ゼットン星人 単語

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ゼットンセイジン

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ゼットン星人とは、『ウルトラマン』に登場した宇宙人である。

初登場時は名称はアナウンスされておらず、書籍化の際に便的に付けられたものがそのまま公式化された。

姿はというとケムール人そっくり、というか頭部はケムール人の流用で正面の位置をずらし、一つにしているだけ。
(そのため後ろから見ると後頭部近くにもがあるように見える)

概要

変身怪人:ゼットン星人
登場作品 ウルトラマン
ウルトラマンマックス
ウルトラマンギンガS
サブタイトル 第39話「さらばウルトラマン」(初代)
第13話「ゼットン」(マックス
第14話「するキングジョー」(〃)
第14話「復活のルギエル」(ギンガS)
第16話「明日を懸けた戦い」(〃)
第5話「逃げない心」(オーブ
体長/全長 2メートル
体重 60キログラム
出身地 不明

宇宙恐竜ゼットン宇宙団を使って地球侵略を企む宇宙人

特にこれといった戦は持ち合わせていないが、人間に化けての潜入工作を得意としている。

岩本博士によると「約40年に渡り、地球侵略のため密かに準備を進めていた」とされ、最大の障害となる日本の科特隊とウルトラマンを標的と定め、地球の警網を突破して日本に向けて宇宙団を派遣した。

宇宙団は科特隊の迎撃によってを残して全て撃滅されたが、ゼットン星人の一人が科特隊基地に潜入しており、岩本博士を捕らえて彼に成りすまし、基地のコンピュータや動炉を破壊して機停止に追いやってしまった。

そして逃亡しようとした所をアラシに見つかり、彼に殴り飛ばされた事で変身が解けて正体を現し、最後はハヤタのマルス133で撃たれゼットーン」という断末魔を残して消滅した。

その直後には不時着していたから宇宙恐竜ゼットンが現れ、ウルトラマンを倒してしまう。
しかし、科特隊の手でゼットンは撃破され、ウルトラマンゾフィー蘇生したため結果的にはゼットン星人の計画は失敗に終わった。

金城哲夫が書いた小説ウルトラマンによるとメフィラス星人の配下として招集された宇宙人で、その時点でゼットンの育成を始めていたらしく、ゼットンウルトラマンに勝てたのも事前の綿密な調ゆえとされている。

この時の“ウルトラマンを倒したゼットンを生み出した”という背景から、ウルトラシリーズファンの間では“ゼットン星人の作ったゼットンこそが最強”というイメージも強く、実際にウルトラマンを倒したゼットンは初代のみである。
しかし、後述のマックス以降はほとんどゼットンを使う事がなくなり、映画ウルトラマンサーガ』ではあろう事か今までさんざん較されていたバット星人にそのおを奪われるようなゼットンを作られてしまった。

ウルトラマンマックスに登場したゼットン星人

ウルトラマンマックス』の第13話と第14話に登場。
姿は初代と同じく、ケムール人に酷似した顔をしており、和服のような格好をしている。

1万年前より地球に侵入し、人間の祖先にゼットンナノ遺伝子を埋め込んだとされ、そのを強く受けた小田夏美という女性の前に現れると彼女忍者のように操って様々な工作を行わせた。

本作ではゼットンのみならずキングジョーも使っており、キングジョー地球の警備衛星を破壊して地球ゼットンを送り込んだ。ゼットンに関しては「ゼットンシャッターは無敵だ」とわざわざDASH基地に宣言するほどの自信を見せており、実際マックスはおろかゼノンをも追い詰めたが、マックスギャラクシーという不測の事態によりゼットンは倒される。

次に小化させ民間ロボットとして潜り込ませたキングジョーを差し向け、本性を表して巨大化したキングジョーに操った夏美を乗せてコントロールさせ、再びマックス突させた。しかし、マックスことカイトの呼びかけで夏美が正気に戻ってキングジョーから離脱、キングジョーも撃破されてしまった。

今度はゼットンゾーンと呼ばれる亜空間夏美カイトを対峙させ、夏美カイトを殺させようとするが、逆にゼットン星人の支配を脱した夏美によって切りせられて消滅、夏美はゼットン星人の呪縛から開放された。

『ウルトラマンギンガS』に登場したゼットン星人

ウルトラマンギンガS』の第14話と第16話に登場。

本作の宇宙人キャラクターの一部には個体名が付けられており、このゼットン星人は「ベルメ」と呼ばれている。
チブル星人エクセラーが新たなエージェントとしてスパークドールズから復活させたもので、何故か手なタキシードを着ており、性格も他者を見下したキザかつナルシスティックなものと、今までの個体とべるとかなり軽薄。

ギンガとビクトリーを倒すためあのハイパーゼットンイマーゴにモンスライブして出撃、ハイパーゼットンの高速移動ビーム吸収で両者を圧倒するが、ギンガSがタロウに伝授してもらったウルトラ6兄弟全員を合わせて撃ち放ったコスモミラクル線をゼットンが受け止めきれずゼットンもろとも爆散した。

その後、復活したダークルギエルによって今まで現れた他のエージェントと共に再生見町の人々が隠れていた避難場所を襲撃するが、UPG隊員達の抵抗にあってスパークドールズに戻ってしまった。

『ウルトラマンオーブ』に登場したゼットン星人

ウルトラマンオーブ』第5話に登場。

劇中では明言されていないものの、本作では「マドック」という名前で登場している。

ウルトラマンオーブを倒して自分の名をあげるためにハイパーゼットンデスサイスを育成し、地球のとある工場に潜んでいた(侵略する気はないらしく、劇中で今際の際にガイナオミ達SSPの面々に対して「この腐りかけた侵略する価値があると思っているのか?」「いつかこのを捨てて逃げるだろう」と等と嘲笑いながらっていた)。
ナオミを虚偽通報して隠れ工場に誘い出して監禁し、そのまま彼女ガイを誘き出すための餌にするも、ガイによって解放されたナオミの抵抗を受けて逃げられ、ハイパーゼットンデスサイスオーブによって倒されたため、失敗に終わる。それでもガイと格闘戦で対抗するが、ガイに向けて放った光線銃を初代ウルトラマンウルトラフュージョンカードで跳ね返されて致命傷を負い、最後は地球を嘲笑する言葉を残しながら泡となって消滅した。

その他の作品に登場したゼットン星人

大怪獣バトル ウルトラギャラクシー』に登場。
レイオニクスファイターの一人で、オリジナル通りゼットンを操っている・・・と思いきや、持ち駒怪獣テレスドンだった。
フック人とのレイオニクスバトルの最中にペダン人の横にあい、撃ち殺されてしまった。

公式サイトでは「ゼットンは切り札として最終決戦まで温存していた」という説があった。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではベリアルの配下として登場。

宇宙ナースを操ってZAPスペースペンドラゴンを襲い、そのままジャックした。
しかし、そこに現れたウルトラマンダイナことアスカによってあっさりと倒され、ナースダイナの手で粉砕された。

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最終更新:2024/05/13(月) 22:00

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