藤堂香澄とは、SNKの対戦格闘ゲーム「ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝」、「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」に登場するプレイヤーキャラクターであり、藤堂流古武術の使い手である。
公式設定
格闘スタイル 合気道+古武術 出身地 日本 誕生日 3月29日 家族構成 藤堂竜白(父)、志津子(母)、瑞穂(姉) 年齢 16歳 職業 学生 身長/体重 154cm / 45kg 血液型 B型 宝物 ある人からもらったお守り 当面の目標 父親を探し出して、成長した自分の姿を見て欲しい。あと、英語をもっと話せるようになりたい 好きな食べ物 学校の帰り道にある肉屋のコロッケ、ナポリタン 嫌いなもの 週に一度ある母親仕込みの稽古事(茶道、華道、日本舞踊) 得意スポーツ 合気道、弓道 趣味 ビデオ鑑賞(特にホラー物) スリーサイズ 75 / 54/ 78 CV 弓雅枝
古武術の達人、藤堂竜白の愛娘。病弱な姉に代わり、幼い頃から父様に古武術の稽古をつけてもらっていた。
数年前、父親が藤堂流の名を広めるために渡米するが、リョウに敗れてから行方不明となった。
父を探すため母親を説得していたのだが、いつまでも許されないため香澄は密かに家を出た。
概要
初出は1996年に発売された対戦格闘ゲーム「ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝」。
1992年に発売された「龍虎の拳」でCPU戦を遊ぶときに最初の対戦相手として「藤堂竜白」という武闘家が登場するが、その「藤堂竜白」の実の娘(次女)。
舞台であるグラスヒルバレーという町に、藤堂竜白の捜索または藤堂竜白を倒した極限流空手の使い手(リョウ・サカザキ)を倒すのが目的で日本からやって来た。英語が得意ではないのでメモ帳あるいは掌サイズの和英辞書のようなものを持ち歩く。
物語の構図を簡単に表すと、
1:ロバート・ガルシアが幼馴染のフレア・ローレンスという女性を連れてボディガードとして闘い続ける。
2:リョウ・サカザキがカーマン・コールの依頼を受けて妹のユリ・サカザキを連れてロバート・ガルシアを捜すため色々な相手と闘いながら追いかける。(ユリ・サカザキはプレイヤーキャラクターでない)
3:藤堂香澄がリョウ・サカザキを捜し、かつ藤堂竜白の居所を訊きだすために色々な相手と闘ってゆく。
1の話→2の話→3の話 という順番で進むのが(主に藤堂香澄視点とするならば)龍虎の拳外伝の大まかなあらすじ。
藤堂香澄は色々な対戦相手を倒してリョウ・サカザキの居所を尋ねていく。(藤堂竜白の居所を尋ねる描写は少ない)
途中でロバート・ガルシアとも接触するが、「ロバート・カルシア」と呼び間違え、さらに日本語で話しかけているので日本語が通じないロバート・ガルシアとは会話が成り立たず、名前の呼び間違いだけが伝わったものの、とりあえず戦闘するという展開になる。勝利後は「極限流の一人を倒した」という事で満足し、その場を後にした。これはロバート・ガルシア側から見たらほとんど通り魔である。
そしてリョウ・サカザキと相対した時に喧嘩を売りつつ藤堂竜白の居所を尋ねるが、「知らない」との返事を受けてテンションが上がり、強引に試合に持ち込む。
リョウ・サカザキとの試合に勝った藤堂香澄は、父親である藤堂竜白の居所を訊く事を忘れて瀕死状態のリョウ・サカザキに止めを刺そうとするが第三者(母様)に止められて、リョウ・サカザキとの再会かつ再戦を約束させて日本へ帰る。
以降は龍虎の拳外伝と同じ年である1996年発売の「KOF96」を含め「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズに何度か出場している。
龍虎の拳外伝の藤堂香澄の目的がリョウ・サカザキの捜索だったのに対して、KOFシリーズでの藤堂香澄の目的は藤堂竜白の捜索または極限流空手の使い手を全員倒す事である。
KOFXIでは、キングを相手にする時の対戦前デモで「かかってこい!」と極限流空手の使い手を相手にする時と同じ特殊なセリフが使われているので、KOFXIより前に(KOF96とKOF99)チームを組んだ事のあるキングだとしても、極限流に協力する者ならばすべて敵視している事が分かる。
