「そんなのデストロンの仕業に決まってまさぁ!さっそく奴らの隠れ家を襲いましょうよ!」(ワーパス)
「こうなったらみんなで乗り込んで行って、あの爺さんを痛い目に合わせてやりましょうや!」(ワーパス)
「かつてはメガトロンの首だったはずの、金属の塊を蹴飛ばしてサッカーでもして遊ぼうじゃないの!」(チャージャー)
Z
サイバトロン破壊大帝の元祖にして具現者。ゾディアックの圧倒的なパワーを手に、デストロン最強戦力の集いである九大魔将軍の半数近くを一話で殲滅する。ただし彼個人は非常に実直で心優しい戦士であり、また、敵に対しての容赦のなさもこれ以上被害を拡大させないための措置である。(1話の時点で既に九大魔将軍によっていくつかの惑星が滅ぼされている状態。)
彼は地球に来て以下を破壊した。
・祠と鳥居(ゾディアック>>>>>>>>>>>>>>>神社)
・ダイナザウラーとキングポセイドン(ゾーンモードアタックで一掃)
カーロボット
本人は自覚してないがその天然ボケと人の良さと騙された後の制裁のすさまじさ、最終回、最強合体のゴッドファイヤーコンボイのスペックなどからついた。破壊ロケット弾という物騒な武装の名称も一因である。
彼を怒らせてはいけないのである。
実写版
「貴様の顔を剥いでやる!!」
「私の手で地に堕ちろ!」
その恐るべきエネジーブレードで、第1作にてボーンクラッシャーを路上で切り落とし、リベンジでグラインダーの顔を剥ぎ取る。一見過激だが民間人やサムを守るため必死に奮戦した結果である。吹き替え版の玄田氏のボイスがG1コンボイを彷彿とさせる。
※ネタバレ注意※さらにジェットファイアと合体し火力のテックスペックが∞のはずのフォールンをボッコボコにした。
その他
シャッタードグラスオプティマスプライム -コミックのみでCVなし
オートボット(サイバトロン)とディセプティコン(デストロン)の善悪が反転した世界を描いた
BOTCONのコミックにて登場。公式で破壊大帝を名乗っている。
力こそ全てを統治すると考えてオートボットを率いる。
あまりにもサディスティックで部下を殺してしまったものなのでサイドスワイプ(ランボル)に裏切られてしまった事も。
最後に
ここまで読んで「サイバトロン(オートボット)はろくでもない荒くれ者の集まりではないのか」と思ったりする人もいるかもしれないが、「サイバトロン破壊大帝」の称号はあくまでネタであることは留意されたい(シャッタードグラス等の例外はあるが)。
彼らの上記の発言や行動の大半は、デストロン(ディセプティコン)等の敵対勢力に向けられたものであり、誰にでも見境なく暴力や暴言を振るっているわけではない。
サイバトロンからすれば、デストロンは何百万年と気が遠くなるような年月を費やして争い続けている憎い敵であるし、中にはコンボイのように一度デストロンに殺されている者もいるため、恨み節を吐いたり行動に現れてしまうのも仕方がない事だろう。
ただ、いくら相手が因縁がある敵対勢力であるとはいえ、傍目から見れば上記の発言&行動が過激であることには変わりはないし、日本人がイメージしがちな正義の味方像と剥離しているせいもあり、どうしても目を引いてしまうのも事実である。
関連動画の奴らを2,3人血祭りにあげてきます
今日こそデストロンの関連商品をクズ鉄の山に変えちまおうぜ!!
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関連項目
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