ピーチパンサー(けものフレンズ)単語

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ピーチパンサー(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなど各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子の姿に変化した擬人化キャラクター)である。

CV:藤井ゆきよ(アプリ版) 、立花理香(3版)

概要

「わたし…癒し系なのですか？ふわっとしてるからでしょうか？人に尽くすことに喜びを感じます。ボランティアにすごく興味があります。あ、マッサージも得意なんですよ。肩でも、お揉みいたしましょうか？」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

明言はされていないがおそらく、ピンク色の体色をした、デフォルメされたコミカルなパンサー(イギリスでのヒョウの呼び名、アメリカだとピューマの事)のようなキャラクター・ピンクパンサーのフレンズ。ハリウッドの人気映画『ピンクの豹』から続く人気シリーズ『ピンク・パンサー』の事でもあり、本作のアニメーションパートに出演するキャラクターの名前でもある。

フレンズの名前はピンクではなくピーチなので注意。

映像作品の登場キャラクターという来歴だからか、UMA系フレンズ扱い。また、大家族だというヒョウの姉妹のうちの1人。

プレイヤーの事をご主人様と呼び尽してくれる、人をダメにしそうなほど心優しい性格。プレイヤーだけでなく、他のフレンズや人に必要とされる・ご奉仕する事を喜びとし、ボランティア活動が趣味で人に尽くすお仕事が得意。また、人を癒す手段にも長けるようでマッサージを特技とし、そのテクニックは受けたサーバルがヘブン状態となりセルリアンが襲ってきた事に気付かないほどぐーたらになっていた。

それら特徴から、他者からはよく癒し系フレンズと呼ばれているようだ。きっちりとした丁寧な言葉遣いで語尾に「～な」を付ける事が多い。

アニメ「けものフレンズ」の関連商品「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」の各巻にはアニマルガールを紹介する「けものフレンズ大図鑑」も収録されているが、第5巻の「けものフレンズ大図鑑５　ふしぎ・めずらしいけもの」ではピーチパンサーも紹介されている。他のふしぎなけものはしっかり由来も含めて解説されているのに対し、彼女は「正体不明のフレンズ」とされた。だが「島内調査で発見されたピンク色のハートが浮かぶダイヤモンドの原石が紛失した」というエピソードも記されており、元ネタの「ピンク・パンサー」をさりげなく示唆している。

外見の特徴

パンサー=ヒョウ(イギリスでは)というワケでヒョウ属のフレンズなのだろうが、UMAのフレンズでもあるためか、外見はヒョウ・クロヒョウとは大きく異なる。ただし、髪型はピンク色の髪色以外はヒョウと同じ。

フリルがあしらわれた白色のノースリーブ服と赤ピンク色のレオタードを履き、桃色のタイツ・蝶ネクタイ・白色エプロンを身に付けたエロい格好。腰の辺りには大きなピンク色リボンを巻き付けている。靴は赤ピンク色のハイヒール。

お尻からは長くしなやかな桃色の尻尾が生え、先端には白色リボンが飾り付けられている。

癒し系と誉れ高いそうだが、その姿は癒し系というよりエロい系。誘っているかのようなジト目チックな表情や、立ち絵の「エプロンの端を摘まみ上げてパンチラのようにレオタードを見せている」ポーズからもエロさを感じられる。ピンク色のヤツはエロイのだ。

ゲームでの扱い

ピュア属性(緑)のレアリティレベル5(レア度最大)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは回復・サイズはM。UMAだがヒョウ扱いでもあるので、ヒョウ・クロヒョウと同じくグループ「にゃんにゃんファミリー」に所属している。専用スキル「セクシーキュートアワー」は発動から30秒間だけ味方の攻撃速度を15%上昇させるサポート効果で、他者にご奉仕するのが大好きな彼女らしいスキル。

「にゃんにゃんファミリー」のグループクエストではサーバル達からお茶会に誘われる形で登場。ただお茶会に誘われただけなのに「光栄」「天にも昇る気持ち」と喜びまくっていた。お返しとしてみんなにマッサージをプレゼントしようとしたが、セルリアンが邪魔に入ったため、結局サーバル1人を昇天させるに留まった。

ジャコウウシのストーリークエストでも登場。「せくしー」な服を着れば大人っぽくなると考えたトムソンガゼルからの依頼で「ばにーがーる」なる未知の衣装を作るべく、どのような服装なのかを調べようとしたジャコウウシから「ばにーがーるはウェイトレスが着る服らしい→ウェイトレスとメイドさんって似てる→メイドさんといったらピーチパンサー」という形で訊ねられる。ジャコウウシの熱意を感じたピーチパンサーは服の内容を丁寧に教えたのだった。

漫画での活躍

第2巻で登場。オープンしたばかりのジャパリカフェでバイトをする先輩フレンズとして現れる。喫茶店なハズだが、まるでメイドカフェのようなノリで働いていた。

ぱびりおんでの扱い

「わたしにお任せくださいねー。うふっ♪」

2020年 7月22日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑。
一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「～さん」と呼ぶ。