対戦終了後の勝利メッセージでは基本的に藤堂竜白の行方を聞き出すような言葉を用意している。
出場タイトル(プレイヤーキャラクターとして)
ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝(1996年)
KOF96(1996年)
KOF99(1999年)
KOF2000(2000年)
SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS(2003年)
KOFXI/KOF11(2005年)
KOF98UM(2008年)
KOF2002UM(2009年)
容姿
半袖の道着にたすき掛け胸当て、袴を着用し腰の横に装飾品(お守りのようなもの)、頭部に鉢巻きを巻いている。
龍虎の拳外伝とKOF96に出場した時の髪型は青に黒を混ぜたような色の黒髪ロングで前髪を真ん中で分けている。
衣装が衣装なので当然だが、かなり肌の露出が少ない。
ただし、初出である「龍虎の拳外伝」ではアルティメットKOというルールが存在していて、この条件を満たしたときにKOされると、道着と袴が破けながら吹き飛ばされて通常なら見せない両肩の肌と両脚の太ももの肌が丸出しになった状態で仰向けに倒れる描写が見られる。
KOF99以降の出場タイトルでは胸当てが無くなり、髪型がポニーテールに変わった。
龍虎の拳シリーズで袴姿をしているのは藤堂竜白と藤堂香澄の2人。
KOFシリーズで袴姿をしているのはギース・ハワードと藤堂香澄の2人が代表的である。
格闘スタイル
「藤堂流古武術」
これは合気道と古武術を合わせたようなものであり、師匠かつ父親である藤堂竜白の下で訓練を受け、会得した。
この古武術は近接格闘を想定し実戦で役に立つ事が重要であるため、人体の急所を狙った攻撃が多い。
それ故に藤堂香澄は、あらゆる2D格闘ゲームの女性キャラクターの中で、最も多く金的を命中させているキャラクターの一人である。
藤堂香澄以外にも古武術を使うキャラクターは複数いるが、特に、KOF96で同じく出場したギース・ハワードと技の基本動作で似ているところがいくつかある。
ギース・ハワードが使用する技に当て身投げがあるが、それと似た種類の技を複数持っている。
当て身投げ系の技の他にも、「重ね当て」などの技は地を這う飛び道具ではないものの、技そのものの見た目は餓狼伝説時代のギース・ハワードの「烈風拳」によく似ている。
餓狼伝説と龍虎の拳の物語の時系列を考えて2つの必殺技をみてみると、ギース・ハワードの「烈風拳」よりも藤堂竜白の「重ね当て」が先に存在し使用されている。
ただし、藤堂香澄の「藤堂流・重ね当て」が出てくるのは龍虎の拳2より後。
ギース・ハワードは日本に来る前から「烈風拳」を使う事が出来たが、龍虎の拳2の時点では技の見た目が「重ね当て」のそれとは似ていない。
一方、龍虎の拳の時代から十数年後が舞台である餓狼伝説のギース・ハワードが使う「烈風拳」は「重ね当て」の見た目と似ているところがり、服装もスーツから道着と袴に変わり、格闘スタイルが古武術になったのも龍虎の拳2から餓狼伝説までの間にギース・ハワードが変わった部分の一つ。
龍虎の拳2の時代にギース・ハワードがサウスタウンを離れて日本に渡り武術の訓練をして自身の格闘スタイルを完成させたという経緯もあるので、2人の技が似ているのは偶然でなく藤堂竜白が関わっているのかと推測する事も出来そうではあるが、実際にストーリー上で何らかの関連性があるのかどうかは不明。
キャラクター性能
当て身投げ系とされる、相手の打撃攻撃を受ける事が前提の攻撃技を多く持っている。
画面上を水平に移動し端まで届く飛び道具をほとんど持っていない。
コマンド入力による特殊な投げ技を持っている。(いわゆる「コマ投げ」や「打撃投げ」を持っている)
よって、接近戦が基本。
「KOF98UM」を除いて対空技が通常攻撃だけという事もあり、自分から先に攻撃を当てに行くような積極的な戦い方が多い。
上級者が藤堂香澄を操作すると、当て身投げ系の技を命中させる精度の高さが加わるので相手の攻撃を待つような戦い方を成立させる事も可能。
