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モトジーピー
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マルク・マルケス

MotoGPとは、バイクロードレース世界選手権の略称である。2001年までの旧称はWGPだった。

PS4などで同名のゲームが発売されているが、この記事ではその点に触れない。
 

概要

MotoGPは、アスファルトで舗装された路面で行われる短距離バイクレースプロトタイプレース専用車両)で行うものであり[1]四輪レースでいえばF1に相当する。

2022年3月から11月まで世界各地で全20戦が開催される。ヨーロッパ9ヶ東南アジア3ヶ、中近東と北東アジアオセアニアと北アメリカと南アメリカでそれぞれ1ヶずつ、全17ヶで全20戦の予定である(記事1exit記事2exit)。

重量級のMotoGPクラス、中量級のMoto2クラス、軽量級のMoto3クラスが存在し、それぞれに世界選手権がかけられている。

四輪レースにおけるF1F2F3の各クラスにそれぞれ似ているが、F2F3があくまでサポートイベントローカルイベントなのに対して、Moto2Moto3も同等の世界選手権という扱いになっており、それぞれのクラスで最優秀のライダーは全てワールドチャンピオンとして記録される。もちろん、その格式においては重量級のMotoGPクラスチャンピオンが最も重いのは言うまでもない。

レースの結果が大半マシンの性で決まってしまうと言われる現代のモータースポーツの中で、に頼りにくい・マシンライダーが全身で操るなどの理由によって、いまだにライダーの個人的技量がレースの結果を大きく左右しうカテゴリーであり、世界的にはF1に次ぐ人気を獲得している。
 

クラス区分

MotoGPは、エンジンの排気量により、次の3クラスに分類されている。
 

MotoGP

最大排気量クラス英語ではプレミアクラス(the premier class)と呼ばれるので、それを和訳した言葉である最高峰クラスという名で呼ぶ人が多い。4ストローク1000ccエンジンを積んだプロトタイプマシンレース専用車両)を使用する。

2001年までは2ストローク500ccエンジンを使って争われていた。2ストエンジン環境負荷が高いので、止されることになった。

2002年から2006年までは4ストローク990ccエンジンが使用されていた。なぜ990ccという中途半端な数字かというと、4スト1000ccにするとレーススーパーバイク運営から「に多い4スト1000ccエンジンを流用するつもりだ。そういうことしていいのはスーパーバイクだけだ。許さない!」と猛抗議される恐れがあったためである[2]抗議や訴訟を恐れるため、わざと990ccという中途半端な排気量にした。

4ストローク990ccエンジンでは最高速度が上昇しすぎて危険であるという理由で、2007年から4ストローク800ccに減らされた。

しかし、諸々の事情により2012年より「8001000cc」という規定になり、ほとんどのチーム4ストローク1000ccエンジンを使用することになった。

このときは世界的な不気で、MotoGPも参戦台数の少なさに苦しんでいた。参戦台数を増やすため、「クレーミング・ルールチームCRT)」が設定され、4ストローク1000ccエンジン改造による参加が認められた。CRTという参戦形式を作るとレーススーパーバイク運営から猛抗議がくるかもしれない、とMotoGP運営ドルナは身構えていたが、特に抗議はやってこなかった。なお、CRT2012年2013年のみ存在しただけで、2013年をもって止されている。

2015年までは参戦するメーカーが独自のECUソフトウェアを開発していて、その機の充実度がマシン戦闘力を大きく左右していた。そのため、メーカー直営ワークスチーム(ファクトリーチーム)以外のいわゆるサテライトチーム(ファクトリーチームの落ちマシンを貸与されて参戦する)にほとんど優勝チャンスがなくなっていた。高性ECUソフトウェアを使いこなすには大量の技術者が必要で、それを用意できるメーカー直営ワークスチームが圧倒的に有利だった。

2014年催者定の低性なECUソフトウェアを使用するオープンクラスが始まり、2016年には全てのチームオープンクラスに入り催者定のECUソフトウェアワンメイクで使うようになった。

2022年現在ホンダヤマハスズキドゥカティKTMアプリリアの6メーカーが参戦している。当然ながら各メーカー間のしい開発競争が起こっている。バルブニューマチックバルブにしたり、エンジンミッションシーレスミッションにしたり、空力パーツを導入したりと、マシンハイテク化と先鋭化が進んでいる。先ほど述べたECU共通化を始め、ファクトリーチームに属するライダーテスト日数を厳しく制限するなど、催者側はそれらを抑える方向に動いているが、それでも開発が止まらないのはモータースポーツの宿命とも言える。

2021年11月には「MotoGPクラスにおいて、2024年から持続可能燃料(地中から取り出さずに得られる燃料)を40導入し、2027年から持続可能燃料を100%導入する」という針が発表された(記事exit)。環境への配慮をするという時代の流れに沿った変革をしていく予定である。
 

Moto2

4ストローク765ccエンジンの中排気量クラス。詳しくはMoto2の記事を参照
 

Moto3

4ストローク250ccエンジンの軽排気量クラス。詳しくはMoto3の記事を参照
 

マシン

プロトタイプ

MotoGPクラスMoto2クラスMoto3クラスのいずれもプロトタイプレース専用車両レーサーともいう)で争われる。

スーパーバイク世界選手権exitスーパースポーツ世界選手権exitは、「アスファルトで舗装された路面で行われる短距離バイクレース」という点でMotoGPによく似ているが、使用するマシンであるという点でMotoGPと大きく異なっている。
 

