ザイド(Zeid)とは、ファイナルファンタジーXIの登場人物(NPC)である。
概要
種族はガルカ。
黒い鎧と兜に身を包み、ガルカ族の巨体も相まって威圧感のある風貌をしている。
バストゥークやジュノに暮らすガルカたちはヒュームによって通り名を付けられており、彼にも「ウォークラウド(War Cloud)」という通り名があるのだが、それで呼ばれることを嫌っており「ザイド」の本名で通している。
バストゥーク共和国の最精鋭部隊「ミスリル銃士隊」の一員だが、現在は「闇の血族」の動向を独自に探るために単身出奔しており、彼のNo.2の席は欠番として扱われている。
非常に多くの長編・中編ストーリーに登場することもあり、冒険者(プレイヤー)にとってはストーリー面において最も馴染み深いNPCの1人であると言える。
性格
経験豊富な剣士だけあって、冷静さと豪胆さを併せ持ち、非常に頼りになる兄貴分である。プレイヤーからは実際に敬意を込めて「兄貴」と呼ばれることもある。
20年前のストーリーを描いた「アルタナの神兵」では、まだ少し青臭い部分のある彼の姿を見ることができる。
能力
ジョブは暗黒騎士。
大昔のガルカに伝わる「暗黒剣」の技術をジョブとして昇華させたのが彼であり、冒険者が暗黒騎士のジョブを取得する際には彼から伝授される形になる。
設定上は相当な実力者のはずなのだが、NPCである彼がボス級の敵を倒したり事件を解決したりするのは『ゲーム』の都合上よろしくないのか、イベントシーンではやられるシーンが目立つ。
NPCとしてプレイヤーと共闘する際は、両手剣と黒魔法を駆使して戦う。
ガルカ族らしくHPと物理攻撃力は高いが、MPが非常に低いため黒魔法の連発はあまりできない。
あるイベントでは、敵として対峙することになる。
その際には戦闘開始早々「ならダブルスで行くよ」と言わんばかりに分身し、2人のザイドがプレイヤーを襲う。
便乗ブラザーズとして
前述の通りストーリーでの出番が多いため、結果として冒険者が切り拓いた道に『便乗』することが多くなっており、そのせいで「便乗ブラザーズ」の一員、引いてはその筆頭格として扱われている。
関連動画
関連項目
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