ブルー・マリー(Blue Mary)とは、SNKが開発・販売した対戦格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズや『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに登場する女性キャラクターである。
担当声優は生駒治美 → ブリドカットセーラ恵美(KOFXIV)。
概要
不知火舞に次ぐ『餓狼伝説』シリーズ2人目の女性キャラであり、初登場は『餓狼伝説3』。
コマンドサンボを格闘スタイルに持つフリーランスのエージェントであり、本名はマリー・ライアン。サウスタウンの支配者ギース・ハワードに古武術を教えた周防辰巳を祖父に持つ。
『餓狼3』はシリーズ新機軸としてリアル寄りのストーリーやキャラクターが採用されたため、ブルー・マリーも比較的現実的な服装及びファイトスタイルになっていた。
ブロンドのボブヘアーに冷たい目つきと引き締まったプロポーションが特徴。初期は特にクールだがボガード兄弟のことは認めており、性格も回を重ねるごとに柔らかくなっている。
テリー・ボガードとは仲が良いが、あくまで「相棒」という関係で発展しそうで発展しない。時代が進んでいる『餓狼MOW』の時代でも「飲み友達」に留まっている。
『KOF』シリーズでは『'97』で雑誌の読者投票で選ばれた『'97スペシャルチーム』のメンバーとして初登場。他の2人はビリー・カーン、山崎竜二と『餓狼』シリーズでは敵同士の3人だが、システム上マリーとビリーの友好度は「普通」で彼との絡みも増えた。
当時のムックのスタッフインタビューで「モデルは18号ですか?」「ダメッす」とのやりとりがあった。
性能
対空技、中段技、当身技(返し技)に移動投げと接近戦で使える技が揃っている。やられ判定が小さく、相手の攻撃をかわしやすいがリーチもやや短め。どのタイトルでも技の種類や追加入力が多く、使いこなすには慣れが必要。
『餓狼伝説3』では共通システムのクイックスウェーからコマンド投げのバックドロップに派生できる特徴があり、以降のタイトルでもバックドロップを含めて必殺技として実装している(『RB餓狼2』より「M.リアルカウンター」と改称)。『KOF』では最速で派生することでコマンド投げとして使うテクニックがあり、投げキャラの側面も持つ。
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関連項目
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