最高速

最高峰クラスのMotoGPクラスマシン4ストローク1000ccエンジンを搭載しており、最高速度は350km/hに達する(資料exit)。これはF1に匹敵する速度である。

ちなみに、MotoGPがF1に及ばないところはコーナーリングである。F1は四つのタイヤで路面に接していて安定しているので、コーナーリング速度を恐ろしく高めることができる。
 

空力パーツ

かつてのMotoGPは、F1と違って構造的に空力パーツによるダウンフォースを確保しにくく、ほとんどそれに頼ることがなかった。

ところが最高峰のMotoGPクラスにおいて、2015年3月からウイング形状の空力パーツを取り付けてダウンフォースを活かそうとする動きが現れた。2016年6月に安全上の理由もあってウイング形状の空力パーツ取り付けることが全クラスで禁止されたが、2017年8月になって、まるでガンダムエアインテークのようなダクト形状の空力パーツが付いたカウルが出現している。
  

タイヤ

2022年現在は、MotoGPクラスMoto2クラスMoto3クラスのいずれも、催者定のタイヤワンメイクで使用している。

タイヤがMotoGPクラス体に与えるは非常に大きいので、MotoGPクラスにおいて常にタイヤ話題となっている。

2008年までのMotoGPクラスは、複数のタイヤメーカーが競合するコンペ時代で、ミシュランブリヂストンによる二分状態だった。コンペはコンペティション(competition 競争)という意味。コンペ時代は、タイヤメーカーバイクメーカーに対して気を遣うという関係にあり、「バイクメーカーバイクを先に作り、バイクに適合するタイヤタイヤメーカーが作る」という状態だった。

2008年をもってミシュランが撤退し、2009年から2015年までブリヂストンワンメイクになった。2015年をもってブリヂストンが撤退し、2016年以降はミシュランワンメイクになっている。2009年以降をワンメイク時代という。ワンメイク時代は、「タイヤメーカータイヤを先に作り、タイヤに適合するバイクバイクメーカーが作る」という状態になっている。
 

MotoGPクラスに参戦するチーム

2022年シーズンにMotoGPクラスへ参戦するチームを挙げていく。チームの並びは2021年チームラキング順で、チーム内におけるライダーの並びは2021年ライダーランキング順となっている。

ワークスチームとは、バイクメーカーが直々に運営するチームであり、ファクトリーチームと呼ばれることもある。

サテライトチーム衛星のようなチーム)とは、バイクメーカーに直属しない人物が運営するチームであり、インディペンデントチーム独立したチーム)とかプライベートチーム(個人のチーム)とかプライベーターと呼ばれることもある。
 


ドゥカティ・レノボ・チーム
イタリアバイクメーカードゥカティワークスチーム
スポンサーレノボ香港パソコンメーカー)と、NeTApp米国IT企業)と、フィリップモリス米国タバコ企業マールボロなどの商品で知られる)である。昨今はタバコ広告へのあたりが強いので、タバコ企業の社名や商品名をチーム名に付けられない。また、ドゥカティアウディグループに属しているのでアウディグループからの資や技術の援助を受けている。ちなみにアウディグループドイツフォルクスワーゲングループに属している。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
63 フランチェスコ・バニャイア イタリア トリノexit 176cm67kg 1997年1月14日
43 ジャック・ミラー オーストラリア タウンズヴィルexit 173cm64kg 1995年1月18日

 

モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP
日本メーカーヤマハワークスチーム2021年は6年ぶりにライダーチャンピオンを奪還した。
メインスポンサーモンスターエナジー米国エナジードリンク)。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
20 ファビオ・クアルタラロ フランス ニースexit 177cm66kg 1999年4月20日
21 フランコ・モルビデリexit イタリア ローマexit 176cm64kg 1994年12月4日

 

チーム・スズキ・エクスター
インド市場を席巻する軽自動車メーカーとして名高いスズキワークスチーム
エクスターexitスズキの純正オイルブランド
名前 出身地 身長・体重 誕生日
36 ジョアン・ミル スペイン パルマ・デ・マヨルカexit 181cm69kg 1997年9月1日
42 アレックス・リンス スペイン バルセロナexit 176cm72kg 1995年12月8日

 

プリマ・プラマック・レーシングexit
ドゥカティサテライトチーム。本拠地はイタリアカーゾレ・デルザexit
スポンサープラマックexitイタリアの発電機メーカー)、プリマexitイタリア自動車保険企業)、ランボルギーニイタリア自動車メーカードゥカティと同じように、ドイツ企業アウディ下に入っている)。
チームオーナーパオロ・カンピノティexitで、プラマック社長と兼任している。チーム監督クラウディオ・カラブレシexit[3]。スポーティングディレクターは元MotoGPライダーフォンシ・ニエトexit[4]

ステファノ・ドメニカリexitという人は長年F1監督を務め、2016年から2020年までランボルギーニ社長だったが、パオロ・カンピノティと仲が良かった。ステファノ・ドメニカリは2021年からF1CEOに栄転したのだが、そのあと、「F1のロゴexitステッカーをプラマックレーシングマシンに載せることはできないかな?」とパオロ・カンピノティに要望した。そのお願いが通り、2021年のプラマックレーシングマシンにはF1ロゴステッカーが貼られている(記事exit)。
 
