にゃよいとは、最終兵器萌香具師(Ultimate Weapon Moyashi, アルティメイト・ウェポン・萌やし)であるところの、高槻やよいがねこセットを装備した姿に与えられた仮称である。現在のところ確定はされていない。
概要
和製フューチャー・コンバットシステム(略称:和ふぅ)とも言われる防衛省技術研究本部の未来防衛兵器整備研究開発計画の基礎研究の一つから生まれた、主に光学・音響効果によって敵兵力を効果的に無力化する能力を有する全く新しい戦術級兵器である。既に海外における試験運用によって実効性が確認済みとの未確認情報もある。現在目撃されたにゃよいは、試作実験機一体であるが、防衛省が次期戦術兵器としての採用を検討中であり、試作実験機の試験運用評価の後に量産化が見込まれている。
関係筋によると、統合幕僚監部内で議論が繰り返され、比較三原則(比べない・比べられない・ありがとうございます)には抵触しないという点では一致しているが、陸海空のいずれに所属させるかで紛糾しているらしい。今後はこの議題を防衛会議に諮っていく指針も示されている。
実務レベルにおいては、経理装備局・防衛調達審議会・技術研究本部・装備施設本部・自衛隊中央病院の5者による協議が行われているとされる。装備品の協議になぜ自衛隊中央病院が関与しているのかは、関係者全員が固く口を閉ざしているため不明である。
また、非公式にアメリカ国防総省が海外駐留地域における治安維持目的での試験評価のため政府に接触を図っているとの噂もまことしやかに流れている。
ある政府関係者は「これまで大量殺戮兵器は数多く開発されてきたが、誰も殺さないというコンセプトは画期的であり、核軍縮の促進、ひいては世界恒久平和の実現に大きく近づくと確信している」と鼻息も荒く語っていた。
ちなみにその関係者はそのままCDショップへ駆け込み、高槻やよいのアルバム・DVDを大量に購入し、但し書き「参考資料代」として、防衛省名義で領収証を受け取っていた姿が本紙記者により目撃されている。これが国税の不正使用にあたるかは、今後の議論を待ちたい。
派生デザインの別モデルも実は10種類以上設計されているのではないかとささやかれ、まだまだ多くの謎に包まれている。
「にゃよい」という名称すら、いまだ仮称でしかない。
続報1:防衛省以外の政府機関の動き
未だ全容が明らかになっていない、「にゃよい」(仮称)について、意外な政府機関が動きを見せているとの情報が入った。
それは、環境省(Ministry of the Environment 略称:MOE)と経済産業省(Ministry of Economy,Trade and Industry 略略称:MOE)である。
先ず環境省、総合環境政策局環境影響評価課と地球環境局地球温暖化対策課が防衛省に対し、非公開資料の内部開示を求めているようである。
「にゃよい」の実効作用に「効果範囲に存在する人間の戦意を減衰するが、対象の呼吸数が増加し二酸化炭素(CO2)の排出値を上昇させる」との評価がなされているという情報によるものらしい。
当初、この評価については「個人レベルでのCO2排出については、実質無視できる」と考えられていたようであるが、これが世界人口68億(推計値)を勘案した場合、京都議定書(Kyoto Protocol)のホスト国として、CO2を含む温室効果ガスの削減に多大な努力を求められる日本が、CO2を増産するようなシステムをどう運用していくのか、また各国間の排出量取引に影響を与え、逆に国際政治の軋轢を生むことになるのではないか、そういった懸念から、早期に行動を起こしたものと考えられる。
一方、経産省側は、経済産業政策局調査統計部と商務情報政策局消費経済部が動きを見せている。
調査統計部では、にゃよい実働運用開始以後の機体本体の海外輸出や技術供与といった面での影響を調査している模様であり、妥当な行動だと思われる。これに対して消費経済部の動きはかなりの緊張感を持ったものになっている。
理由は「にゃよい効果(仮)を受けた者の消費行動に偏りが見られる」という実験結果だと言われている。
これも未確認情報ではあるが、一般に衣食住と呼ばれる基本的な消費活動への興味が減り、ある特定の購買意欲が刺激されるという。国内の基幹産業への影響が懸念され、一部の試算によればGDPの三面等価の原理は揺るがないものの、経済モデルが大幅に変動する可能性が考え得る、とされている。
