ナニワのソフトこんぶ飴とは、浪速製菓が製造・販売するこんぶ飴である。
概要
浪速製菓が製造している、昆布を水飴に混ぜて固めた菓子。使用する昆布は北海道産。
緑色の包装の中に、透明なオブラートに包まれた飴が入っている。オブラートを頑張って剥がす必要はなく、そのまま口に入れて大丈夫である。
「ソフトこんぶ飴」の名前の通り、食感はハイチュウやぷっちょのようなソフトキャンディとなっており、噛んで千切りやすい一方で、口の中で溶かすこともできる。味は昆布の味に対する好みがあるかもしれないが、苦みや酸味はほとんどなく甘い。歯にくっつきやすいので注意。
ちなみに浪速製菓は岐阜県本巣市にある。発祥の地は大阪の難波(浪速)で、昆布をもっと手軽に食べられないかとして1927年にハードキャンディのこんぶ飴を生み出した。
戦時中に生産を中止し、戦後に創業者の故郷である岐阜で生産を再開して以降、岐阜に本社を構えている[1]。1960年にソフトこんぶ飴を販売開始しており、現在でもこんぶ飴を主力商品としている。現在でも大きめのスーパーのキャンディ売り場に置かれていることがあるほか、オンラインでも購入可能。
派生商品として少し大きめの「北海のこんぶ飴」、特製昆布ジャム入りの「もちもちこんぶ飴」のほか、「梅こんぶ飴」「はちみつレモンこんぶ飴」「チョコこんぶ飴」等がある。
CM
飴といっても柔らかい!
それは何かと尋ねたら?
ナニワのソフトこんぶ飴!
1970年代~1990年代に中京圏(愛知県・岐阜県・三重県)でローカルCMを放送していた。下記のようにいくつかバリエーションがある。
- 女性がこんぶ飴の袋を両手に持って踊ったり、南京玉すだれを飛ばしたりしながら、上記のような口上が流れる
- 3匹の踊る昆布のアニメーションとともに上記のような口上が流れる
- 講談師の田辺チビ鶴(現:田辺鶴遊)が「正調健康浪花節」を読み上げ、エアロビ風の女性5人が「よっ、名調子!」と声を上げる
関連動画
関連リンク
- 岐阜県のお菓子製造・販売 浪速製菓株式会社 | こんぶ飴~キャンディ・キャラメルなどお菓子の通販
- ナニワのソフトこんぶ飴 - オンラインショップ
- 【本巣市】浪速製菓 – 岐阜のローカルメディア | さかだちブックス | 暮らし・情報・観光
関連項目
脚注
親記事
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- なし
兄弟記事
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