名前 出身地 身長・体重 誕生日
5 ヨハン・ザルコ フランス カンヌexit近郊アンティーブexit 171cm67kg 1990年7月16日
89 ホルヘ・マルティンexit スペイン マドリードexit 168cm62kg 1998年1月29日

 

レプソルホンダ・チーム
バイク業界世界シェア1位であるホンダワークスチーム
メインスポンサーレプソル(スペイン石油ガス関連企業)。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
93 マルク・マルケス スペイン サルベラexit 169cm65kg 1993年2月17日
44 ポル・エスパルガロexit スペイン グラノリェースexit 171cm63kg 1991年6月10日

 

レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
オーストリアバイクメーカーKTMワークスチーム
メインスポンサーオーストリアエナジードリンク企業レッドブル
名前 出身地 身長・体重 誕生日
33 ブラッド・ビンダー 南アフリカ ポチェフストルームexit 170cm63kg 1995年8月11日
88 ミゲール・オリヴェイラ ポルトガル プラガルexit 170cm64kg 1995年1月4日

 

LCR・ホンダ
ホンダサテライトチーム。元125ccクラスライダールーチョ・チェッキネロが率いる。本拠地はモナコ公国モンテカルロexitにある。
スポンサーカストロールexit(英国エンジンオイル企業)、出光(日本石油企業)など。
2020年まで在籍したカル・クラッチロー車両は数戦おきにメインスポンサーカラーリングが変わっていて、SNSでその様子を確認できた(黒色exit緑色exit青色exit赤色exit)。しかし2021年カル・クラッチロー入れ替わりで加入したアレックス・マルケスマシンは、全18戦中16戦でGIVI赤色立つものであり(画像exit)、残りの2戦でカストロールの緑色立つものとなっていて(画像1exit画像2exit)、わりと一定のカラーリングだった。
中上の加入以降、2台のカラーリングが異なるアメリカしいチームとなっており、2022年もこの体制は継続
2022年からのスポーティングディレクターダコタ・マモラexitであり[5]2022年からのテクニカルディレクタークリストフ・ブルギニョンexitである[6]
名前 出身地 身長・体重 誕生日
30 中上貴晶 日本 千葉県千葉市exit 175cm70kg 1992年2月9日
73 アレックス・マルケス スペイン サルベラexit 179cm65kg 1996年4月23日

 

アプリリア・レーシング
イタリアバイクメーカーアプリリアワークスチーム2021年までのチーム運営プライベーターグレッシーニレーシングが請け負うセミワークス体制だったが、2022年からはアプリリアがすべてを運営するワークス体制になった。
スポンサーSKYexitイギリスロンドンに本社がある衛星テレビ)。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
41 アレイシ・エスパルガロ スペイン グラノリェースexit 180cm66kg 1989年7月30日
12 マーヴェリック・ヴィニャーレス スペイン フィゲーレスexit近郊
ロザスexit
171cm64kg 1995年1月12日

 

Tech3・KTM・ファクトリー・レーシングexit
KTMサテライトチーム。しかし、KTMからワークスチーム並みの技術支援を受けていて、KTMワークスと同等のマシンが与えられている。このため「ファクトリー・レーシング」という名前を付けている。
本拠地はフランスボルム=レ=ミモザexit1999年から2018年まで20年間の長きにわたりTech3ヤマハサテライトチームだったが、2018年シーズン初頭に乗り換えを決断した。チーム監督エルヴェ・ポンシャラルで、数々の日本人ライダーを世話してきた。また、1980年代鈴鹿8耐でも活躍したギー・クーロンexitという名物メカニックが在籍していて、2020年までクルーチーフを務め、2021年からは技術的な相談役の地位についている。
2021年からのメインスポンサーオーストリアバイク企業KTMとなり、同社のイメージカラーであるオレンジ色を全面にまとうことになった。マシンの下にREADY TO RACEレースの準備ができている)と書かれているが(画像exit)、これはKTMが好むスローガンである。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
87 レミー・ガードナーexit オーストラリア シドニーexit 178cm72kg 1998年2月24日
25 ラウル・フェルナンデスexit スペイン マドリードexit 177cm63kg 2000年10月23日

 

グレッシーニレーシング・MotoGP
イタリア125ccクラス世界チャンピオンファウスト・グレッシーニexitが設立した名門チームイタリアファエンツァexitに本社を持ち、ミサノサーキットすぐそばのサン・クレメンテexit工場がある。

2012年から2021年までMoto2クラス部門でフェデラル・オイルexitインドネシアの潤滑油メーカー)と提携し続けている。2022年は最大排気量クラス部門のマシンカウルにその名が見られる。
 
名前 出身地 身長・体重 誕生日
23 エネア・バスティアニーニexit イタリア リミニexit 168cm64kg 1997年12月30日
49 ファビオ・ディ・ジャナントニオexit イタリア ローマexit 175cm68kg 1998年10月10日

 

ウィズユー・ヤマハ・RNF・MotoGPチームexit
ヤマハサテライトチーム。本拠地はベルギーロンメルexitチームオーナーラズラン・ラザリで、2008年4月から2020年4月までセパンサーキットCEOを長年務めてきた人物である。ラズラン・ラザリにはRazaliとNadiaFaroukという3人の子供がおり、息子が2人でが1人なのだが、彼らの頭文字をとってRNFと名乗った[7]