特別なフレンズ枠ではないＵＭＡフレンズであり、ラッキービーストⅢ型も「本種に該当する動物のデータが確認できません。この個体のように、パークには正体不明のフレンズが複数確認されています。」と元となった動物は不明だとしている。
ちなみに自認も曖昧なようでヒョウ（の仲間）なのかと聞かれて「そう…みたいです。」「自分でもよく分からない」など曖昧な返事をしている。またヒョウ達からはおそらくヒョウ柄の事を意味する「花模様」がないと言われている。

ピンク色のハートが浮かぶダイヤモンドが紛失したという設定は、ぱびりおんでもそのまま採用されているようであり、それに関連してるかは定かではないが、宝石に心惹かれるという設定が追加されており「友達に逢えたみたいな不思議な気持ちになった。」と言っている。ただし宝石を知っているわけではないようで「これ、なんていう物なんですか？」と聞いている。

マッサージが得意があり、疲れている子を癒やすために探し回っていることもある。

珍しい行動は「おもてなしの準備（ピーチなメイドカフェ）」

けものフレンズ3での扱い

「ピーチパンサーのお店にようこそ」

サービス開始前に「はなまるアニマルのマネージャー」と発表された。当時はまだ「はなまるアニマル」という名前は発表されておらず、けものフレンズ3の新ユニットとだけ呼ばれていた。ただしピーチパンサー役の立花理香がライブや番組に出演したことは非常に少なく、マイルカのはなまるアニマル加入以前からドールとミーアキャットの2人だけ出演ということが多かった。

ゲーム本編ではプレイヤーキャラである隊長がジャパリパークで一番最初に出会う人物。第一村人ならぬ第一フレンズ。更にドールとミーアキャットが現れてそのままチュートリアルの戦闘を行うことになる。そして3人で隊長を探検隊の拠点へ案内したあと、そろそろお店に荷物が届く時間だからと去っていった。仲間になるのはドールとミーアキャットだけである。

システム上はショップの店員として登場する。イベントアイテムの交換もショップで行われるのでプレイヤーにとっての利用機会は多いであろう。

2019年 11月末のすぺしゃるすてっぷあっぷしょうたいにて正式に実装された。とくせいで状態異常を完全に無効化、たいきスキルで味方全体のたいりょくを回復、けものミラクルで2ターン味方全体の与ダメージを大幅増加とサポートに特化した能力を持っている。その結果シーサーバル道場は属性を問わず全曜日がピーチパンサーで染まり、有利属性以外は毎ターン MPが減らされる（けものミラクルが事実上封印される）という制約が課せられた。

フレンズストーリーでは風邪が流行して薬とマッサージを求めるフレンズが急増、そこにオオコノハズクとワシミミズクが道具を貸すついでに手伝いをすると薬とマッサージ器を持ってくるが、マッサージ器のパワーが強すぎてお客がダウンしてしまう。提供の際に実験と言いかけており、ろくな試験をしていなかったのであった。不良品を持ってきたことに怒ったピーチパンサーは誤魔化そうとした2人にマッサージの手伝いをさせるが、翌日以降も手伝わされそうになった2人は体がもたないと一計を案じ、風邪ひきフレンズを癒す秘策があると語る。そして翌日、新人アイドル発掘企画が開催され、そこにピーチパンサーも参加し優勝を勝ち取る。風邪で元気が無くなった皆を癒すにはここに行けばいいとコノハ博士に言われたピーチパンサーはご奉仕として歌とダンスを披露したが、優勝者がアイドルになれるということを知らずに参加していたのだった。ピーチパンサー本人は「私にアイドルなんてとても」とアイドルデビューを辞退するが、司会のジャイアントペンギンと審査員のジェンツーペンギンは「才能はある」、「歌とダンス…ステキでした」と評価している。またこのフレンズストーリーではメインストーリーに先んじてPIPのライブ会場が登場している。

メインストーリーでは2020年 1月に5章で再登場。PIPの衣装の準備をする為にライブ会場にやってきていた。そしてドールたちがはなまるアニマルとして舞台に立つためにアイドルレッスンをすることになると、運動用にとジャージを用意してきた。ロイヤルペンギンはその様子を見て「マネージャーかぁ、うらやましいわ」と発言していた。

それ以外のストーリーでもピーチパンサーのお店でフレンズがジャパまんやお菓子などを分けてもらう様子が描かれることがしばしばある。いろいろな場所に登場するが移動式店舗なのだろうか。お店を離れて温泉でマッサージを提供していることもある。なおシステム上のショップと違ってシナリオ上のショップでは代金を支払っている描写は特にされない。これはジャパリカフェやお祭りの屋台などでも同様である。

このほかイベントストーリー「迎春！　フレンズかくし芸大会！」ではマーゲイが何故かフライ版のピーチパンサーの真似をしていた。メインストーリーが進むにつれて、かつてフライ版と思しきフレンズがいたが今はもういないことが語られるようになったが、現在のフレンズがフライ版に近い言動を行うこともあるので、現在のピーチパンサーもかつてはフライ版に近い言動をしていたのか、マーゲイが前世代のピーチパンサーを知っていたのか、はたまたマーゲイがピーチパンサーのキャラを間違えたあるいは意図的に変えたのかは不明である。仮にピーチパンサーが世代交代していたとしたら、同一個体の再フレンズ化は未確認のはずなので、ダイアモンドの原石が複数あるか同一個体が誰にも確認されずに再フレンズ化したことになる。