- ヒドラ - 曖昧さ回避記事
- ヒドラ(勇者のくせになまいきだ) - 『勇者のくせになまいきだ。』シリーズのモンスター
- ハイドラ - ヒドラ(Hydra)の英語読み、ここでの記事はクトゥルフ神話におけるもの
ヒュドラとは、ギリシャ神話に登場する伝説上の怪物である。ヒドラ、ヒュドラーとも呼ばれる。
概要
もともとヒュドラーとは古代ギリシア語で水蛇を意味した言葉であるが、特にヘラクレスに退治されたレルネの沼に棲む怪物の事を表す。ヒュドラ退治はヘラクレス12の功業の2番目である。
9つの首を持った巨大な怪蛇であり、1つ首を落としてもそこから2つの首が生えてくるという高い再生能力を持っている。ヘラクレスは切り落とした首の傷口を炎で焼き、その再生を封じる事でヒュドラを退治したというエピソードは有名である。ちなみにこの際、化け蟹・カルキノスもヒュドラに加勢しようとヘラクレスを攻撃するが、ヘラクレスに気付かれないまま踏み潰されてしまう。詳細はかに座のページを参照。
近年のファンタジー作品でもよく登場することがあり、ドラゴンの亜種のような使われ方をされている。ただしフィクションに登場するヒュドラは必ずしも9つの首を持っているわけではなく、多数の首を持った蛇の怪物という設定で登場する。
関連動画
関連項目
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