このチームの前身は、セパン・インターナショナルサーキット運営するセパンレーシングチーム頭文字をとってSRTという)である。ペトロナスがMotoGPから撤退したので同チームも消滅することになったが、人員や本拠地などをRNFレーシングが引き継いだ。チーム監督ヤマハワークスに長く在籍したウィルコ・ズィーレンベルグ。また、2008年から2018年までヤマハワークスに所属してヤマハマシンを知り尽くしているラモン・フォルカダアンドレア・ドヴィツィオーゾクルーチーフとして在籍している。

メインスポンサーヨーロッパエナジー(Europe Energy)exitというイタリアエネルギー企業であり、WithUは同社のブランド名である。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ イタリア フォルリンポーポリexit 165cm68kg 1986年3月23日
40 ダリン・ビンダーexit 南アフリカ ポチェフストルームexit 175cm63kg 1998年1月21日

 

ムーニー・VR46レーシングチームexit
ドゥカティサテライトチームオーナーヴァレンティーノ・ロッシで、彼の頭文字とゼッケン46がチーム名となっている。本拠地はイタリアタヴーリアexitで、ヴァレンティーノの故郷である。

MotoGPクラス部門のチーム監督パブロ・ニエトexitルカマリーニのクルーチーフダヴィデ・ムニョスexitで、マルコ・ベッツェッキのクルーチーフマッテオ・フラミーニexitであり、どちらも2021年までヴァレンティーノ・ロッシスタッフだった人物である。
チーム運営をするのはウーチョアルベルト・テバルディ(アルビ)exitで、どちらもヴァレンティーノの古くからの友人である。

メインスポンサームーニーexitというイタリア企業であり、欧州有数の企業であるインテーザ・サンパオロexit支援を受けている。また、チェコ旅行会社FlyMetoexitスポンサーである。

産油サウジアラビアサウジアラムコexitという世界最大級の石油企業がある。そのサウジラムコの関連企業と名乗るタナル・エンターテインメントアブドゥルアジーズ・ビン・アブドゥラ・アル・サウード王子という人物が2021年3月頃からVR46に売り込みをかけていて、4月には「VR46と契約した」と発表した(記事exit)。ところがサウジラムコは「本社はそんな契約があったことをしらない」という(記事exit)。8月頃には王子が「1800万ドルの計画がある。お金をすぐに振り込む」と言ってVR46側を安心させようとした(記事1exit記事2exit)。ところがお金が振り込まれない(記事exit)。結局、タナル・エンターテインメントの人物は詐欺師だったようである。このように産油石油王を装って欧州スポーツ団体に売り込みをかけてお金を騙し取ろうとする詐欺師は他にもおり、2016年ごろにはインテル・ミラノが引っかかりそうになったことがある(記事exit)。
名前 出身地 身長・体重 誕生日
10 ルカ・マリーニexit イタリア ウルビーノexit 184cm69kg 1997年8月10日
72 マルコ・ベッツェッキexit イタリア リミニexit 174cm61kg 1998年11月12日

 

過去のMotoGPクラスワールドチャンピオン

 

MotoGPを運営する団体

現在のMotoGPはFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が統括しIRTA(国際ロードレーシングチーム協会)が参戦チームの意見をまとめ上げドルナ運営を行っている

また、クリニカ・モビレという移動診療が全戦で帯同し、ライダー支援している

サーキットが安全対策や観客収容にを入れ、受け入れ体勢を整えている。サーキットの詳細についてはMotoGPが開催されるサーキットの一覧も参照のこと
 

日本において

2003年までは鈴鹿サーキットでもMotoGPが開催されていたが、2003年死亡事故が発生し、設備の安全性の確保が不十分であることが発覚。施設そのものが老朽化していることもある為、翌年以降の鈴鹿開催が消滅した。なおこ事故死亡したのは加藤大治郎。その後、鈴鹿サーキットF1開催の基準に対応するためもあり大幅な修を受けたが、依然MotoGPに関してはツインリンクもてぎのみでの開催が続いている。

F1などとべると認知度は低いと言わざるを得ないが、それでも観戦席はほぼ満員状態である。

過去には多数の日本人レーサーが活躍しており、優勝経験も少なくないばかりか最高峰クラスを除けば世界チャンピオンも誕生している。なおGP250の年間最多優勝記録保持者は前述の加藤

2022年シーズンはMotoGPクラス中上貴晶Moto2クラス小椋藍exitMoto3クラス鈴木竜生exit鳥羽海渡exit佐々木歩夢exit山中琉聖exit古里太陽exitが参戦している

日本での地上波TVでの生中継は行われておらず、BS日テレでMotoGPクラス中心のダイジェストが放映されている。全クラスを生で視聴するには、日本テレビ系CSチャンネルである日テレG+exitを視聴契約する必要がある。予選や一部のクラススカパー!契約者は無料で視聴できるBSスカパー!行して放映することもあるので、チャンネル契約を迷っている方はまずそれを視聴してみるのも手である。
 

MotoGP情報サイト

ネット上にはMotoGPの情報を豊富に提供してくれるニュースサイトが数多く存在する。

ニコニコ大百科に記事があるニュースサイトジャーナリストは以下の通り。

 

レースの大まかな流れ

MotoGPのレースがどのように行われるか、大まかな流れを解説する。
 

金曜日のFP1とFP2

レースが行われるのは金曜日土曜日日曜日の3日間である。

金曜日は各クラスFP1(エフピーワン)とFP2(エフピーツー)が行われる。FPはFree Practiceフリーラクティスの略で、「自由練習走行」という意味である[9]

