- 「超新星フラッシュマン」の悪役「レー・ワンダ」
- 「超獣戦隊ライブマン」の悪役「月形剣史/Dr.ケンプ」
- 「鳥人戦隊ジェットマン」の悪役「帝王トランザ」
- 「五星戦隊ダイレンジャー」の「的場陣/魔拳士ジン」
- 「超光戦士シャンゼリオン」の「片桐一樹/闇将軍ザンダー」
といったナルシスト入った美形悪役を演じた事で知られる俳優であり、「勇者指令ダグオン」の「宇宙剣士ライアン」役で知られる声優である。
旧名義は「広瀬和久」「広瀬匠」。
概要
高校時代の器械体操経験を活かしてスタントマンを志し、「東映アクションクラブ」に第9期生として入った。
1986年に、それまで端役で出演していた東映のスーパー戦隊シリーズの第10作「超新星フラッシュマン」にて、当初はレッドフラッシュこと主役のジン役でオーディションを受けたものの、プロデューサー「鈴木武幸」の抜擢により、悪役「レー・ワンダ」役で出演し、以後、シリーズ第12作「超獣戦隊ライブマン」の悪役「月形剣史/Dr.ケンプ」、シリーズ第15作「鳥人戦隊ジェットマン」の悪役「帝王トランザ」、シリーズ第17作「五星戦隊ダイレンジャー」の「的場陣/魔拳士ジン」といった、スーパー戦隊シリーズの美形悪役を演じる俳優人生を本格的にスタートさせた。
なお広瀬自身は、端正な顔立ちと声、そしてサー・カウラー役でフラッシュマンに出演した「中田譲治」曰く
彼は非常に礼儀正しい好青年で、正義の側にいても全く不思議ではなかった
そんな好青年な広瀬は、本来の自分とは異なる性格のキャラと理解しながらもつい演じてしまうと言う役者魂により、超新星フラッシュマンでは、ほぼ全身着ぐるみ状態ながら顔を露出させた独特なコスチュームの「レー・ワンダ」をナルシスト全開に演じ、超獣戦隊ライブマンでは、学生服姿で走りながら全裸になって海に飛び込むといったシーンや、自分の能力に心酔するあまりに破滅を迎える天才科学者Dr.ケンプを熱演し、鳥人戦隊ジェットマンでは、子供から大人になったトランザを演じてジェットマンを苦しめるも「舘大介」演じるシリーズ屈指の悪役ラディゲによって精神崩壊に追い込まれる役を、半開きの口から涎をたらすアドリブをいれるなど好演した。
4度目の悪役登板となった五星戦隊ダイレンジャーでは、それまでの悪役にみられなかった人間らしい部分のある役である事や年齢的な面からシリーズへの出演が最後になるであろうと言う思いから、的場陣/魔拳士ジン回の担当だった井上俊樹に対し、これまでの悪役と違って今回は最後に改心させてほしいと願った事から、それまでの悪役の様な自滅or破滅型のエンドを迎えることなく、天火星・亮との激闘の後に、夕日をバックに消えていく印象的な役でシリーズ出演の最後を飾った。
※スーパー戦隊シリーズに出演するたびに「渡辺勝也」の肩書が、サード助監督→セカンド助監督→チーフ助監督→監督とレベルアップしている点をインタビューで語っている。
1996年には「超光戦士シャンゼリオン」第17話より、それまでスーパー戦隊シリーズで演じてきた美形悪役系の「片桐一樹/闇将軍ザンダー」を演じた他、2002年には、さそり座エピソードで知られる「仮面ライダーアギト」最終編に官僚「白河尚純」役で出演した。
また、超新星フラッシュマンそし超獣戦隊ライブマンで共演した中田譲治と親交が深い縁から声優としても活動し、「勇者司令ダグオン」では「宇宙剣士ライアン」の声を務め、スーパー戦隊シリーズとは真逆に、ブレイブ星人を演じた中田と共に正義の側で共演した。
特撮作品以外のTV番組や映画に出演して活躍した他、Vシネマ「爆走トラッカー軍団」シリーズでは「広瀬和久」名義でアクション監督を務めつつ役者として出演していたが、現在は、芸能事務所オフィスカレントを設立して自ら代表兼チーフマネージャーとして活動しており、俳優活動は休止している。
主な出演作品
スーパー戦隊シリーズ
- 超新星フラッシュマン(レー・ワンダ)
- 超獣戦隊ライブマン(月形剣史/Dr.ケンプ)
- 鳥人戦隊ジェットマン(帝王トランザ)
- 五星戦隊ダイレンジャー(的場陣/魔拳士ジン)
- 超電子バイオマン
- 電撃戦隊チェンジマン
特撮作品
- 超光戦士シャンゼリオン(片桐一樹/闇将軍ザンダー)
- 巨獣特捜ジャスピオン
- 特警ウインスペクター(村野正夫)
- 特救指令ソルブレイン(土居功介)
- 仮面ライダーBLACK(速水徹)
- 仮面ライダーアギト(白河尚純)
映画・Vシネマ
TVアニメ
※その他の出演作品については wikipediaの関連項目参照
関連コミュニティ
関連項目
関連人物その他関連作品 |
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