「KOF2002UM」の対戦では、藤堂香澄を使用キャラに入れる人が何故か多い。KOF2002UMのプレイヤーには龍虎の拳外伝ファンが多いのかもしれない。
「端まで届く飛び道具をほとんど持っていない」というのは、例外的な技として超必殺技の「超重ね当て」がMAX超必殺技の条件を満たした時、あるいは通常版でも例えばKOF99とKOF2000ならばボタンの使い分けによって、飛び道具のように端まで届く性能になり得るという事を踏まえての表現である。
上記の説明は、基本的にはKOFシリーズでのキャラクター性能。
初登場作品である「龍虎の拳外伝」においての香澄の性能はかなり別物。
これはゲームシステムの都合によるもので、持っている技の種類がどんなものであったとしても(仮に端まで届く飛び道具を所持していたとしても)、お互いに打撃系の技をぶつけあう接近戦が基本である。
(そもそも、あのゲームはほぼ全員共通で近距離打撃技を当てるところから試合が動き始める。)
挑発行動(基本操作においての挑発行動)
龍虎の拳外伝では、相手によって挑発行動の動作が異なる。
リョウ・サカザキとロバート・ガルシア以外の相手の時は
台詞「もっと本気で来い!」(相手を何回も指さしながら)
相手の気力ゲージを3分の1ほど減らす。
リョウ・サカザキとロバート・ガルシアが相手の時は
台詞「極限流?大したことないな!」(腰に両手を当てながら顔を背ける)
相手の気力ゲージを9割ほど減らす。
KOF96では、龍虎の拳外伝のリョウとロバート以外に対するものとほぼ同じセリフとモーションで挑発行動が行われる。
KOF99以降では、
台詞「本気で来てください!」(両手を手前に上げて構える)
何故か、敬語を使うようになった。
KOF96とKOF98のEXTRAモード同士の対戦における挑発行動は相手のパワーゲージを減らす効果があり、KOF2000ではパワーゲージをストライクボムに変換する効果があるのでよく使う機会があるが、それ以外のタイトルでは挑発行動が対戦中の戦略として直接の効果があるものではない。
よって、藤堂香澄を含め使用キャラクターの挑発行動を使う機会は少ない。
必殺技
龍虎の拳外伝
藤堂流・重ね当て
藤堂流・雷咆吼藤堂流・秘伝超重ね当て |
KOF96
重ね当て
白山桃
滅身無投殺掌陰蹴竜巻槍打
超重ね当て
|
KOF99
肘当て(特殊技)
重ね当て
白山桃
滅身無投殺掌陰蹴扇溝流し
竜巻槍打
超重ね当て
心眼 葛落とし |
KOF2000
肘当て(特殊技)
重ね当て
白山桃
滅身無投殺掌陰蹴半身・諸手返し扇溝流し竜巻槍打
超重ね当て
心眼 葛落とし |
KOFXI / KOF11
肘当て(特殊技)
重ね当て
天地周転
滅身無投殺掌陰蹴半身・諸手返し扇溝流し
扇溝寄身
竜巻槍打
超重ね当て
不知火
心眼・葛落とし
|
KOF98UM
肘当て(特殊技)
重ね当て
対空重ね当て
白山桃
滅身無投殺掌陰蹴双掌弾
雷咆吼
竜巻槍打
超重ね当て
|
KOF2002UM
肘当て(特殊技)
重ね当て
白山桃
滅身無投殺掌陰蹴半身・諸手返し扇溝流し
竜巻槍打
超重ね当て
心眼 葛落とし
双星重ね当て 竜霞
|
KO後のセリフ/勝利メッセージ
KO後のセリフ
「ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝」
1ラウンド取った時
「あっはっはっはっはっは」(腕組みをしながら)
2ラウンド取った時
「Come back when you grow up」(手のひらサイズのメモ帳あるいは辞書のようなものを開いてから相手を指さし)
「KOF96」… ラウンド勝利時のセリフは龍虎の拳外伝とほぼ同じ。
「KOF99」… 「また勝ちました」(鉢巻を取って、両手で持った鉢巻を見つめながら)
以降KOFXIまで基本的に同じ。
勝利メッセージ
龍虎の拳外伝
vsロディ・バーツ
「あなたの動きには無駄がおおすぎます。」
vsレニィ・クレストン
「そんな物ふり回しても、私の動きをとらえることはできない。」
vs不破刃
「あなたは日本人ですね。リョウという人を知りませんか?」
vsロバート・ガルシア
「やった!極限流一人取ったぞ。やっぱり藤堂流は無敵なんだ。」
vs王覚山