Moto2クラスMoto3クラスFP1とFP2の両方とも40分間で、MotoGPクラスFP1とFP2の両方とも45分間である(資料exit)。
 

土曜日午前のFP3

土曜日の午前中に各クラスFP3(エフピースリー)が行われる。Moto2クラスMoto3クラスFP3は40分間で、MotoGPクラスFP3は45分間である(資料exit)。
 

土曜日午後の予選 Q1とQ2

FP1とFP2とFP3タイム計測を行う。選手AがFP1~FP3の中で記録したタイムの中で最も優秀なタイムを「選手Aのコンバインタイム」と認定する[10]コンバインタイムが優秀な順に選手を並べ替え、上位の選手を選ぶ。MotoGPクラスなら上位10人の選手を選び、Moto2クラスMoto3クラスは上位14人の選手を選ぶ。それらの選手は、予選のQ2(キューツー)に直接進出する。

予選のQ2に直接進出できなかったライダーたちは、予選のQ1(キューワンに参加する。Q1やQ2のQはQualify(クオリファイ)の略で、「予選」という意味である。Q1は15分間で行われ、Moto2クラスMoto3クラスなら上位4人がQ2に進むことができ、MotoGPクラスなら上位2人がQ2に進むことができる。

Q2は15分間で行われ、ポールポジションスタート順位の1番手)を巡って熾な争いとなる。
 

Q1(キューワン Q2(キューツー)
MotoGPクラス FP1~FP3における上位10人から外れた下位ライダーたちで行われる。1番手と2番手ライダーはQ2に進むことができ、3番手以下のライダーは決勝グリッド13番以下が確定する。 FP1~FP3における上位10人と、Q1を勝ち上がった2名のライダーで行われる。このQ2で決勝グリッド1番から12番が確定する。
Moto2クラス FP1~FP3における上位14人から外れた下位ライダーたちで行われる。1番手から4番手ライダーはQ2に進むことができ、5番手以下のライダーは決勝グリッド19番以下が確定する。 FP1~FP3における上位14人と、Q1を勝ち上がった4名のライダーで行われる。このQ2で決勝グリッド1番から18番が確定する。
Moto3クラス


ちなみに、MotoGPクラスだけはQ1の前に30分間のFP4(エフピーフォーが行われる。FP4は正正銘の練習走行で、速く走ってもQ1行きとかQ2行きには全くせず、決勝スタート順位にも全くしないので、各チームマシンの調整をおこなう。

ここで、余談ではあるがFPや予選におけるテレビ画面の様子を解説しておく。選手の名前の近くに赤色オレンジ色・灰色の棒が1~4本並べられている(画像1exit画像2exit)。MotoGPではサーキットを4分割してsector 1(セクターワン)、sector 2(セクターツー)などと呼んでいて(画像exit)、左から1番の棒はsector 1の走行状況を示し、左から2番の棒はsector 2の走行状況を示している。赤色の棒は「『すでに有効となった各選手の区間タイムの中で最速のもの』よりも速いペースで走っている」という意味であり、オレンジ色の棒は「『すでに有効となった自分の区間タイムの中で最速のもの』よりも速いペースで走っている」という意味であり、灰色の棒は「『すでに有効となった自分の区間タイムの中で最速のもの』よりも遅いペースで走っている」という意味である[11]。左から2番の棒が赤色だったら「sector 2で全選手の中で最速のペースだ」と判断することができ、左から3番の棒が灰色だったら「sector 3で何かミスをしたのだろう」と推測することができる。また、選手の名前の近くにESTIMATED 1(エスティメイティッド・ワンと表示されたり(画像exit)、ESTIMATED 4と表示されたりする(画像exit)。これは「この調子で走ると1位になるだろう」「この調子で走ると4位になるだろう」という意味である。
 

日曜日 朝のウォームアップと決勝

日曜日に「のウォームアップmorning warm up)」が行われる[12]Moto3クラスMoto2クラスは10分間で、MotoGPクラスは20分間であり(資料exit)、この時間を使ってマシンの最終調整を行う[13]

日曜日11時頃にMoto3クラス決勝、12時20分頃にMoto2クラス決勝、14時頃にMotoGPクラス決勝が行われる(資料exit)。どのクラスも決勝レースの走行時間は40分~45分程度である。

土曜日の予選で決まった順位のとおりにマシンを前から並べて、決勝レーススタートする。1番手から3番手が1列ファースト・ロー First Row)、4番から6番が2列セカンド・ロー Second Row)、といった具合に、3人ずつで1つの列を作る(画像exit)。

ここで、余談ではあるが決勝におけるテレビ画面の様子を解説しておく。芸が細かいことに、首位を走行するライダーの顔写真笑顔のものを使い、2位以下を走行するライダーの顔写真頂面のものを使っている(画像exit)。また、画面左側にライダーのゼッケン名前が並ぶが、その横にマーク黄色マークなどが付くことがある(画像exit公式サイト記事exit)。時計マークファステストラップfastest lapという意味で、最新の周回において全選手の中で最も速い周回タイムを計測したことを表す。眼鏡マーク調中(under investigation)という意味で、これから罰が与えられるかもしれないライダーに付けられる。灰色三角形ビックリマーク(!)は「走路外走行をすでに3回行っている」ということを表している[14]黄色で丸いビックリマーク(!)は、その選手に何らかの罰が与えられることを表していて、ロングラップ・ペナルティlong lap penalty)という罰を与えられることが多い[15]

