diluvionとは、 Arachnid Gamesが開発、Good Shepherd Entertainmentが販売する
「オープンワールド潜水艦ADV」 である。
概要
diluvionは、2015年にKickstarter*1キャンペーンを成功させ、開発を開始させた。
価格は通常版が¥1,980、サウンドトラック、デジタルアートブック、潜水艦「Manta」が同梱された『Fleet Edition』は¥2,480。
ちなみにFleetEditionに同梱されるものを単体で買う場合は¥794となり、わずかにお得。
対応言語は吹き替えが英語のみ、UIと字幕が英語、日本語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、ポーランド語、ハンガリー語が対応している。珍しく韓国語中国語が無く日本語がある。
ストーリーと世界観
やぁ、我が子よ。こっちに来て座っておくれ。
物語を教えてあげよう。お前の母親にも読んだものだ。ああ、ずっと昔、彼女がお前くらいの歳だった時にな。
かつて、ずっと昔、世界の水が人類を閉ざす前、地球は乾いた大地に覆われていたのだ。海の深さほどにも広大な土地に。
食べ物のない子供はいなかった。人々は幸せで、彼らの世界には驚きと技術があった。今では遺跡でわずかにしか見られないものだ。
しかし人間の心の中には闇があった。
彼らが持つ奇跡に満足せず、他人を支配しようとするグループがあった。そしてすぐに世界中で戦争が起きた。
彼らの罪に対する罰として、神々は災害をもたらした。それは陸に住む動物を一掃し、大地を波のした深くに沈めた。
しかしすべてが失われたわけではなかった───
───人間に第二のチャンスを与えるべきだと信じた最後の神が、海の最も深く暗い場所に贈り物を隠したのだ。
そして彼女は人間に言った。「この無限回廊の終わりに到達し、私の贈り物を持ち帰った者は、もしその者に資格があれば、人間を新たな黄金時代へ導くだろう。」
これが、冒険者たちが無限回廊を探す理由だ。たとえそこに何があるのか知らずともな。宝であろうと、知識であろうと、力であろうと・・・
ここまではゲームの最初に流れるムービー。この話を要約すると『遠い昔、戦争に明け暮れる人々をこらしめるため、女神様が激怒。陸を海で沈め、分厚い氷で閉ざした。それを戻したくば、海の最も深く、暗い場所にある「もの」を探せ。』
という話が本編の始まる数百年前。もはや空を知るものは無く、大地があった頃は御伽噺として伝わり、一部の熱心な女神信奉者は大地の復活を望み祈りを捧げ、冒険者たちは海の最底に眠る宝を求め旅に出る。
そんな中、プレイヤーたちは冒険者として一隻の潜水艇を操り旅に出ることとなる。
ゲームシステム
基本的にはオープンワールド形式で広大な海を潜水艇で旅をするというもの。
通常は潜水艇を俯瞰視点の状態で見る3Dアドベンチャーであり、潜水艇らしく、空気と食料の概念があり、各地に点在する町や集落に立ち寄り、補給する必要がある。
潜水艇の機能を拡張するためには船体のアップグレードはもちろん、搭乗員が必要である。搭乗員たちには各々にステータスが設定されており、それによって船の性能も上下する。
探索は沈没、座礁した潜水艇や放棄された施設、もしくは撃破した敵船などから回収する形で行う。
この探索状態の際は2D視点に移る。独特な廃退感のあるタッチの絵は世界観と絶妙にマッチした雰囲気を醸し出している。
戦闘は海中という環境のため、上下左右を自由に移動できる。武装は基本的に砲撃と魚雷の二種類とシンプルだが、魚雷のシステムが独特で、奥深い戦闘が楽しめるだろう。
移動に関しては広大なオープンワールドをすばやく移動するため、マップ中に張り巡らされた海流に乗り高速で移動することが出来る。
また、潜水艇には深度限界が設定されていてそれが擬似的な進行の壁、進行制限となっている。
しかし深度限界を超えたからといって即時に船が爆散するといったことは無く、すこしづつ船体にダメージが入っていくため、時には深度をわずかに超える必要があるときもあるだろう。
システム要求
必須環境
・OS:Windows 7, 10/OSX
・プロセッサー:Intel i5 (もしくは同性能のもの)メモリ:4 GB RAM
・グラフィック:GeForce GT 300 series (もしくは同性能のもの)
・Direct X:Version 10(MacOSXの場合は不要)
・ストレージ:5 GB 利用可能
関連動画
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関連項目
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