概要
エア走り屋とは実際に車両で走行するのではなく、走っているフリをする行為を意味する。あるいは自動車やバイクの走行音を、主に声で真似し再現する行為のこと。エアギター、エアセックス、エア本さんと同じ「エア」の分類といえる。エア走り屋シリーズとはそれらを収録した動画、あるいはそれに関連した動画であることを意味する用語。
有名なエア走り屋シリーズとして、スズキやヤマハなどのバイクの音を声真似した外人のおじさん、駐車中のPTクルーザーのATセレクターを素早く前後に動かし、声でエンジン音のマネをし、MT車を運転したつもりになっている外人男などがある。これの究極系が欧州向けのホンダのCMで、これはプロの合唱隊により車の走行音やワイパー、デフロスターなど装備の作動音、ボディにあたる雨音などを再現したもの。
ただしこれらの定義をつけるとしても、エア走り屋は大人が始めた芸と考えるのは早計である。多くの少年は子供の頃、声でエンジン音を再現しながらミニカーを動かした思い出があり、駐車中の親の車の運転席に座り、ハンドルを握って自ら運転する場面を想像しつつ遊んだ経験を有する。
「もっと遠くまで、もっと自由に」という自動車の本質に純粋な心をときめかせた時、人はエア走り屋を始め、想像の中でエキゾーストノートを響かせるのである。自動車に憧れた原体験にエア走り屋の本質は存在している。
fantastic moments駆け抜ける喜びShift_the futureハートビートモータースzoom-zoom
であろう。「エコ替え」ではない。
RED ZONE
関連動画にある「外人の運転技術を見よ」をベースにし、BGMとしてRED ZONEつけたものが作られた。これが「シフトチェンジでRED ZONE」である。さらにそこから派生作品が増え始めた。最も有名な派生作品は、東方キャラの手描きの絵に「シフトチェンジ~」の音をつけたもので、これは現在では「東方変速娘」として一ジャンルを築いている。手書き系は東方以外にも広がり、よつばと、逆転裁判シリーズの御剣検事、前なんとか国交大臣と岡田外相など、様々なキャラに広がる傾向が見られる。
シフトチェンジでRED ZONE(外人の運転技術を見よ+RED ZONE)
手書きの「シフトチェンジでRED ZONE」
実写で「RED ZONE」
やっちまった。
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関連コミュニティ
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関連項目
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