レースが終わると、ライダーに対して順位ごとにポイントが与えられる。16位以下ライダーにはポイントが与えられない。1位から3位までのライダーは表式に呼ばれ、トロフィースパークリングワインを渡され[16]シャンパンファイトをする。

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位 12位 13位 14位 15位
ポイント 25 20 16 13 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1


年間を通して最も多くポイントを獲得したライダーチャンピオンになる。
 

テレビ放送の英語字幕

MotoGPのテレビ放送では画面の下に英語字幕が流されることがある(画像exit)。代表的な英語文章を紹介しておく。ちなみに医療関係の字幕についてはクリカモビレの記事の末尾にて紹介されている。
 

事故や違反】

Session red-flagged due to oil spillage at Turn 2 2コーナーオイル流出旗中断

incident 事故。転倒(crash)を婉曲的に表現するもの

technical issue 技術的な問題

technical infringement 技術的な違反

illegal manoeuvre 違反の操縦(マヌーヴァ)

irresponsible riding 責任走行

not respecting the black flag with orange disk オレンジボール旗(マシンが壊れたライダーに出される旗で、ピットインコースアウトを勧告するもの)を尊重しなかった

ignored pit in window (バイクの操作パネルに表示される)ピットイン示を無視した
 

【調中】

#93 Marquez's overtake over #26 Pedrosa is currently under investigation #93が#26を抜いたことは現在調

incident involvin#93 Marquez and #26 Pedrosa currently under investigation #93と#26の接触は現在調

incident involvin#93 Marquez and #26 Pedrosto be reviewed after the race #93と#26の接触はレース後調される
 

【処分】

#28 Guevara to be dropped 3 position #28は順位を3つ降格

#28 Guevara to be demoted one position #28は順位を1つ降格

#20 Quartararo to be disqualified from race due to technical infringement #20は失格。技術的違反のため

Lap time cancelled for rider #46 Rossi due to exceeding track limit at Turn 6 #46はラップタイムの取り消し。6コーナーにおける走路外走行を行ったため。
 

【処分せず】

No futher action taken after reviewing incident involving #71 Sasaki and #40 Binder #71と#40の事故を見直した後の判断として、追加の処置(futher action)が行われない。お咎め
 

【競技における示】

All rider mandatory bike swap 全てのライダーは、バイク乗り換え強制的に課される

white flag:All Riders are now allowed to swap bikes 旗が掲示された。全てのライダーバイク乗り換え現時点で許可されている

All rider eligible for restart 全てのライダーは、再スタートに参加する資格がある
 

【その他】

Today's Spectators Attendance 本日の観客の人数
 

 

日本におけるMotoGPクラスの決勝開始時刻

MotoGPの各種イベントの中でもっとも人気を集めるのはMotoGPクラスの決勝である。MotoGPがどこで開催されているかで日本におけるMotoGPクラスの決勝開始時刻が変わる。
 

ヨーロッパラウンド

MotoGPで最も多いのがヨーロッパラウンドで、そのヨーロッパラウンドの中で最も多いのは中央ヨーロッパ時間exitの諸である。その諸3月最終日曜日から10月最終日曜日までサマータイムを導入していて、日本との時差が7時間である[17]

3月最終日曜日から10月最終日曜日までの期間で「中央ヨーロッパ時間諸の14時開始のMotoGP決勝」を日本で観戦すると21時開始になるので、日本のMotoGP観戦者はとても恵まれた時間帯で観戦できる[18]

イギリスポルトガルという西ヨーロッパ時間exitの諸でMotoGPを開催することがある。西ヨーロッパ時間諸中央ヨーロッパ時間諸よりも1時間の時差があり、1時間遅れている。「いつもの時間にMotoGPクラス決勝を開催しよう」という運営の思惑が働き、「Moto3クラス→MotoGPクラスMoto2クラス」の順で決勝が行われ、現地におけるMotoGPクラス決勝の開始時刻がめられる。
 

オーストラリアと東南アジア

オーストラリア東南アジアでMotoGPが開催されるときは、日本との時差が非常に少ない。現地時間14時にMotoGPクラス決勝を開始する場合、日本時間で15時とか16時にMotoGPクラス決勝が放映される。

ヨーロッパラウンドのつもりで夕方からMotoGPを見ようとしたが、オーストラリア開催(東南アジア開催)なのですでにレースが終わっていて、愕然とした」というのは、日本のMotoGPファンなら一度は経験することである。
 

中東のカタール

中東カタールでMotoGPが行われることがある。ここでのMotoGPクラス決勝開始時刻はしばしば変更されているが、2021年は現地時間20時で、2022年は現地時間18時だった。

日本でのMotoGPクラス決勝開始時刻は2021年なら深夜2時で、2022年なら深夜0時である。リアタイリアルタイム)観戦は、体にキツい。
  

南北アメリカ

アメリカや北アメリカでMotoGPが行われることがある。これらの大陸でのMotoGPクラス決勝開始時刻は、現地時間14時あたりである。

現地時間14時にMotoGP決勝が開始する場合、日本でのMotoGPクラス決勝開始時刻は、アルゼンチンGPなら深夜2時サマータイム期間内のアメリカズGP(テキサス州)なら深夜4時サマータイム期間外のアメリカズGP(テキサス州)なら深夜5時になる。

これは実にキツい。「アメリカ大陸で開催されるときは、リアタイリアルタイム)観戦するかどうか悩む。リアタイ観戦するときは翌日の会社を休む」とるMotoGPファンが多い。
 

