アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil、英語表記:morning glory)とは、植物の一種である。
そして、ひと夏の思い出である。
曖昧さ回避
- 日本の童謡。
- 「源氏物語」に登場する人物。
- レミオロメンのアルバム、及び同アルバムに収録された楽曲。
- アサガオの花のような形状のものを指す俗称。(例:トランペットやホルンといった金管楽器など)
- 工事現場にて足場に取り付けられる防護用の棚。落下物が下にいる人(通行人)に当たらないようにする物。
- RewriteのBGMの曲名
- ゲーム「R-TYPEシリーズ」に登場する戦闘機。R-9AF “MORNING GLORY”
概要
ヒルガオ科サツマイモ属の園芸植物。小学校では教材としても用いられているので、おそらくは日本で最もなじみのある園芸植物であろう。
主に7月から9月にかけて、真夏~秋の時期に花を咲かせる。咲く花の色も赤や青、紫や桃色、白など多種多様で、最近では黄色や黒といった色の花を咲かせるアサガオもあるのだとか。
またアサガオはつるが周囲のものに絡み付く事でも知られ、植木鉢に取り付けられた骨組み(行灯型と呼ばれる)に絡みつき、花が充分に咲く頃にはつると草と花でその名の如く「行灯」を形成している。朝の登校(出勤)時に玄関先に咲いた、色とりどりのアサガオを眺めていくというのが夏の風物詩の一つとして定着している方も多いのでは。
さらに、アサガオは種に毒性がある事でも有名。主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、血圧低下など。
しかし一方、種子を粉末状にする事で下剤や利尿剤として、薬用にも使われている。無論、効き目が無いからといって種をそのまま食べるのはもってのほかであるが。
ついでの知識
- 花言葉は、「愛情」「平静」「結束」「明日も爽やかに」「儚い恋」「固い約束」「貴方に私は絡みつく(結びつく)」。
- 夏の季節に花を咲かせる植物だが、俳句では秋の季語とされる。
(季語の場合、春:1月~3月、夏:4月~6月、秋:7月~9月、冬:10月~12月となる) - 朝の時間帯に花を咲かせるアサガオの他にも、同様の植物にヒルガオ(昼顔)、ユウガオ(夕顔)、ヨルガオ(夜顔)などがある。花が咲く時間帯がそれぞれ異なるのが特徴。ちなみにユウガオのみウリ科に属する。
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関連項目
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