なんというザルコのミスとは、ゴール直前に余計な事をして負けるフランス・カンヌ出身のオートバイレーサー、ヨハン・ザルコの事である。
概要
2011 MotoGP Rd.13 サンマリノGP 125ccクラス決勝にて、ザルコがゴール直前にニコラス・テロルにちょっかいを出して劇的逆転負けを喫した。その時のあまりのマヌケっぷりに、解説の坂田和人さんが発した言葉である。
その内容と坂田さんの声優ばりの良い声から、一種の名言として捉えられた。ちなみに、スポーツカテゴリでMotoGP関連動画が上位にランクインする事はあまり無い。
毎回惜しいところまでいくザルコだが、優勝回数は0。
2011年10月2日、第15戦日本GP(もてぎ)で参戦47戦目にして初優勝を飾る。
その後はMoto2クラスにステップアップし、2015年、2016年シーズン連続でMoto2世界チャンピオンに輝く。そして、2017年ついにMotoGPクラスにTech3からエントリーし、ルーキーながら第5戦フランスGPにて2位に入賞した。
あの頃のマヌケさはもはやカケラもなく、MotoGPクラスの中でも一目置かれる存在になった。人は成長するものである。
しかしMotoGPクラスでの優勝がまたしてもなかなか巡ってこなかったが、2023年のオーストラリアGPにて実に120戦目の初優勝を掴むことになった。
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関連項目
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