関連動画


関連静画

関連リンク

関連項目

参戦メーカー、ワークスチーム、プライベートチーム

技術

操縦方法

天候とレース規則

運営組織

ニュースサイト

その他

脚注

  1. *オートバイレースは「アスファルトで舗装された路面を走る競技」と、「土などの未舗装路面を走る競技」と、「アスファルトで舗装された路面と土などの未舗装路面の両方を走る競技」の3つに大別される。

    アスファルトで舗装された路面を走る競技・・・MotoGP、スーパーバイク世界選手権exit鈴鹿8耐exitなど

    土などの未舗装路面を走る競技・・・モトクロスexitダートトラックexitトライアルexit

    舗装路面と未舗装路面の両方を走る競技・・・スーパーモタード


    アスファルトで舗装された路面を走る競技」のことをロードレース(road race)とかロード(road)と呼ぶのだが、この競技が最も高い人気を持っている。

    アスファルトで舗装された路面を走る競技」は、レース距離によって短距離レースと長距離レースに分類できる。

    距離・・・MotoGP、スーパーバイク世界選手権exit(どちらも45分ぐらいで終わる)

    距離・・・鈴鹿8耐exitル・マン24時間耐久レース・オートバイ版exit
     
  2. *SPEEDWEEK記事exit
  3. *クラウディオ・カラブレシはイタリアの半石油企業であるENIの出身である。ENIはバイクレースへのスポンサーをすることが多いので、クラウディオ・カラブレシは20年近くMotoGPクラスパドックに顔を出す立場だった。プラマックレーシングフランチェスコ・グイドッティ監督2021年末にKTMワークスに引き抜かれたので、その後任としてプラマックレーシング監督に就任した。
  4. *フォンシ・ニエトは軽排気量クラスで13回のチャンピオンを獲得したアンヘル・ニエトの甥である。2002年はMotoGP250ccクラスランキング2位になった(記事exit)。
  5. *ダコタ・マモラはMotoGPの500ccクラスランキング2位を4回記録したランディ・マモラの息子である。ライダー引退した後はカル・クラッチローの世話役となっていた。
  6. *2021年までのクリストフ・ブルギニョンはアレックス・マルケスクルーチーフだった。2022年からはチーム全体の技術面を監督する立場になった。
  7. *SPEEDWEEK記事1exitSPEEDWEEK記事2exit
  8. *WGP時代の2001年にも500ccクラスタイトル獲得
  9. *ただし、MotoGPクラス2013年以降、Moto2クラスMoto3クラス2019年以降、FP1~FP3の結果で予選のQ1行きかQ2行きかを振り分けるQ1・Q2方式(変則ノックダウン方式)を採用したことから、「FP1~FP3必死に走ってQ2へ直行して得をしよう」と各ライダーが考えるようになったので、FP1~FP3は純練習とは言い難くなっている。Q1・Q2方式が導入される前はFP1~FP3ゆっくり走ってもよく、FP1~FP3で新規に導入された部品をテストする余裕があった。しかしQ1・Q2方式が導入された後ではFP1~FP3で新規に導入された部品をテストする余裕がないという(記事exit)。

    FP1~FP3の結果でQ1行きかQ2行きかを振り分けるのはやめてほしい。せめてFP3だけの結果でQ1行きかQ2行きかを振り分けてほしい。そうすればFP1やFP2で部品のテストなどができる」という趣旨のをするライダーもいる(記事1exit記事2exit)。すべてのライダーが「FP1で速いタイムを出しておくと、FP2やFP3が降って全てのライダータイムが遅くなったときにQ2直行が確定する。ゆえにFP1から必死に走ってタイムを出しておこう」と考えるようになったからである。