「動物まで使うなんて、男らしく堂々と闘いなさい。」
vsシンクレア
「リョウという男がこの屋敷にいるはずだ。どこにいるんだ?」
vsカーマン・コール
「ご身術の覚えがあるようですね。見事な腕前です。」
極限流キャラクターに対しては特に自身の藤堂流という流派を自画自賛する傾向にある。
他の相手に対しても基本的にこちらの強さを改めて主張するような言葉が多い。
ただし、カーマン・コールに対しては敬意を払っている。
これは、自身の使う藤堂流古武術が合気道を取り入れたものであるという事と関係あるのかもしれない。
実際にカーマン・コールは格闘スタイルが護身術であり、「ヘフティガー・シュトースアグリフ」という
当て身投げ系の必殺技を使う事ができる。
これは藤堂香澄が使う合気道を元にした技と共通する部分がある。
よって、カーマン・コールと自身に共通した部分を見出だしたのも含め、実力を認めている事になる。
vsワイラー(ボス戦)
試合前
ワイラー「そこで何をしている勝手に俺の土地に入ってくるとはいい度胸だな。」
香澄「もう少しゆっくり話してくれないと意味が解らないぞ」
ワイラー「この場所を人に知られてはまずいんだよな。悪いがお前にはここで消えてもらう事になる。」
香澄「こ…こいつ…何だ?どうなってんの?」
ワイラー「覚悟しな」
試合後勝利メッセージ
「いったいどういうこと?人がこんなになって………逃げよう!」
そもそも戦う前に「逃げよう!」と判断しなかったところが、藤堂香澄の強さの理由の一つである。
vsリョウ・サカザキ(ラスボス戦)
試合前
香澄「ちょっ、ちょっと待ちなさい。うん、間違いない。KASUMI TODO MY NAME. FROM JAPAN I COME, I SEEK RYO SAKAZAKI...」
リョウ「大丈夫、日本語なら俺もわかるぜ。何か用かい?」
香澄「そっ、そうか。父様はお前達に敗れて以来 行方不明になっている。父様はどこにいる。」
リョウ「あの古武道のおっさんの娘だって?悪いが居所なんて知らないぜ。」
香澄「とぼけても無駄だ。お前を倒してでも父様の行方を聞き出してやる。覚悟… よろしいな。」
(藤堂香澄vsリョウ・サカザキの試合が始まる)
試合後
香澄「ハアハアハア、リョウ・サカザキ。これで止めだ。くらえっ!」
(「超重ね当て」を出す直前のような構えをする)
?「それまで!」
香澄「かっ、母様…母様、あと一歩の所で何故止められるのですか。止めをささせてください。」
志津子「香澄、父を思うあなたの気持ちしかと受け止めました。が、無断で家を飛び出した行為は厳罰に値します。」
香澄「しかし、母様!」
(ここで志津子が二歩半程前進し香澄に向けて左上段平手打ちを放ち、香澄の側頭部に直撃する)
志津子「聞き分けのないことを言うのではありません。これ以上当家の名に泥を塗るつもりですか。」
香澄「…くっ… 申し訳…ございません…」
志津子「さて、この度は娘が迷惑をおかけしたようで。数々の無礼お許しください。」
リョウ「俺は、別に…」
志津子「世に名を轟かせる極限流の拳しかと拝見させていただきました。夫の竜白もあなたとの再戦を果たすべく、どこかの空の下修行に明けくれていることでしょう。ぜひ一度日本においでなさい。」
リョウ「ああ、わかった。」
志津子「それでは香澄、帰りますよ。」
香澄「はい、母様。」
(志津子と香澄が退場してその後香澄だけ戻ってくる)
リョウ「どうしたんだい?」
(香澄が自身の鉢巻をその場で解き、リョウに手渡す)
香澄「再戦の証にこれをあずけておく。私はこれを取り戻すため必ずお前の前に戻ってくる。その時にもう一度闘ってくれるか?」
リョウ「よし、約束しよう。」
香澄「約束だぞ。絶対にもう一度。」
リョウ「ああ、約束だ。」
香澄「絶対だぞ。逃げたりしたら承知しないからな。」
リョウ「ああ、わかってるよ。」
香澄「絶対の絶対だぞ。」
リョウ「………」
香澄「今度会った時は…」
志津子「香澄!いいかげんにしなさい!」
香澄「はい…」
(画面が暗転してスタッフロールが流れる)
「絶対に~」から始まる呼びかけを連発する部分が上島竜兵を連想させるため、
「………」の時に、リョウの頭の中では「(フリかもしれない)」という考えがよぎったのではないか?
