ノディとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
概要
初登場作品は『星のカービィ 夢の泉の物語』でその後も複数の作品に登場している敵キャラ。一頭身で手はなく、頭に水玉模様のナイトキャップを被っている。体色は初期は緑色や青色だったが最近では濃いピンク色である場合が殆ど。やたらと居眠りする癖がありカービィに対して攻撃してくることはなく、少し歩いては眠る事を繰り返す個体と最初から眠ったまま一切起きない個体がいる。吸い込むと「スリープ」の能力がコピーできるがその場で一定時間眠り無防備になってしまう完全なハズレ能力である。しかし、スリープをコピーしたカービィの寝顔は大変可愛らしく『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』では巻物を入手すると体力を少し回復できるので余裕がある時ならコピーしてもいいかもしれない。
夢の泉の物語では睡眠=夢という繋がりからか、プププランドの夢の根源である夢の泉の近くが舞台になっているレベル7「レインボーリゾート」では一部のステージで大量に登場している。またレベル4「グレープガーデン」の博物館では何故か「ボール」のコピー能力が得られる敵バブルスと一緒に展示されていたりする。
アニメカービィでは夢魔獣という触れ込みで14話で登場。体色は橙色で戦闘能力はないが近くの眠っている相手に悪夢を見せるという能力があり、ホーリーナイトメア社はノディを仕込んだ枕を新年のお年玉サービスと称してデデデを通じて村中に配布し、カービィを疎ましく思わせるような悪夢を見せて村人を操りカービィをププビレッジから追放させようと目論んだがメタナイト卿に策を見破られて失敗に終わる。因みにカービィがノディ入り枕で眠った際は今までに魔獣に痛めつけられた思い出が次々と浮かんできていた。
18話でも再登場しデデデがカービィにけしかけすぐに吸い込まれてしまったが、飲み込んだ相手を眠り病にかける力によりカービィを永遠の眠りにつかせるという役目を担った。眠り病を治療するにはピューキーという花の匂いを嗅がせる必要があるが、実はピューキーこそがノディを誕生させる根源で眠り病を治療するためにやってきた者を捕食する危険な肉食植物であった。苦難の末に花弁を奪取したことでカービィの眠り病は治り、ピューキーはカービィとメタナイト卿の手で完全に処理された。(この時、無数のノディが天に昇っていくような描写がある)
漫画『デデデでプププなものがたり』ではいくつかの話でメインとして活躍している。最初のメイン回ではカービィが缶蹴りの缶の代用として使いそのまま放置したスターロッドを拾ったことで夢の支配者となり、プププランドをお菓子やゲーム盤、さらには巨大ロボットが動き回る奇天烈な世界へと変えてしまう。他の話ではデデデがカービィの対戦相手として特訓させたことで寝たまま寝相で戦う睡拳を取得してカービィを苦戦させたり、悪夢に悩むデデデのために相手の夢の中に入りこむドリームぼうしという家宝を用いてデデデの悪夢の調査に協力したりした。
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