ザ・ラストレッドショルダーとは、「装甲騎兵ボトムズ」シリーズ初のOVAである。
概要
1985年8月21日発売のOVA作品。時間軸的にはウド編とクメン編の間に入るエピソード。1986年8月2日に劇場公開もされた。
登場人物
- キリコ・キュービィー
- ウドの街が崩壊した後、かつての仲間であるグレゴルー、ムーザ、バイマンに誘われてペールゼンへの復讐に参加する。だがキリコにとっては復讐の為ではなく、秘密結社に連れ去られたフィアナの行方を探す為である。
「ターンピックが冴えないな。」 - グレゴルー・ガロッシュ
- 元、上級曹長でキリコは「曹長」と呼ぶ。全身を穴だらけにされてしまったがどうにか生き延びる事に成功していた。バカラシティの工場にて、スコープドッグをチューンナップしたATを組み立て、ペールゼンへの復讐を狙う。
「貴様…塗りたいのか!?」 - バイマン・ハガード
- 皮肉屋で軽口が目立つ男。特にムーザとは口論が絶えず、グレゴルーを困らせる。右手を失っており、義手でATを操作せざるを得なくなってしまうが、作中で彼は4人の中でもっとも多くのレッドショルダー隊員を撃破した。
「こいつの肩は赤く塗らねぇのか?」 - ムーザ・メリメ
- 少々ケンカっ早く、バイマンによく食ってかかる。グレゴルー、バイマンと違い、ムーザ自身に目立った傷は無いが「作戦を漏らした」などと難癖をつけられ家族を皆殺しにされてしまう。ペールゼンへの復讐心は誰よりも強い。
「こんなもん、裸の間抜けにしか効きゃしねぇ!」 - ヨラン・ペールゼン
- レッドショルダー隊の創始者。自らが育てたレッドショルダー隊を手元に残しておく為、軍を退役し秘密結社に協力する。かつてレッドショルダーに所属していたキリコを、過去に何度も抹殺しようと試みていた。
- プロトワン(フィアナ)
- 今作ではイプシロンの教育係。作中のクライマックスでキリコと再会を果たすのだが、キリコは彼女とイプシロンのあまりにもショッキングな場面を目撃する事になる。
- イプシロン
- 誕生したばかりのパーフェクトソルジャー。凄まじい戦闘能力を持ち、グレゴルー、ムーザ、そしてキリコでさえもまるで歯が立たない。その後のクメン編、サンサ編でもキリコを付け狙うライバルキャラ。
名言について
ボトムズの動画や掲示板でよく使われる「こいつの肩は赤く塗らねぇのか?」「貴様…塗りたいのか!?」「へっ、冗談だよ。」とは
32 : ななしのよっしん :2015/03/30(月) 00:41:21 ID: buESakFJrt
レッドショルダー創設者への復讐のために集まった、
元レッドショルダー隊員がATを前にして交わした会話。
彼らは終戦直前に配置転換されてしまい、転属先で瀕死の重傷を負ったり、
中には転属先を家族に漏らした嫌疑をかけられて家族を惨殺された者もいる。
(ちなみにこの配置転換は創設者によって仕組まれたもの)
そのうちの一人が「こいつの肩は赤く塗らねぇのか」と軽口を叩くが、
当然キツイので「貴様、塗りたいのか?」返されて「へっ、冗談だよ」と続く。※こいつの肩は赤く塗らねぇのか?の掲示板の>>32から引用
なお過度の使用は鬱陶しいと思われるので厳禁である。
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関連項目
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