また、この会話のやり取りから「闘う」という事を取り除くと、恋愛シミュレーションの中でヤンデレの美少女が好意を持つ相手に対してしつこく会話を引きのばしているように見えなくもない。
そして、途中で乱入してきた藤堂志津子による上段平手打ちの発生の速さと隙の少なさは他の出場キャラクターを上回るものがあり、本当のラスボスは藤堂志津子だったのかもしれないという感想を持ってしまうプレーヤーも少なくないはずである。
KOF96
vs龍虎の拳チーム
「お父さん!私とうとう極限流を倒したわ!今、最高に気分がいいです!」
vs主人公チーム
「この大会で伝説の草薙流と戦えるなんて!私が勝ったけど光栄でした。」
vsボスチーム
「拳の本質を歪めて技を使う事は、悪鬼に等しい人間以下の行為です。」
vs女性格闘家チーム
「藤堂流を侮辱する事は父を侮辱する事にも等しい事です!許せません!」
vs他のチーム
「世界中に藤堂流の名を知らしめてみせます!いつの日か必ず!」
「闘うからには情けは対戦相手に失礼です!いつでも真剣勝負です!」
KOF99
vs龍虎の拳チーム
「空手家のあやしかたは知ってます!予想通りの結果です!」
vs餓狼伝説チーム
「狼達は藤堂流で返り討ちです!勝負はもう見えていましたから!」
vsその他
「いつも、命をかけてます!!今に始まった事ではありません!」
「勝つためには手段を選ばない!禁じ手も使うのが真剣勝負です!」
「やっぱり藤堂流古武術は強かった!私、信じていてよかった!」
KOFXI / KOF11
シリーズ史上最も勝利メッセージの種類が多いタイトルの一つであるKOFXIでは、KO表示後に特定のボタンを押しっぱなしにする事で、それぞれのボタンに対応した勝利メッセージが表示される。
専用の勝利メッセージが用意されているキャラクター相手にはそれが表示される。
A B C D + EA EB EC ED の8種類 + 藤堂香澄の場合は
vsリョウ・サカザキ vsユリ・サカザキ vs藤堂香澄 vs如月影二 の12種類が用意されている。
A「全ての技を出し切りました!藤堂流、会心の勝利です!」
B「藤堂流の名誉、竜白が娘、香澄が守りました!」
C「さぁ、しゃべってもらうぞ!父様はどこだ!」
D「あなたの動き、読めました!藤堂流は洞察力も疎かにしません!」
E+A「私には手抜きなんてできません。修行も大会も常に全力です!」
E+B「藤堂流の名、汚すわけにはいきません!」
E+C「この程度のダメージなら、大丈夫です!気力で乗り切ってみせます!」
E+D「私はまだまだ未熟者です。父様ならこのような敵、瞬殺していたでしょう。」
vsリョウ・サカザキ
「極限流、藤堂香澄が討ち取った!」
vsユリ・サカザキ
「あなたの技は亜流。極限流を倒したとは思いません!」
vs藤堂香澄(同キャラ対決)
「あ、あなたまさか……父様の隠し子!?」
vs如月影二
「如月流、お見事でした!共に極限流を打倒しましょう!」
KOFXIV / KOF14
KOFXIVではプレイヤーキャラクターではないが、女性格闘家チームのエンディングでサウスタウンのパオパオカフェ店内に登場。
藤堂香澄「あ!極限流!ここであったが100年目!いざ勝負!」
リョウ・サカザキ「望むところだ!大食い対決なら負けないぜ!」
リョウ・サカザキの事を名前でなく「極限流」と呼んでいる。
この時の勝負は格闘でなく大食い対決で、食事代はリチャード・マイヤのおごりである。
グラフィック
ガードモーション
「龍虎の拳外伝 / KOF96 / KOF98UM」
相手に向かって片方の肘関節を直角より少しだけ小さい角度に曲げて握拳を立て、もう片方の腕の関節を曲げて上腕が胸部に接し握拳を上に向ける構えでガードをする。
頭部は傾かずに相手に向け表情は両目の瞼を開き口を開けて顎も少し開けていて下歯が見える。
「KOF99 / KOF2000 / KOFXI」
相手に向かって片方の肘関節を 30°<θ<60° ぐらいの鋭角に曲げて握拳を立て、もう片方の腕の関節を曲げて引き握拳を上に向ける構えでガードをする。
頭部がやや斜め下に傾き顎を引き、表情は画面から見て奥の方の片目を閉じ、口を開けているが閉じた顎により食いしばった歯が見えるようになっている。
攻撃以外で藤堂香澄の上歯と下歯が同時に見えるのは、このガードモーションを取っている時と、KOF96とKOF98UMでラウンド敗北後の背景に待機している状態で同じチームのプレイヤーキャラクターがラウンド勝利をした時の専用モーションの2つである。
小ネタ
掛け合い
「KOF99」
藤堂香澄vs矢吹真吾で試合をすると、ラウンド開始前に真吾がメモ帳を見て技の確認らしき行動をしている事に対して香澄が「手帳なんか見るな!!」と怒鳴りつける。
原作の「龍虎の拳外伝」と「KOF96」で、ラウンド終了後に手帳を確認しながら対戦相手キャラに向かってセリフを言う行動を行っていた事との関連性があると思われる。
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