    しかし、FP1~FP3の結果で予選のQ1行きかQ2行きかを振り分ける方がFP1から必死に走るライダーの姿を放送できて行として見応えがあるので、運営ドルナはその方式を維持している。
  10. *英語での正式な名称はcombined practice timesであり(資料exit)、「複数の練習走行のタイムを統合したタイム」という意味である。しかし日テレG+は「コンバインタイム」という略称で呼んでいる。このため本記事では「コンバインタイム」と表記した。
  11. *ルールに従って1周を走りきると4つの区間タイムがすべて有効となる。いくら速い区間タイムを計測していても、まだ1周走りきっていないのならその区間タイムは有効にならない。いくら速い区間タイムを計測していても、1周走りきる前にコースをはみ出すとルールを破ったことになりその区間タイムは有効にならない。
  12. *正式名称はウォームアップ(warm up)であるが(資料exit)、MotoGPの運営は「morning warm up」と呼ぶことが多く(資料exit)、日テレG+も「のウォームアップ」「のウォームアップ」と呼ぶことが多い。これはなぜかというと、「タイヤブレーキを温めるため決勝レースの直前に1周だけ行われるウォームアップラップ動画exit)」と混同しないようにするためである。どちらもウォームアップという表現を使っているのでややこしい。
  13. *2021年まで全クラスともに20分間だったが、2022年から「Moto3クラスMoto2クラスが10分間、MotoGPクラスは20分間」というものに変更された(記事exit)。
  14. *シマシマの模様の縁石(ゼブラゾーン)までがトラックリミット(track limit)で、シマシマの模様の縁石をえて単色に塗装された路面にタイヤが乗り出すと(画像exit)、走路外走行(exceeding track limit)と判定される。単色に塗装された部分にはセンサーを埋め込んであり、走路外走行を確実に検知している。走路外走行を合計3回行うとトラックリミットワーニング(track limit warningが出される。走路外走行を合計5回行うとロングラップ・ペナルティという罰が与えられる。ちなみに最終周は特に走路外走行に対して厳しくなり、最終周(last lap)において走路外走行を1回でも行うと、それだけで「順位を1つ降格(demoted one position」という罰が与えられる(画像1exit画像2exit)。「ラスト2周までまったく走路外走行を行わず、最終周に1回だけ走路外走行を行った」というライダーにもそういう罰が与えられる。
  15. *ロングラップ・ペナルティとは、サーキットの中のどこか1つのコーナーの外側に大回りのを用意して、そのを通ることを強制する罰である(動画1exit動画2exit記事exit)。ロングラップ・ペナルティ1回につき3~5ほどの遅れが生じる。ちなみに、ロングラップ・ペナルティはほとんども走行しておらず、タイヤが付いていなくてホコリが溜まっていて滑りやすい。ロングラップ・ペナルティを消化しようとしたら転倒してしまったライダーがいるほどであり(動画exit)、慎重に走らなければならない。
  16. *ちなみにドルナは選手のにおける飲年齢をちゃんと把握しており、政府が定めた飲年齢に達していないライダーにはスパークリングワインを渡さない。そのためそういうライダーシャンパンファイトに参加できず手持ち沙汰になる(この動画exitの一番右の選手)。日本の飲年齢はご存じのように20歳だが、スペインイタリア18歳である。
  17. *2021年をもってEUサマータイム止されることが2019年3月26日欧州議会で可決された(記事exit)。ただし、実際に各サマータイム止するには各の議会で議決する必要がある。2022年4月の時点で各議会での議決が進んでおらず、相変わらずEUサマータイムが導入されている(記事exit)。「決められない政治」の典例となっている。
  18. *ちなみに近年では東南アジアでのMotoGP人気が上昇しているが、3月最終日曜日から10月最終日曜日までの期間で「中央ヨーロッパ時間諸の14時開始のMotoGP決勝」を東南アジアで観戦するときは19時開始となり、日本と同じぐらいに恵まれた時間帯といえる。

    一方、いつまでたってもアメリカ合衆国でMotoGPの人気が盛り上がらないが、3月最終日曜日から10月最終日曜日までの期間で「中央ヨーロッパ時間諸の14時開始のMotoGP決勝」を米国東海で観戦するときは8時開始、米国西海で観戦するときは5時開始になり、観戦に恵まれた時間帯とは言えない。

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MotoGP

33 ななしのよっしん
2015/04/22(水) 22:17:46 ID: VpLdkhOZ2K
今年は面いね
34 ななしのよっしん
2015/06/15(月) 04:19:12 ID: Fb0oa7pHtz
2015年第7戦 カタルーニャGP
予選だが、SUZUKIの1.2ポール獲得おめでとう!!
とくにアレイシはコースレコード更新でのPPだし
35 ななしのよっしん
2015/09/14(月) 23:59:50 ID: Fb0oa7pHtz
今年の年間王者へ向けてロッシが大きな一歩でリード
レンソは冷静さを欠いて転倒し、年間王者へ黄色信号がった
ルケスは既にチャンピオン争いからは脱落しているので、ロッシとロレンソからは無視される中でも淡々と走り続けて勝利
今年は面いが、欲を言えばマルケスのマシンペドロサの怪が万全の状態で見てみたかったよ
36 ななしのよっしん
2015/12/11(金) 12:28:43 ID: GSb/b3wJGh
最後の最後で心底ガッカリさせられたな…
いい年こいて自分は「被害者なんだよエーンエーン」
ってやってファンに他の選手を攻撃させるやり口ようやるわ…
37 ななしのよっしん
2016/02/29(月) 14:53:27 ID: y0LTylHZT9
最近また見始めた
やっぱバイク四輪よりスポーツ感あって良いな
38 ななしのよっしん
2016/10/02(日) 19:08:06 ID: HpUIKm6A8W
ゲーム版の360版はCERO-Zやオンライン専用を除けば最後のソフトだったな
39 ななしのよっしん
2017/05/18(木) 22:59:39 ID: SPGk8VSchm
ヘイデンが交通事故で意識不明の重体ってまじか…
ノリックもだがレーサーが一般普通に走ってて交通事故でこうなるのは下手にレース事故って死なれるよりキツイ…
40 ななしのよっしん
2017/06/06(火) 21:32:03 ID: o/wio++qQx
ヘイデンの福を祈る…
だが、そんななかで佐藤琢磨インディ500優勝があったり、モータースポーツ世界は綿々と続いていくんだな
まさにShow Must Go Onだ
41 ななしのよっしん
2018/01/13(土) 00:18:50 ID: EC5H7JGDx8
ヤマハタイトルスポンサーモンエナじゃくてモビスターじゃね?
ビスター・ヤマハMotoGP
42 ななしのよっしん
2022/04/27(水) 17:16:22 ID: bMVEzEVQj1
>>6

亀レスで恐縮ですけど、やっぱり「世界最速の日本人に一番近かった男(あくまでも筆者の主観)」、故・加藤大治郎氏の事故死がデカかったと思いますね…。
もし彼が生きていればいは、日本におけるMOTOGPF1並の人気を博していたかも…しれません。
コレばかりはジョン・タイターではない凡人には何とも言えませんが…