この問題については今後、産業構造審議会や消費経済審議会で審議が繰り返されると想定されるが、防衛機密事項を含むため慎重な動きが求められている。
さて、以降は防衛省技術研究本部の開示情報を元に、にゃよいの実態に迫っていきたい。
天気概況 2010年8月18日 - Nyahoo!ニュース
日本列島は18日も、勢力の強い萌やし兵器圧の影響で厳しい暑さとなり、大阪府高槻市弥生が丘町では全国最高の41.28度を記録した。
同日、熱中症で病院に搬送された患者は全国で14,537人に上り、うち765人が意識不明の重体となっている。
気象庁は、19日も全国的に猛暑は続くとして、「部屋を暗くしてモニタに顔を近づける」「フルスクリーンにする」「ヘッドホン着用」など十分な対策を行うよう注意を呼びかけた。
765プロにて…
「おおーぃ!やよーい!何か良く分からないけど、この雑誌にやよいの記事があるんだって!」
「はわっ!、響さんっ!どっどうしたんですかっ!朝早くからすごいいきおいですよ!」
「響、おはようっ!やよいの記事って…雑誌?…表紙が戦車と兵隊の雑誌…それって音楽雑誌・アイドル雑誌じゃないね?」
765プロに元気良く駆け込んで来た我那覇響が持ち込んだ一冊の雑誌…それは軍事関係の専門雑誌だった。高槻やよいと菊地真は顔を見合わせて、響から雑誌を受取った。
「で…どこにやよいの記事があるの、響?」「ちょっと待ってよ…おー、あったあった、見て、ここ、このページだぞー!」
「あ、本当だ、やよいの写真がある。ねこみみ可愛いなぁ…ボクもやよいみたいに、こう言う女の子っぽい可愛いかっこうが似合うと言われてみたいなぁ…」
「むー、やよいの写真は可愛いんだけど…何だかちっちゃい文字がびっちり詰まった記事だぞ…。漢字もたくさん…」
「ボクにまかせて!やよい、これでも日々勉学に励む高校生なんだから!」
「おおっ、何だか真が頼もしいんだぞっ!」「じゃ、イケてるアイドルの自分はこれから大事な仕事があるんでっ!シュっ!」
響は額に指を当てて謎の挨拶ポーズを決めて、慌ただしく事務所を出て行った…真はやよいにやよい特集記事を読み聞かせ始めた。
そして、3時間後…
「たっだいまー!誰かいるー?」765プロ事務所の玄関ドアが勢いよく開き、御機嫌の天海春香が颯爽と登場。
秋月律子がその後に続いて、「さて、春香、お茶でも淹れようかしらね…」と春香に話しかけている。
「あれ…床に…何かしら…」怪訝に思う春香は目を凝らす…「!?」息を呑んだ春香はやよいと真が床に倒れているのを見て駆け寄る。
「やよい…やよい…しっかりしてっ…ううっ…律子さん、律子さん!早く救急車をっ!」やよいを抱き上げ、春香は律子に声を上げる。
秋月律子は冷静に真を起こし、頬を軽く叩く、「真、真、起きなさい…気を失っている場合じゃないわよ?」
「はぁー、良かった」と安堵の溜め息を春香は吐いた。
「う…うーん…ボクは一体…」
「真、あなたは気を失って倒れていたの、一体あなた、何をしていたの?」
程なく意識を回復したやよいを見て、春香は安堵の余り泣き出した「よかったー!やよい…大丈夫?大丈夫?」
「ふわー、春香さーん、ごめんらはーい」目覚めたやよいはろれつが回らない。
「ははぁ…原因はこれね…」テーブルの上の開き放しの軍事専門雑誌を手に取り律子は言った。
「うん、律子…そうだけど…」
「取り敢えず、二人ともソファーでもう暫く休んでなさい、いい?」と律子は命令し、「はい…」とやよいは答え、「うん、分ったよ、律子…」と真も従った。
「律子さん、二人が倒れた原因が分るんですか?」「ええ…春香、こっちへ来て、耳を貸して…」
「この長文の難解な専門用語だらけの記事を真がやよいに読み聞かせようとした…見てごらんなさい、これ…真とやよいが理解出来ると思う?」
「うわー、わたしにもさっぱり…」
「二人は読み慣れない難しい文章を理解しようとして一生懸命努力をして、そして、知恵熱で頭がオーバーヒートを起こして倒れたの…」
「そんな事ってあるんですね…」「二人とも無事だったんだし、さ、これからお茶にしましょ!」
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